回収アームとダメージ [ヴァンシップ 製作記]
回収アームを仕上げました。
ダメージ表現も加えています。
機体のクリアーが乾燥待ちですので、その間に回収アームを仕上げました(^^♪
まずは塗装ですが、イラストはモノクロなので色がわかりません(^_^;)
アニメを見直してみると、クレーンはグリーン系で塗装されている場合が多いみたいです。
でも、機体をグリーンにしちゃったので、同系色ではインパクトが弱くなってしまいそうです。
そこで、一般的なイエローかオレンジに塗装してみる事にしました(^^♪
日常的に目にする重機の色にする事で、見る人が重くてパワーのある機械であると脳内変換してくれる事を狙ってみます(^_^;)
本体はイエローで塗装しました。
黄橙色では、後の汚し塗装で暗くなりすぎると感じたので、キャラクターイエローをチョイスしています。
アーム部分も仕上がりのイメージよりも一段明るいニュートラルグレーで筆塗りしました。
H鋼は軽くマスキングして黒鉄色を吹いています。
今の段階では色が鮮やかで、とても重機には見えないですね(^_^;)おもちゃみたい
退色表現とスミ入れをしました。
A 上方向から薄くホワイトを吹き付け、日光によってイエローが退色した効果を加えます。
あんまり吹き付け過ぎるとレモン色になってしまうので、ほんのり発色すれば充分です。
B スミ入れしました。
エナメルのハルレッドとジャーマングレーで作った赤茶グレーです。
単純なブラックよりも、同系色でまとめた方が自然な陰影が付くと思います(^_^;)
サビを加え、ディテールアップしました。
更にエナメルのレッドブラウンでサビを加えました。
エッジ部分を中心に、面相筆でチョン置きしたりボカしたりしています(^^♪
強弱を付けて、縦に流れた感じや低いところに溜まっている感じを加えるとリアルに仕上がると思います。
よく触る部分は、シルバーを軽くドライブラシして金属の下地が見えている様子も加えました。
A アームの基部に、文字のデカールを貼ってみました。
元々はオレンジのヴェスパ用のデカールでしたが、感嘆符が付いていたので似合いそう
だと思って流用しています(^_^*)
貼ってからつや消しでトップコートしましたが、良いアクセントになったと思います。
アームのシリンダー部分は、アルミテープを貼りました。
塗装では表現出来ない金属光沢ですね(^_^;)
作業員を塗装しました。
自作した作業員を塗装して乗せてみました(^^♪
こちらもアクリルガッシュで塗装しています。
作業服の色も悩んだのですが、イエローにマッチして欲しいので、ダークな色より暖色なオレンジにしました。
袖や裾には油汚れ、ヒザや肘はスリ切れた感じに塗装しています。
一円玉を置いてみましたけど、小さなフィギュアなので細かいニュアンスが伝わるか微妙なところです(^_^*)
これで回収アームが完成しました。
アームの上に人がいる事で、情景がよりドラマティックになると思います。
イラストでは二人いるし、ポーズも変えちゃったので、自分としてはマイナスポイントだと思っていたのですが、こうして仕上がってみると、コレはコレで良い感じになったと思います(^_^*)
そうこうしているうちに、クリアーが乾燥しました(^^♪
クリアー層はやはり少々曇りが出ましたけど、今回の仕上げには充分なテカテカです。
カッティングマットの格子が写って見える程の光沢がキープされていました(^^♪
今回はダメージ表現の機体ですので、コンパウンドを使わなくてもこれで充分だと思います。
コックピットを工作しました。
A 計器板は、キットのパーツに付属のデカールを貼りました。
それだけでは小さなスイッチ類が目立たないので、ホワイトでドライブラシしています。
B コックピットのエッジは、ファントムグレーで仕上げました。
ここはマットにしたい部分ですので、水性のつや消しクリアーを重ね塗りしています。
仮組みした様子です。
元々はクラッシックカーのようなピカピカな機体だった事が表現できたかなー(^_^;)
破壊された部分には、エナメルのブラックで着色してありましが、まだ表現不足ですね。
ここから更にダメージ感を加えて行きたいと思います(^^)/
ダメージ部分に黒鉄色を吹きました。
焼けた部分の周辺は、高熱で塗装も焼けてしまいます。
下地の金属と焼けた感じを表現するために、黒鉄色を吹いてみました。
でも、これだけでは違和感があります。
実際に爆発したり高熱に晒されたなら、もっと焦げていたりススが飛び散っているハズですね。
フラットブラックを重ねました。
更にフラットブラックを重ねました。
光沢が無い、ススけた部分を追加したことになります(^_^;)
フラットブラックの原液を濃い目に薄めて、ワザとダマになって飛び散る濃度で吹き、ススがダメージの周辺に付着した様子も加えてみました。
