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ツナ・シップ 1 [CA3 エコー基地 制作記]

今回から、ツナ・シップの製作に入りますヽ(^。^)ノ

反乱軍の中型輸送船 Rebel transport、通称ツナ・シップの製作です(^^♪
確かにツナ=まぐろみたいな形状ですが、ボクはこのデザインが大好きですヽ(^。^)ノ
結構、ファンもたくさんいると聞いていますが、キットには恵まれておらず、プラモデルではこのREBEL BASEに付属するキットのみと聞いています(ーー;)
もうちょっと、大きいサイズでキットがあると良かったのになぁ

さて、そのツナ・シップですが、唯一のキットなのに造型としてはイマイチとなっております(^_^;)
ツナ 元パーツ 1.jpg
ツナ 元パーツ 2.jpg
このビークルも上下張り合わせればほぼ完成という、モナカキットです(+_+)
しかも、表面の装甲パターンはプロップと全く合っていません。
特徴的な下面のコンテナも一体成型となっていてポヨヨンです(-_-メ)
他にもエンジンノズル、シールド発生装置、どれも微妙にピントがずれている感じです(^_^;)
全てスクラッチしてしまうのが一番確実ですが、それではキットの作例では無くなってしまうので、このキットを使って何とかツナ・シップを再現してあげなければなりません。

まずは、表面のモールドを全て削り取りました。
モールド削り.jpg
ホームセンターで購入した、40番の布ヤスリにあて木をして、ガシガシ削ります(^^♪
あれだけたくさんのモールドがあった表面ですが、元々木工用の強力なヤスリを使えばガンガン削れます。
その後、600番のペーパーである程度表面を整えてあります。
多少のキズが残っても、この後でプラ板を貼り付けるので心配はナッシングです(^_^;)

次に、サブエンジンの噴射口を切り詰めました。
サブエンジンカット.jpg
キットの形状は、噴射口が後ろまで伸びすぎているので、プロップの画像を参考に途中でカットしています。
噴射口の周辺は、円形にくぼんでいるので、後ほどパテで成型するつもりです。
それから、後部の盛り上がった3つの山は、プロップに比べると角張った形状に感じたので、丸く削りました。
開口とエッジ丸め.jpg
本当はもうちょっと丸みを付けたかったのですが、これ以上削るとプラの厚みが無くなってしまうので、この辺でやめました(^_^;)
最後尾には穴が開いていて、どうやらメカモールドが詰まっているみたいなのですが、手持ちの資料ではどんなメカが詰まっているのか判りません(+_+)まっくらなんだもん
とりあえず、フチは一段高くなっているみたいなので、プラ板を貼り付けてエッジを強調してあります。

次に、メカが飛び出している穴をあけました。
メカの穴.jpg
この穴の位置も、プロップの画像から拾うしかなくて、実際のプロップとは微妙にズレている可能性があります(^_^;)
この穴から顔を出したメカが、いかにも後から付け足したって感じがして、カッコイイです(^^♪
穴はほとんど装甲でふさがれてしまうものもあるので、予定よりも大き目に開口しています。

次に、装甲を貼り付けて行きます。
ヒートプレス.jpg
表面モールドを削り取った船体パーツを使って、0.3ミリのプラ板をヒートプレスしました。
微妙な曲面で構成されているので、同じ形をしたプラ板から切り出さないと、接着面にスキマが出来てしまいます(ーー;)
前・中間・後部と、3枚に分けて2枚ずつ、ヒートプレスしたプラ板を使っています。
途中まで進んだ様子です。
貼り付けの様子.jpg
貼り付ける装甲の形状はとても複雑です(+_+)
長さや幅だけでなく、切り欠きもあるし、重なっている部分もありますので、プロップの画像とにらめっこしながら、同じような位置に貼り付けて行きました。
プロップでは、左側のモールドが簡素化されており、撮影の角度が限定されているみたいです(^_^;)
そのまま再現すると、手抜きしたみたいに見られちゃう気がして、左側もちゃんとモールドを作ってあげました。
なお、0.14ミリのプラペーパー、0.5ミリのプラ板等も使って、高さに変化を付けています。
たった0.5ミリの間での高低差ですが、これによりスケール感が出せると信じて作業しています(^_^*)
かなりめんどくせー作業なので、根気との戦いです(+_+)
この装甲の再現のため、ツナ・シップの製作のおよそ半分の時間を持っていかれました(ーー;)

