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モーター駆動回路 [シャトル・タイデリアム製作記]

タラップを開閉するためには、モーターを正転・逆転させなければなりません。
電子回路について、もうちょっと簡単に説明して欲しいという要望があったので、ちょっと詳しく解説してみます。
モーターを正転・逆転させるためには、こんな回路を組む必要があります。

モーターに+と-をつなげば回りますが、+と-を逆転させれば逆に回りますよね。
この回路では、スイッチAとスイッチDだけをオンにすると正転します。
今度は、スイッチBとスイッチCだけをオンにすれば逆転するしくみです。
このスイッチ部分をトランジスタに置き換えた、Hブリッジ回路というものがありますが、もっと使いやすくIC化された、モータードライバICというものがあります。

ICの動作用の電源とモーター駆動用の電源を加え、Aに電圧が加わえると正転し、Bに加えると逆転してくれます。
モーターの規模、電圧、回転数制御、ブレーキ付きなど、実にたくさんの種類があります。
今回使用するのは、マブチのFA-130というモーターなので、TA7291Pをチョイスしました(赤四角)
これを使えば、複雑な回路を組まなくても、正転・逆転信号のみで制御できます(^^♪
ただし、弱点もあります。
まず、発熱がありますが、モーターが動作する時間は短いので何とかなりそうです。
次に、モーター用の電源が必要になる事です。
今回は5.5VのACアダプタを使用しますが、ここから3.3Vの電圧を作らなければなりません。
普通、モーターの電圧は乾電池2本分の3Vなのに、なぜ3.3Vなのかといいますと、モータードライバICは、IC化されているとはいえ、中身はHブリッジ接続のトランジスタですから電圧に損失があり、モーター用の電圧が下がってしまうからです。
う~ん。
今日は説明だけで終わってしまった(ーー;)

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