効果の程はわかりませんけど、黒鉄色を吹いただけよりは良かったかなーと思います(^_^;)
さて、これでダメージ部分の塗装も終了しました(^^)/
仮組みしてみた様子です。
パイロットのフィギュアも乗せてみましたが、改めてヴァンシップってデカイんですねぇ
ススが進行方向に流れた様子も加えようかと思っていたのですが、ヘタに追加するよりこのままの方がよさそうです。
これだけメチャクチャにやられて、よく帰還できましたねー
今回はイラストの機体を再現していますが、ダメージ状態をどう表現するのかが重要だと思います。
上手く仕上がってくれたのかイマイチ自信がありませんけど、考えられる手法は全て盛り込んでみました(^_^;)
まだ追加工作する部分が残っていますので、もうちょっとヴァンシップの工作は続きます。
そろそろベースも考えないとね(^^♪
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ダメージ表現も加えています。
機体のクリアーが乾燥待ちですので、その間に回収アームを仕上げました(^^♪
まずは塗装ですが、イラストはモノクロなので色がわかりません(^_^;)
アニメを見直してみると、クレーンはグリーン系で塗装されている場合が多いみたいです。
でも、機体をグリーンにしちゃったので、同系色ではインパクトが弱くなってしまいそうです。
そこで、一般的なイエローかオレンジに塗装してみる事にしました(^^♪
日常的に目にする重機の色にする事で、見る人が重くてパワーのある機械であると脳内変換してくれる事を狙ってみます(^_^;)
本体はイエローで塗装しました。
黄橙色では、後の汚し塗装で暗くなりすぎると感じたので、キャラクターイエローをチョイスしています。
アーム部分も仕上がりのイメージよりも一段明るいニュートラルグレーで筆塗りしました。
H鋼は軽くマスキングして黒鉄色を吹いています。
今の段階では色が鮮やかで、とても重機には見えないですね(^_^;)おもちゃみたい
退色表現とスミ入れをしました。
A 上方向から薄くホワイトを吹き付け、日光によってイエローが退色した効果を加えます。
あんまり吹き付け過ぎるとレモン色になってしまうので、ほんのり発色すれば充分です。
B スミ入れしました。
エナメルのハルレッドとジャーマングレーで作った赤茶グレーです。
単純なブラックよりも、同系色でまとめた方が自然な陰影が付くと思います(^_^;)
サビを加え、ディテールアップしました。
更にエナメルのレッドブラウンでサビを加えました。
エッジ部分を中心に、面相筆でチョン置きしたりボカしたりしています(^^♪
強弱を付けて、縦に流れた感じや低いところに溜まっている感じを加えるとリアルに仕上がると思います。
よく触る部分は、シルバーを軽くドライブラシして金属の下地が見えている様子も加えました。
A アームの基部に、文字のデカールを貼ってみました。
元々はオレンジのヴェスパ用のデカールでしたが、感嘆符が付いていたので似合いそう
だと思って流用しています(^_^*)
貼ってからつや消しでトップコートしましたが、良いアクセントになったと思います。
アームのシリンダー部分は、アルミテープを貼りました。
塗装では表現出来ない金属光沢ですね(^_^;)
作業員を塗装しました。
自作した作業員を塗装して乗せてみました(^^♪
こちらもアクリルガッシュで塗装しています。
作業服の色も悩んだのですが、イエローにマッチして欲しいので、ダークな色より暖色なオレンジにしました。
袖や裾には油汚れ、ヒザや肘はスリ切れた感じに塗装しています。
一円玉を置いてみましたけど、小さなフィギュアなので細かいニュアンスが伝わるか微妙なところです(^_^*)
これで回収アームが完成しました。
アームの上に人がいる事で、情景がよりドラマティックになると思います。
イラストでは二人いるし、ポーズも変えちゃったので、自分としてはマイナスポイントだと思っていたのですが、こうして仕上がってみると、コレはコレで良い感じになったと思います(^_^*)
そうこうしているうちに、クリアーが乾燥しました(^^♪
クリアー層はやはり少々曇りが出ましたけど、今回の仕上げには充分なテカテカです。
カッティングマットの格子が写って見える程の光沢がキープされていました(^^♪
今回はダメージ表現の機体ですので、コンパウンドを使わなくてもこれで充分だと思います。
コックピットを工作しました。
A 計器板は、キットのパーツに付属のデカールを貼りました。
それだけでは小さなスイッチ類が目立たないので、ホワイトでドライブラシしています。
B コックピットのエッジは、ファントムグレーで仕上げました。
ここはマットにしたい部分ですので、水性のつや消しクリアーを重ね塗りしています。
仮組みした様子です。
