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配線・完成 [メカコレヤマト&ランベア 製作記]

ヤマトのエンジン電飾、配線、ベースを製作して完成です(^^♪

エンジンにLEDを仕込みます。
ついでにサブエンジンも、ひとつのLEDで電飾しています。
エンジンにLED.jpg
A サブエンジンも発光させたいので、0.5ミリの光ファイバーを仕込みました。
  先端をライターの火であぶって、キノコ状にして、噴射口いっぱいの太さに
  加工しています。
  最初から1ミリ径のファイバーを使うと、内部で曲げるのがシンドくなるからです。
B ファイバーは、内部で180度曲げて、メインエンジンの方を向かせます。
C ちょうど、メインエンジンLEDのおしりに来る位置でカットしました。
  これでメインエンジンの光が、サブエンジンまで誘導されます。
D メインエンジンは、3ミリのLEDへ取って置いたコーンを戻します。
  もちろん、しっかり遮光のブラックを吹いてから船体色を吹いたものです。

これでエンジンがサブエンジンまで点火できました。
エンジン点灯.jpg
LEDのおしりは、ファイバーのカット面を邪魔しないようにパテでふさいでおきます。
元々がクリアーパーツなので、ブラックを吹いて完全に遮光してから工作しています(^_^;)
エンジンは高速明減させて噴射の様子を再現しますが、サブエンジンも同じタイミングで高速明減しちゃいます。
でも、1個のLEDでサブエンジンまで点灯出来るメリットの方が大きいですよね(^^♪

今回のヤマト制御回路は、こんな感じです。
メカコレヤマト 電飾回路 Ver.2.00.PNG
全てのLEDは、PIC12F675に集められ、波動砲発射のシーケンスを再現します。
GP0~GP2の3本で色を変化させて波動砲の光を再現します。
GP3は発射スイッチで、このスイッチを押せばいつでも波動砲発射のシーケンスをスタートします。
ただし、展示会などではスイッチを押してくれる方が少ないので、2分間経ってもスイッチを押してくれなかったら勝手に発射するプログラムを書きました(^_^;)
GP4は艦橋と展望室で合計4個のLEDを制御します。
ピン数が足りないので、出力を2つに分けて、トランジスタでスイッチングさせ、それぞれ2つのLEDのON/OFFを制御しています。
幸い、グリーンのLEDは2Vで点灯するので、2個直列で繋いでも4Vあれば点灯します(^^♪
一応、5V電源ではオーバーなので、CRDで定電流化しています。
艦橋と展望室は全て同時に点灯/消灯する事になりますが、SOPパッケージの12F675じゃないと、船体内部に納まらないため、止む無くこんな回路になりました(ーー;)
GP5はエンジンのLEDです。
波動砲を発射していない時はPICはヒマなので、高速明減させています。
今回はエンジンスタート時はフワッと点灯し、波動砲発射前にはスッと消える様にプログラムも進化させました(^_^*)

配線を船体内部に通していきます。
内部配線を集める.jpg
配線は、すべておなかに集めています。
A 波動砲のR・G・BとGNDの計4本です。
  内部の仕切りに穴を開けて通しました。
B グリーンLEDをスイッチングする二つのトランジスタです。
  やはりスペースが足りませんので、抵抗はチップを使い、直接ハンダ付けして
  あります。
  航法コンピュータ室の辺りの空間に押し込みました。
C 側方展望室の配線も、穴を開けて内部に引き込んでいます。
  反対側の側面にもありますので、さいごにおなかの中で配線できるように、
  トランジスタの配線も引き込んであります。
D エンジンのLEDへの配線です。
  こちらは単純におなかまで引き込んだだけですね(^_^;)
E 支柱に真鍮パイプを差込み、ベースから5Vの電源をもらいます。
  発射スイッチの配線も、予め通しておきました。

内部で配線した様子です。
おなかで配線.jpg
かなりの配線量になりますので、内部はゴッチャゴチャです(^_^*)
これだけの配線量なのに収まってくれたのは、ポリウレタン線の力が大きいですね。
ひとつひとつ確認しながら配線していきました。
PICには、チップ抵抗を直接ハンダ付けしてあり、取り付けスペースを確保していますが、それでもギリギリのサイズです。
もう少し空間があれば、16F88か16F30が使えたので、艦橋や展望室を順番に消す事ができたのに、残念です(ーー;)

ベースは市販のケースに、プラ板の箱組みを組み合わせました。
ベース.jpg
市販のケース(あれ?結局100均のだっけかな?)を使って支柱を固定しますが、どうせなら電池でも稼動できる様にしたいところです。
んで、電池が収まる高さをプラ板で箱組みしました。
どうせACアダプタのジャックやスイッチ、5Vの電圧コンバータも内蔵する必要があったので、カサ上げが必要でした(^_^*)
重心のバランスを考えて、電池を中央に配置し、アダプタジャックやスイッチ用の穴を開けています。
今回はいつもの100均のシガーライターからUSB電源を取るアダプタが手元に無かったので、7805を使ったレギュレータを使いました。
そしたら意外と熱が発生してきたので、仕方なく放熱器を取り付けましたので、放熱器が飛び出す穴まで開けるハメになりました(+_+)
やはりスイッチングコンバータじゃないと、安心して使えませんねぇ(ーー;)
前方の穴には、波動砲の発射スイッチを取り付けます。
ただのプッシュスイッチですが、1/500ヤマトを製作した時に透明なカバー付きを買っておいたので、それを使ってレタリングも入れてみました。

配線を収め、パーツを接着して、合わせ目をパテ埋めしたのち、汚し塗装を加えました。
汚し塗装.jpg
汚しはエナメルのコゲ茶を基本としていますが、パステル系も少し使っています。
たてのラインを意識的に残した他、明暗を付けてコントラスト比をオーバーに表現する事で巨大感をだしてみたつもりです(^_^*)

完成しました(^^)/
全体像.jpg
やたらとベースが大きくみえますが、仕様です(^_^*)
汎用のケースに組み付けてしまった方が、郵送や持ち運ぶ際に便利なんですよ
完成しても12センチと、小さいヤマトですけど、フル電飾に波動砲発射ギミック内蔵と、存分にしゃぶり尽くしました(^^♪
完成画像はランベアと一緒にアップしますので、よろしくです(^^)/

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コメント(2) 

コメント 2

まうんてんし~ぷ

どろぼうひげさん、こんばんは。ホビージャパンの記事も見させて頂きましたが、ブログ記事を読むと改めて、半端無さすぎ~!とぶっ飛んでしまいました。旧ヤマト直撃世代には、メカコレって特別な意味合いのあるプラモですよね。作っては壊しを何回繰り返したことか。それだけに、このサイズのキットに、ここまでの加工を施される、どろぼうひげさんの技術に脱帽です。ランベアの記事も楽しみにしてま~す。ドメル艦隊、いいですよね~!
by まうんてんし~ぷ (2016-02-20 21:14) 

どろぼうひげ

まうんてんし~ぷ さん、こんばんは(^^♪
ご覧頂き、ありがとうございます!
ボクもメカコレには散々お世話になった世代です(^_^*)
当時からエンジンにムギ球を仕込んで発光させて遊んでいましたが、この歳になってもメカコレを光らせているとは思いもしませんでした(^^♪
新しくなったメカコレシリーズは、それだけ魅力あるキットなのでしょうね。
メカコレでドメル艦隊を再現とか面白そうですけど、作例以外で多段空母の電飾はやりたくないなぁ(ーー;)
by どろぼうひげ (2016-02-20 22:02) 

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