最後尾ですが、プロップの画像と比べると、どうも長さが足りないようです(+_+)
おしりの延長.jpg
プラ板でおしりの装甲を延長してみました(^^♪
現物合わせで切り抜いたプラ板ですが、どうしても出来てしまう隙間には、表面モールドを削った時のカスを詰めて、流し込み接着剤で固めました(^^♪
それから、サブエンジンの噴射口の部分は、装甲が楕円形に切り取られているので、パテで造型しています。

ここまで成型が終了した状態です。
サフ状態.jpg
装甲の端も不ぞろいで、あちこち穴も開いていて、補修を重ねたポンコツ輸送船の感じが出てきたと思います(^_^;)
プロップの装甲パターンを全てコピーできたわけではありませんが、似たような雰囲気にはなったと思っています(^_^*)

装甲の貼り付けはまだ終わっていませんが、だいぶ長くなってきたので、今日はこの辺で一旦区切りますm(__)m
つづくのら

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コメント 14

キャベツ太郎

な、な、なんちゅう充実した記事!!!
盛り沢山で興奮します!
凄くカッコイイです!
改めて、デザインの良さに見とれます。
カッコイイなぁ~

by キャベツ太郎 (2009-09-14 23:34) 

フクイ

こりゃスゴイ。
壮絶ですね〜
凹部はカッターやノミで切り出してるんですかね?
by フクイ (2009-09-15 00:22) 

GillesV27

やはりここまでやられてるんですね・・・
ファルコンの記事含め、誌面では伝わらなかった部分の保管
感謝です。プリントしてCAに綴じ込んでおこう!
あ、私もフクイさんと同じ質問・・ヤタさんもお上手ですが
この切りかき、私も上手く出来ません・・・
by GillesV27 (2009-09-15 00:36) 

ヤタ

3枚目、つるんとしてて気持ち悪いと言うかおいしそうと言うか(^ ^)
改めてキット状態を見ると愕然としますね・・・これがあんな風になるなんて魔術ですよ。
プラ板貼付け中の写真は萌えますなあ。
by ヤタ (2009-09-15 07:52) 

おーた

フクイさん、GillesV27さんも書かれてますが、装甲板の切り欠きはどうやってるんですか?
地道にデザインナイフでやるんでしょうか。
気が遠くなりそうです。

また、この制作記を書きながらも、きっと裏では何か作ってるんじゃないかと気になって気になって、ご飯が喉を通りません。
毎晩呑んじゃいます。
by おーた (2009-09-15 16:41) 

どろぼうひげ

キャベツ太郎さん、こんばんは(^^♪
サラッと読み終えるボリュームにまとめているつもりですが、ついつい詰め込んでしまいます(^_^;)
しかし、本当にこのデザインは素晴らしいですね。
シンプルな形が一番カッコイイです(^^♪
by どろぼうひげ (2009-09-15 18:33) 

どろぼうひげ

フクイ さん、こんばんは(^^♪
この装甲の切り出しが一番時間が掛かっていますが、普通にカッターナイフ1本で切り抜いているだけですよ(^_^;)

by どろぼうひげ (2009-09-15 18:35) 

どろぼうひげ

GillesV27 さん、こんばんは(^^♪
限られた紙面では、どうしても伝えられない部分があるのは致し方ありませんね(+_+)
こうして、ブログで補完してみたいと思っています(^^♪
切り欠きは、普通にカッターで切り取っているだけですよ(^_^;)
特別な事はしていませんが…(-_-?)