元々はクラッシックカーのようなピカピカな機体だった事が表現できたかなー(^_^;)
破壊された部分には、エナメルのブラックで着色してありましが、まだ表現不足ですね。
ここから更にダメージ感を加えて行きたいと思います(^^)/
ダメージ部分に黒鉄色を吹きました。
焼けた部分の周辺は、高熱で塗装も焼けてしまいます。
下地の金属と焼けた感じを表現するために、黒鉄色を吹いてみました。
でも、これだけでは違和感があります。
実際に爆発したり高熱に晒されたなら、もっと焦げていたりススが飛び散っているハズですね。
フラットブラックを重ねました。
更にフラットブラックを重ねました。
光沢が無い、ススけた部分を追加したことになります(^_^;)
フラットブラックの原液を濃い目に薄めて、ワザとダマになって飛び散る濃度で吹き、ススがダメージの周辺に付着した様子も加えてみました。
効果の程はわかりませんけど、黒鉄色を吹いただけよりは良かったかなーと思います(^_^;)
さて、これでダメージ部分の塗装も終了しました(^^)/
仮組みしてみた様子です。
パイロットのフィギュアも乗せてみましたが、改めてヴァンシップってデカイんですねぇ
ススが進行方向に流れた様子も加えようかと思っていたのですが、ヘタに追加するよりこのままの方がよさそうです。
これだけメチャクチャにやられて、よく帰還できましたねー
今回はイラストの機体を再現していますが、ダメージ状態をどう表現するのかが重要だと思います。
上手く仕上がってくれたのかイマイチ自信がありませんけど、考えられる手法は全て盛り込んでみました(^_^;)
まだ追加工作する部分が残っていますので、もうちょっとヴァンシップの工作は続きます。
そろそろベースも考えないとね(^^♪
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2013-02-17 15:25
コメント(10)
壊れ方による塗装の違いって、テーマとして面白いですね。
廃墟や工場の写真集が話題になるのだから、「いろんな状況で壊れたメカ」写真集、なんていうのも…需要は一部の模型愛好家だけ…か(^^;
by chandler2001 (2013-02-17 17:04)
アームはなリアルすぎます。
ドラえもんのでかチビ銃で小さくしたみたいな。
ため息しか…
かっこいいわ〜、初心者な質問です。
どうしたら、そんなに上手く出来るんですか。
感動ですよね。
ため息しか…
by グッチ スターク (2013-02-18 01:06)
手元にも未組立のヴァンシップありますが、同じスケールとは思えない精密さです!
重機の色はこれぞ!って感じがしてイイですね(^^)
by ピコ (2013-02-19 10:42)
chandler2001 さん、こんばんは(^^♪
壊れ方の表現はたくさんあるので、作り手によって千差万別の仕上がりになりそうですね(^_^;)
壊れた写真集も面白そうです。
工場萌えってジャンルがあるくらいですから、需要があるかも知れませんよ(^^♪
by どろぼうひげ (2013-02-19 20:35)
グッチ スターク さん、こんばんは(^^♪
ありがとうございますm(__)m
大きく見えてくれれば、モデラーとして嬉しいです(^^♪
うーん。上手く出来ているのかわかりませんけど、やり方は詳しく記事にしましたので、参考になって頂ければ幸いです(^_^*)
by どろぼうひげ (2013-02-19 20:39)
ピコ さん、こんばんは(^^♪
ありがとうございますm(__)m
とても良いキットですので、是非製作してみて下さい(^^)/
回収アームを黄色にしたのは、ある意味良かったと思っています(^^♪
by どろぼうひげ (2013-02-19 20:41)
比較対象物がないとまったくスケールがわからないのが凄い!
緻密な造影、塗装の証拠ですね!
ベースもどうなるのか? 楽しみです! (#^.^#)
by SOL (2013-02-20 16:33)
SOL さん、こんばんは(^^♪
大きく見えてくれるなら、モデラーとしては嬉しいお言葉です(^^)/
1/48なら、もっと精密に作り込めるかも知れませんが、ボクにはちょうど良いサイズです(^_^*)←手を抜いているなっ
ベースも形になってきたので、ツイートしますね(^^♪
by どろぼうひげ (2013-02-20 20:18)
回収アームが今にも動き出しそう~!
1円玉が巨大過ぎます(笑)
by ぴあにしも (2013-02-21 21:00)
ぴあにしも さん、こんにちは(^^♪
ありがとうございます(^^)/
回収アームはデザインがイラストとは違ってしまいましたが、雰囲気は出せたかなーと思います(^_^*)
自分のアレンジを加えながらの製作は楽しいです(^^♪
by どろぼうひげ (2013-02-23 16:04)