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エンジンの電飾 [シャトル・タイデリアム製作記]

タラップと着陸脚の制作に必要なギヤーボックスが入荷待ち状態なので、エンジンの電飾に着手しました(^^ゞ
電飾に使用するのは、冷陰極管やLEDではなく、なんと蛍光灯です(^_^)v
始めは冷陰極管にしようと思っていたのですが、ちょうど良い長さのものが入手出来ないのです。
光量も満足出来ないので、どうしようかと思案していたところ、たまたま家にあった4Wの蛍光管が収まりそうな事に気付きました(^^♪
ただし、4Wとは言えそのままでは収まりません。
両端の電極を外し、ガラス管だけに加工する必要があります。
当然、蛍光灯はガラスですから、慎重に取り除く必要がありますので、その手順を紹介したいと思います。

A 加工前の蛍光灯です。2本の電極がベークライトの板から出ており、
  アルミ製の栓で圧着されています。
B まず、電極にカシメられて銅線が封入されていますので、
  カットして銅線を自由にします。
C 金属用のノコギリで切れ目を入れ、アルミのパッケージをめくりながら
  外していきます。
D パッケージが外れると、ベークライトの基盤も外れ、銅線がむき出し
  になります。隙間は樹脂で固められています。
E 樹脂をカッターで少しずつ削り取っていき、ガラスをむき出しにします。
F これでキットのエンジンパーツの裏側へ、ピッタリハマる様になります。

蛍光灯は、当然ガラス(しかも薄い)ですから、割と簡単に割れます(+_+)
ケガには充分注意してくださいネ(^。^)b
万一に備えて、皮手袋の着用をお勧めします。
なお、この加工でケガをしても、当局では一切関知しませんよー(^_^;)

次に、発光させるための装置を作らなければなりません。
普通、蛍光灯は100Vで動作しますが、安定器が必要ですし、100Vもの高圧を取り回すのは安全面からもよろしくありません。
そこで、低い電圧を昇圧して100Vを作り、発光させようと考えました(*^。^*)
回路的には簡単で、トランジスタ1石で発振させ、トランスで昇圧させるものです。
ところが、昇圧に必要なトランスが入手できません_| ̄|○おーまいがっ
現在は需要が無くなっている事から、国内でも製造している工場が少なくなってしまい、仮に入手できたとしても非常に高価になってしまうらしいです。
なじみの電子パーツショップの方によると、乾電池で光る携帯ランタンをバラせば同じような回路が入っているとのアドバイスを頂きましたヽ(^。^)ノ
しかも、自分で制作するより安価に済むらしいです。
早速、ホームセンターに行って蛍光灯を乾電池4本で光らせる携帯ランタンを購入してみました。
ちなみに値段は980円でした。4Wの蛍光灯1本で300円程しますので、確かに部品を集めるよりずっと安価です(^_^)v
バラしてみると、作ろうと思っていたものと同等の回路があるではないですか。
購入したランタンには、懐中電灯と点滅するポジションライトの機能も付いていましたので、余計なマルチ・バイブレータ回路も付いていましたが、大きさも手頃で、このまま使えそうです(^^♪

画像左が取り出した回路、右は5.5VのACアダプタを使って発光させたものです。
元々、乾電池4本(6V)を使用するタイプだったのですが、5.5Vでも充分な光量です(^^♪
逆に、光漏れ対策に悩んでしまうほどの発光ですし、スイッチオンでパッと点灯しますから、最高の電飾になりそうですヽ(^。^)ノわーい

何だか説明がヘタっぴで、長くなってしまいましたが、参考になって頂ければ幸いです。

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borsalino3

さすが、電飾の鬼 どろぼうひげさんはスゴイです!(◎_◎;)
こんな作業 ワタシには絶対出来ません。
今回は、過去最高のギミック満載作品になるんじゃないですか?
こりゃ、完成がたのしみだ~。ヽ(^。^)ノ
by borsalino3 (2007-03-31 21:31) 

どろぼうひげ

ボルサリーノ3さん、恐れ入ります(^^♪
蛍光灯をバラしている時は、ギリギリ入らなかったらどうしよう?とドキドキでした(^_^;)
やってみるとピッタリで、こうする事を前提に設計されたかの様です。
このキットを制作される方にはオススメのギミックですね(^^♪
by どろぼうひげ (2007-04-01 10:52) 

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