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スジ彫り [シャトル・タイデリアム製作記]

キットのパネルラインは、凸モールドです(ーー;)しかも全部
機首のパーツも、もれなく凸モールドですので、スジ彫りをしなおしてあげなければなりませぬ(+_+)
もっと他にも良い方法があると思いますが、ボクの取った方法を紹介してみます。
参考になって頂ければ幸いです(^^♪

A 凸モールドを、おおまかにカッターで削り取りますが、
  その際、角になるところに0.5ミリの穴を開けておきます。
B ペーパーで完全にモールドを消し、穴を目印にして
  マスキングテープを貼ってガイドを作ります。
C エッチングソーや、ケガキ針を使ってモールドを掘り込みます。
  ほとんど判りませんが、穴が残っているところがあります。
D 穴を瞬間接着剤でふさぎ、硬化後に彫りなおして完成です。

この方法で、ほぼ同じ場所に彫る事が出来ました(^_^)v
穴を開けておく事でストッパーにもなり、勢い余って飛び出してしまう事故も防げます。
ただし、この方法は直線にしか使えません(~_~)

こうして、機首部分のパネルラインを全て掘りなおし出来ました(^^♪

左上は加工前、左下が加工後で、右は終了した全体の画像です。
別にスジ彫りをやり直したからではありませんが、シャトルって優雅なデザインですね。
この機首はキツネみたいなデザインですが、どこと無くみやびな雰囲気を感じるのはボクだけでしょうか?(^。^*)

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コメント 4

borsalino3

ごくろうさまです m(__)m
私もMPC社のAT-ATスノーウォーカーを作った時に凸モールドに泣かされました (TωT) プラを凹ました方が材料費が安いんじゃないでしょうか? (-_-?)
凸モールドの方が、金型が安いのかな???

確かに、このデザインは紙飛行機の様な感じがして雅ですねぇ。
どろぼうひげさん!nice頂きましてありがとうございました。m(__)m
by borsalino3 (2007-03-26 22:28) 

どろぼうひげ

ボルサリーノ3さん、こんにちは(^^♪
あ、そういえばAT-ATも凸モールドだそうですね。
友人に聞きましたが、そりゃぁ苦労したそうです(ーー;)
憶測ですが、金型は凹凸が逆になるわけですから、モールドを凹ますという事は、周りを全部削る必要があると思います。
つまり、手間がかかる->コストアップという事になるからではないでしょうか?
逆に、モールドを凸にするには、金型をただ彫るだけで済みますから、簡単に出来ると思います(^_^;)
彫刻機の精度が良くない時代だったのでしょうね(+_+)

なるほど。紙飛行機にも見えますね(^^♪
by どろぼうひげ (2007-03-27 17:59) 

ひぐらし

穴を目印にしておく方法。これ、いいアイデアですねえ。大変参考になりました。凸モールドにする理由は、結局金型が簡単だからです。だから、とにかく線を入れておいて、あとは組み立てる側の技量に任せる、という時代の加工方法だと思います。
 近頃は、金型加工の技術が進歩して、雄型を作って放電加工して、あるいは、NC加工機で掘り込んで、あとは電解研磨するなど、加工方法の選択肢がたくさんあるので、凹モールドも比較的簡単に作れるのでしょう。だから、大手のメーカーで数が捌ける公算があるなら、金型にお金をかけて凹モールドにするでしょうね。
 僕が子供の頃、初めて作った大戦機の、「零式観測機」が凸モールドだったように記憶しています。もう、35年ほど前の話ですが。最チャレンジしたくなりましたよ。
by ひぐらし (2007-03-29 21:05) 

どろぼうひげ

ひぐらしさん、ありがとうございます(^^♪
穴を開けて彫りなおす方法は、思い付いた時に、思わず「ニヤリ」としてしまいました"^_^"
最近の成型技術はスゴイですよね。
特に、ガンプラでは世界に誇れる技術が満載だと思います。
緻密に計算された可動範囲や、色プラ、スライド金型など、数年前には考えられなかったテクノロジーが満載ですヽ(^。^)ノ
確かに、ボクが子供の頃は、凸モールドが当たり前でした(+_+)
せっかく素晴らしい技術で成型されている模型が溢れているのに、作る子供達が減っているのが残念です_| ̄|○
by どろぼうひげ (2007-03-29 21:45) 

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