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電飾と波動砲 [メカコレヤマト2199 製作記]

ちょっと間が空いてしまいましたが、メカコレヤマトの製作記です(^^)/

静岡ホビーショーでもひっそりと展示させて頂いたメカコレヤマト、たくさんの方に遊んでもらえてありがとうございました(^^♪
このサイズで波動砲発射までのシーケンスを再現するため、特殊なパーツを使って製作していますので、今回はその辺りを中心にご紹介してみたいと思います(^^)/

まずは展望室ですが、やはりここも点灯させてみたいです(^^♪
展望室のくりぬき.jpg
展望室がある部分の裏側には、肉ヌキの穴が開いていますので、位置がわかって助かります(^_^*)
裏側から、リューターの丸ビットを使って薄々攻撃しました。
表面からLEDの光を当てて、透け具合が均等になる様に少しずつ削って行きました。
充分に薄々になると、ピンバイスで簡単に穴が開くようになります(^_^)v
穴をデザインナイフで繋げて、窓の形に開口しました。
そのままではLEDの光が丸見えになりますので、パテで作ったタマゴ型で0.3ミリプラ板をヒートプレスしてガラスを作っています。
白色のプラ板で、光を均等に拡散させる計画です(^^♪

内部にLEDを仕込んで発光させます。
展望室にLED.jpg
内部にはプラ板で箱を作って、内側にアルミテープを貼っておきました。
フタ側に黄緑色のチップLEDを取り付けて発光させました。
ヤマトは展望室も光ってくれるとイメージがとても良くなりますので、無理をしてでも組み込んでみました(^_^;)

エンジンにもLEDを仕込みました。
エンジンにLED.jpg
エンジンにはコーンも一体成型されていますが、3ミリの穴を開けてイエローの砲弾型LEDを差し込みました。
LEDの先には自作のコーンを接着しています(^_^*)
内部も少々削る必要がありますが、ハメ込みのためのガイドと溝は、出来るだけ残しておきます。
このLEDの裏側から光が漏れまくっていますが、まだ遮光しないで置きます。
なんでかっつーと、この光を利用して、サブエンジンも点灯させちゃいます(^^♪
サブエンジンはファイバー.jpg
サブエンジンは別パーツにより見事に開口されていますので、ぜひ点灯させたいです(^_^*)
0.5ミリの光ファイバーを通し、くるりと反転させてエンジンLEDのおしりまで導きます。
右のサブエンジンは左側へ、左のサブエンジンは右側に通して、ファイバーに出来るだけ負担をかけない様に取り回しています(^^)/
なお、ファイバーの先端は、ライターの火であぶって、光る面積が出来るだけ大きくなる様に工夫しています(^^♪
エンジンの配線.jpg
サブエンジンのファイバーは、ぐるりと回ってメインエンジンのLEDのおしりに出てきます。
配線はポリウレタン線を使って、出来るだけ内部のスペースを圧迫しないようにしています。
エンジン点灯.jpg
メインエンジンは高速明減させますので、サブエンジンの光も同時に明減します(^^♪
小さいので、1個のLEDで3箇所を電飾するには、ちょっと工夫が必要ですね(^_^;)

