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仕上げ・光センサー [アンドロメダ 製作記]

今回は塗装の仕上げと、光センサーによる電飾ユニットとの連動です。

艦橋を塗装しました。
基本塗装.jpg
艦橋も、船体と同じブルーグレーで塗装しました。
ブラックから立ち上げていますので、こらもベタ塗りではなく、まだらに塗装しています。
艦橋の白い部分は、微妙な黄色が欲しかったので、灰色9号で塗装しました。
丸い赤の部分はスーパーイタリアンレッドです。
スミ入れしました。
スミ入れ.jpg
エナメルのコゲ茶を、薄く流してスジ状にふき取っています。
最新鋭の戦艦ですから、汚れはほとんど無いと思いますので、よく見ないと判らない程度に残しています。
ただ、広い面の場合は、下に行くほど暗くなる様に加減しました。
少しでも巨大に見えてくれるようにと、涙ぐましい努力です(^_^;)

艦橋内部のクリアーパーツには、遮光処理をしました。
アルミテープ.jpg
艦橋の窓は、標準の電飾ユニットで発光しますが、窓とLEDが離れた位置にあるため、クリアーパーツで光を伝達しています。
そのクリアーパーツ自身が発光してしまうため、そのまま組み立てると、漏れた光がパーツのスキマから見えてしまいます。
パーツの内面をブラックで塗装しても防ぎ切れないので、クリアーパーツにアルミテープを巻きました。
窓の部分と、パーツが組み合わさる部分には貼っていませんけど、効果は絶大です。
艦橋の窓だけを綺麗に光らせる事ができますので、お勧めの工作ポイントです(^^♪

でも、それだけではまだ不十分です。
光センサー.jpg
艦橋のLEDユニットそのものから、光が派手に漏れてしまいます。
LEDユニットにプラパイプを取り付け、クリアーパーツだけ光が当る様に、不要な穴は全てパテで塞いでしまいました。
横に付いているのは、光センサーです。
光センサーといえば、Cdsが定番ですが、反応速度が遅くて不安定なので、今回はフォト・トランジスタを使いました。
センサーとしては贅沢品ですが、エッジが効いたカチッとしたスイッチングが可能です。
3ミリのLEDと同じ大きさと形をしていますので、熱収縮チューブで遮光して、パイプに開けた穴から差し込んで固定しました。
ちなみに、エンジンのLEDは、PWM制御で高速にON/OFFされていますので、そちらの光を検知させるとチカチカと瞬いてしまって、使い物になりません(^_^;)

これだけ光漏れ対策をしておけば安心です。
光漏れ処理.jpg
余計な部分に光が出てこないので、パーツの合わせ目や、艦橋後部の赤く丸い部分へも光が漏れてきません。
艦橋の窓だけがビシッと光ってくれるので、これから製作する方にお勧めの工作です。

さて、今回は標準の電飾ユニットからの光を、センサーで拾ってPICマイコンで制御しています。
でも、PICマイコンを使わなくても、光センサーを使った普通のアナログ回路で、連動制御する事は可能です。
1/144ファルコンのヘッドライトを、自動点灯させた時の回路を掲載しておきます。
自動点灯回路 図.jpg
こちらはリレーでONになりますので、12Vへ並列でLEDを繋げば、たくさんの航行灯を連動させて点灯できます。
回路図が読める方なら、比較的簡単に作れる回路ですので、参考までにご紹介しておきます。
ただし、標準の電飾ユニットが自動的に消えると、センサーが検知して消灯してしまいますので、ご注意を(^^)b

甲板を塗装しました。
甲板.jpg
甲板はなぜかブラウンでしたので、ウッドブラウンにガイアのニュートラルグレーを足した明るいブラウンで塗装しました。

エンジンのコーンも塗装しています。
エンジンコーン.jpg
メインノズルは、どうもただのグレーではなく、薄くパープルが入っている様に見えたので、301グレーに様子を見ながらパープルを数滴混ぜ、更にシャインレッドも数滴追加して赤に振りました。
ただのグレーよりも重みが出たかな?いや、あんまり変わらないかも(^_^*)
サブエンジンの内側はスーパーイタリアンレッドです。
この後のスミ入れにより、多少暗くなることを想定して、明るめの赤で塗装しました。

船体にもスミ入れと汚しを加えました。
スジ汚し.jpg
エナメルで、黒に近いコゲ茶色を作り、スミ入れしました。
ふき取りの際に、縦のスジ状の汚れを追加しています。
竣工したばかりの艦ですので、汚しは極力控え目で、巨大感の演出のために加えた効果となります。

メインの制御回路を製作します。
アンドロメダ 電飾制御回路.PNG
センサーで艦橋の光を検知して、航行灯の点灯や点滅を制御します。
標準の電飾ユニットは、約3分経つと自動的に電源がOFFになるため、追加した電飾も消えてしまいます。
外部スイッチで、光センサーからの光を無視して点灯し続けるモードを追加しました。
通常時は、電飾ユニットがオンになると、航行灯を点灯させたり点滅させ、更に砲塔の電動旋回を動作させます。
拡散波動砲を撃つ時は、艦橋のLEDも消えますので、航行灯は全て消し、砲塔の自動旋回を停止させて中央に戻します。
こんな複雑な動作は、マイコンが無いと実現できませんね(^_^;)
メインマイコン.jpg
すごく複雑な動作をする回路ですが、プログラミングで実現するため、回路は非常にコンパクトです。

配線後、動作を確認したら船体を組み立てます。
最終組み立て.jpg
追加した回路は、単純に航行灯を点灯させただけではありませんので、回路も大掛かりになりました。
アンドロメダは、比較的大きいのが幸いして、無事に船体内部に納めることが出来て良かったです。

追加した回路は、標準の電飾ユニットとは完全に独立していますので、別に電源を用意しています。
スイッチ.jpg
12V1AのACアダプタから5Vに変換して動力にしました。
電源スイッチと、標準の電飾ユニットとの連動/単独動作の切替スイッチを取り付けています。
なお、支柱はガッチリと接着してしまいました。
このキット、電池交換の時は逆さまにしてフタを開けなくてはならず、船体が外れて落下してしまう危険があります。
今回は追加した回路で、更に重心が前に行ってしまっているので、ガッチリと固定してしまいました。

さて、これでアンドロメダの製作記は終了です。
完成画像は、別の記事にアップさせて頂きますね。

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