by どろぼうひげ (2009-09-15 19:10) 

どろぼうひげ

ヤタさん、こんばんは(^^♪
座薬みたいな形ですよね(^_^*)
装甲の貼り付けが終わったときは、「終わったー」より、「もうやらなくていいんだー」の喜びが大きかったです(^_^;)
つらかった…

by どろぼうひげ (2009-09-15 19:13) 

どろぼうひげ

おーたさん、こんばんは(^^♪
普通にカッターで切り取っているだけですけど、デザインナイフは使いません。
持ち手が丸いので、刃先の向きが判りにくいんです(+_+)
みなさんに聞かれるので、えらそーにちょっと説明してみますね(^_^*)

まずチキチキ刃を出せる普通のカッターナイフを使います。
ボクが長年愛用しているのは、角ばったオルファのA-2というものです。
緑色のすべり止めが付いています(^^♪

これの刃先をプラ板に当てて、プラ版と垂直になるように位置を調整します。
厳密に合わせなくても、見た目大体でオッケーです。

そのまま押し切ります。
刃先をスライドさせて切るのではなく、垂直に押して切ります。

プラ板の押し切られた先端が、白く白濁しますので、それを目印にもう片方も垂直に押し切ります。

2本の水平な切り込みが出来ました。

切り欠きが短い場合は、切り込みの間を更に押し切れば完成です。

切り欠きが1mm以上ある場合は、一気に切り取ろうとせず、切り込みの間に溝を付ける感覚で線を付けます。
あまり力を入れて彫る必要はありません。
最後にヘシ折ると、ちゃんと綺麗に欠けてくれます。

こんな方法ですけど、お役に立ちますか?(^_^*)

>また、この制作記を書きながらも、きっと裏では何か作ってるんじゃないかと気になって気になって、ご飯が喉を通りません。
スルドイ(ーー;)
実はこっそり、別のものを製作しています(^_^;)
作例ではありませんよ(^^♪
っていうか、どっちみち呑みますよねー(*^_^*)

by どろぼうひげ (2009-09-15 19:32) 

ノクラフ

横から失礼します〜この切り欠き法は効率良さそうですね!
ちょうどぼくも詳しく質問したかった部分です。
ぼくはデザインナイフと精密ドライバー改造ノミを使いましたが、
カッター一本でやってしまうとはさすがですね。
詳しい説明ありがとうございます!
しかし高度すぎて参考に出来るかどうかわかりません(笑)!
by ノクラフ (2009-09-15 22:47) 

おーた

詳しい説明ありがとうございます。
聞いてみると簡単そうなんですが、きっと真似をすると痛い目に会いそうです。
ノクラフさんが書かれています、精密ドライバーを使うというのもなるほどなあと感心しきりです。
いつか将来、装甲板が少ないB-Wingで挑戦してみます。

やっぱり、何か作ってたんですね。
ますます気になって、呑まずにはいられません。
しまったあ!
by おーた (2009-09-16 05:41) 

どろぼうひげ

ノクラフ さん、こんばんは(^^♪
精密ドライバー改造ノミも、以前使っていましたヽ(^。^)ノ
でも、切り欠きの幅が限定されてしまう(特に狭い場合)ので、今の方法に落ち着きました(^_^;)
道具を持ち替える必要が無いので、1箇所5秒くらいで終わります(^^♪
全然高度ではありませんので、是非お試しをヽ(^。^)ノ

by どろぼうひげ (2009-09-17 18:16) 

どろぼうひげ

おーたさん、こんばんは(^^♪
そんなに高度な技術ではありませんので、ちょっと試してみればすぐにコツが掴めるとおもいますヽ(^。^)ノ
SWモノの場合は、この切り欠き作業は宿命かも(^_^;)
うーん。
おーたさんが病気になると困りますので、あとでメールしますね(^_^;)

by どろぼうひげ (2009-09-17 18:23) 

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