続いて、波動砲の電飾です(^^)/
波動砲とPIC.jpg
A まず船首のパーツですが、波動砲の口を開口して、裏側を四角に削ります。
  マイナスドライバーの先端を削ってノミを作り、少しずつ削ってスペースを確保しました。
B 波動砲には、フルカラーチップLEDを使用しました。
  R・G・Bの三原色LEDが1個ずつ入っていて、共用のマイナスが1本あるので、
  4本の配線が必要になります。
  全部点灯させれば白になりますし、それぞれの光の強さをPWMでコントロールすれば
  どんな色でも作りだせるLEDです(^^♪
  今回もこのLEDを使って、黄色から青、白になって高速点滅、そして消えていく波動砲の
  発射シーケンスを再現してみます(^^)/
C 波動砲の変化する光をコントロールするには、PICマイコンの力を借ります(^^♪
  でも、今回は内部のスペースが非常に狭いので、普通のPICですら内蔵できません。
  そこで、機器組み込み用のSOPパッケージ版PICを使いました。
  使ったのは12F675ですが、サイズは小さくなっても機能は全く同じです。
  プログラムする時は普通の12F675を使ってテストを重ね、出来上がったらこちらの
  12F675にプログラムを書き込みます。
  書き込みにはゲタと呼ばれる変換アダプタが必要になりますが、今回の様な極小に
  仕上げたい場合に大変便利なマイコンです(^^♪
  なお、LEDの電流制御抵抗も、チップ抵抗を使ってコンパクトに仕上げています。
D 今回は艦橋に2個、展望室に2個の黄緑色LEDを使っていますが、波動砲の発射前に
  は消灯させたいと思います。
  でも、PICの足1本で4個のLEDを点灯させるのは、電流値が足りません(+_+)
  そこで、トランジスタのON/OFFをさせて、5Vではなく9V/12Vで直接LEDを点灯させ
  ることにしました。
  トランジスタもサイズ的に入れたくないのですが、そのためだけに足の多いPICを使う
  のは勿体無いので、回路を工夫して対処しています(^_^*)
  なお、ベース抵抗もチップ抵抗を使って、省スペース化しています。

マイコンに配線しました。
PICマイコン.jpg
こんなに小さなヤマトにも収まってしまうPICなので、他にも色々と使えそうですね(^^♪
右側の3本は波動砲のRGBコントロールです。
左側の上から2本目がトランジスタを制御していて、艦橋や展望室のLEDをコントロール。
3本目はエンジンの高速明減です。
4本目は入力に使っていて、スイッチがマイナスに接続されると波動砲発射のプログラムがスタートです。
ただし、3分経つと自動的に発射するようにプログラミングしました(^_^*)
展示会等ではみんなお行儀が良くて、模型に触れてはイケナイと思っていて、ナカナカスイッチを押してくれない経験から、自動発射にしました(^_^*)
実際の波動砲発射の様子は、先日Youtubeに動画としてアップしましたので、ぜひご覧下さい(^^)/
↓メカコレヤマト2199 波動砲発射
https://www.youtube.com/watch?v=NzuHa8bdKPs

波動砲が発射可能となったので、各部のディテールアップも進めていきます(^^)/
各部のシェイプアップ.jpg
A 各ウィングは薄々攻撃します。
  このサイズで詳細なディテールがモールドされていますので、見えにくい側の片面だけ
  を削っています(^_^*)
  先端のトンガリもちょっと削ってあげるだけで、見映えがかなり良くなりますのでオススメ
  です(^^♪
  ただし、小さいのでポッキリ折ってしまわない様に、気を付けて下さいね(^_^)b
B コスモゼロのカタパルト付近の艦載機発射口が開口されていませんのでくり貫きました。
C 塗装は電飾とほぼ同時に進めていましたが、甲板は他と色が違います。
  船体色にダークシーグレーを少量混ぜて、少しだけですけど変化を付けました。
D 支柱は真鍮パイプを使いました。
  内部に電源の+-とスイッチ線の3本が通ります。
  回転してしまわない様に、一応ビスで固定してあります。

とりあえず、これでほとんどの外装パーツが付きました(^^♪
電飾完了.jpg
このサイズで波動砲の発射シーケンスを再現できるとは思っていなかったので、自分でもワクワクしながら製作していました(^^♪
これでサウンドも付けば完璧だったのでしょうが、メカコレとしてはもう充分でしょう(^_^;)
次回は最終回かな?小物の取り付けとベースを製作して完成するまでをご紹介したいと思います。
よろしくお願いします(^^)/

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コメント(3) 

コメント 3

ちょうぎ

この変態電飾プリンスめ!
by ちょうぎ (2014-05-29 22:12) 

どろぼうひげ

ちょうぎさん、こんにちは(^^♪
変態はモデラーにとって、最高の賛美ですぞ(^_^*)
しかもプリンス付き、ありがとうございます(^^♪

by どろぼうひげ (2014-05-30 17:10) 

BーLunch

変態電飾プリンスメロン・・・

美味しいかも(爆)
by BーLunch (2014-05-30 19:01) 

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