改修と電飾 [AT-ST 製作記]
ちょっと遅くなってしまって申し訳ありませんが、AT-STの製作記をスタートさせて頂きます(^^)/
もう既に製作した方も多いと思いますが、バンダイ製のAT-STのプロップ再現度は素晴らしいですね。
しかもパーツ分割が巧みで、組みやすさと正確さが完成されていて、実際に組んでみた人はビックリしていることでしょう(^_^;)
人気のある機体だったのに、今までmpcのポンコツキットしか存在しませんでしたから、多くのSWファンは四苦八苦しながらプロップに近付けようと努力を重ねてきました。
それが、組み立てるだけでプロップを忠実に再現されちゃうなんて、こりゃ作るしかないですね(^^)/
ほとんどいじるところがありませんので、細部のディテールアップがメインとなりました。
A 左側に付いているレーザーは、一部を金属線に変えています。
やはりプラより金属の方がシャキーンとしてくれますね。
B ひとつは実物大のモデルにしたいと思います。
おなかの下にスリットが入った箱があるのですが、もっと大きく張り出しているので、
プラ板の箱組みで追加しています。
C ヒザの裏に板バネのようなディテールがあって、いかにもマシン!なニュアンスが
カッコイイですよねー
缶コーヒーから切り出した板を曲げて自作したものに置き換えてみました。
プラ材では先端の湾曲した部分がどうしてもダルくなりますので、金属を使って薄く
てカッチリした形を作っています。
D 足元の甲にあるパーツには、プラ板と伸ばしランナーでフックを追加しました。
言われてみないとわかんない様なディテールですけど、ここもマシン!な部分です。
内装が再現されているのは驚愕です(^_^)
しかも、劇中と同様に二人乗りになっているんです
ちょっとディテールが違っている部分があったので、追加工作しました。
A スターウォーズ365Daysの105日目にAT-STの内部写真が掲載されています。
右側には外部の丸いおわん型ディテールに合わせた円モールドがありますので、
ジャンクパーツを貼り付けて再現してみました。
B 左側には角張った三角のディテールがありますのでプラ板で追加しています。
C サフを吹いて仮組みした状態です。
イスのフィギュア用のダボは削り取っています。
正面中央のコンソールは、抜きの関係で両脇のチューブが再現されていません
ので、後程追加してみます。
D これだけ高い再現度の室内ですから、完成後も楽しみたいですよね。
天井になるパーツに磁石を取り付け、ダボを削ってゆるくしておいて、取り外し
可能にしておきました。
ここまでで仮組みした状態です。
プロポーション、カンペキ!(^^)/
今まで見たどのキットより素晴らしいです。
もうね、何もいじるところが無いのね。
塗装して完成!では、作例にならないので、ジオラマにするしかないと決意するどろひげであった(^_^*)
もうちょっと手を入れてみます。
この機体は実物大モデルとして作ってみようと思いますので、天井の手すりを作り変えます。
A アゴのレーザーは、下の丸いエッジを成型して角度を付けました。
小さな六角形の砲身の先を、ピンバイスで開口しています。
B 手すりはキットのパーツが太過ぎるので、真鍮線で作り直します。
キットのパーツを取り付けるダボ穴は、延ばしランナーを詰めて成型する事で
埋めてしまいました。
C 実物大モデルの手すりは、キットの手すりより幅が狭くて前後に長くなります。
支えもテルテル坊主みたいな板になっていますので、プラ板で自作しました。
ちなみに、真鍮線の切れ目を支えの位置に持ってくれば目立たなくなります。
D ハッチは開閉可能にしたいと思います。
内側に取っ手を追加して、ヒンジ部分には開き過ぎてしまわない様にストッパ
ーを付けました。
塗装しますよー
まずはブラックで立ち上げます。
プロップでもブラックから立ち上げていて、奥になった部分にシャドーが出来ています。
つやありのブラックが切れていたので、フラットブラックを吹いています(^_^;)
ここにグレーを吹き付けます。
グレーFS36495を、影が付く感じで、しかもムラムラで吹き付けています。
どのくらい影を作るかは、サジ加減が難しいのですが、プロップではほとんど影が残っていませんので、ワリとおおまかに吹き付けています。
内装を先に仕上げちゃいます
A 今回はコックピットを電飾してみたいと思います。
無理に電飾しなくても充分にカッコイイのですが、内装の出来が素晴らしいので、
もっとカッコ良く見せたいという想いが押さえ切れませんでした(^_^*)
天井を外した時にスイッチが入る加工をします。
マイクロスイッチと金属線、それが外れない様に綿棒の軸を延ばしてパイプを
作って被せ、ストッパーにしています。
B スイッチは後ろの壁の中に仕込みました。
金属の棒が上に飛び出していて、普段は天井のパーツで押されてスイッチが切れ
ている状態になります。
天井を外すと金属棒がスイッチのバネで押し出され、ONになる仕組みを作りました。
C 内装は全面グレーですが、背面の小さな四角はシルバー地にクリアー色で塗装して
います。
キルティング地の部分も白に振って素材の違いも表現しています。
ブラックで強めにスミ入れを加えると、ナカナカ良い感じに仕上がりました(^^♪
D コックピット内部の完成です(^^♪
中央コンソールの両脇にチューブを追加しています。
電飾の加工です。
A 室内を照らす照明を付けました。
目立たない様に、パーツの裏側へチップLEDを取り付けています。
配線は内装と外装の間を通して床下まで通しています。
B 後ろの壁面に赤い点が発光しているので、ファイバーを植えました。
ダボに干渉しないように、こちらも床下まで通してあります。
C 正面のコンソールにも赤い発光点を作り、床下へ通しました。
内部はパーツが複雑に組み合わさるので、通り道はじっくり検討する必要が
あります。
D 床下のダボ等を切り取り、ボタン電池CR2032を取り付けています。
ボタン電池ホルダーは、両脇のフックを切り取って交換がスムーズに行える
ようにユルめてあります。
ファイバー用に赤LEDを設置しましたが、そのまま並列に繋ぐと白色チップ
LEDに電力の大半を持っていかれてしまい、赤LEDが発光しません。
この様な場合は、白色LEDへの配線の間に抵抗を入れてあげます。
使用するLEDの順電圧によって抵抗値は変わるのですが、だいたい100
~300Ωの抵抗で両方とも光ってくれます(^^♪
電飾を点灯させたコックピットです。
照明は片側だけなのですが、室内はせまいので意外とよく照らしてくれました(^^♪
赤い点も良いアクセントになってくれたと思います。
オマケみたいな電飾なんですけどね(^_^*)
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もう既に製作した方も多いと思いますが、バンダイ製のAT-STのプロップ再現度は素晴らしいですね。
しかもパーツ分割が巧みで、組みやすさと正確さが完成されていて、実際に組んでみた人はビックリしていることでしょう(^_^;)
人気のある機体だったのに、今までmpcのポンコツキットしか存在しませんでしたから、多くのSWファンは四苦八苦しながらプロップに近付けようと努力を重ねてきました。
それが、組み立てるだけでプロップを忠実に再現されちゃうなんて、こりゃ作るしかないですね(^^)/
ほとんどいじるところがありませんので、細部のディテールアップがメインとなりました。
A 左側に付いているレーザーは、一部を金属線に変えています。
やはりプラより金属の方がシャキーンとしてくれますね。
B ひとつは実物大のモデルにしたいと思います。
おなかの下にスリットが入った箱があるのですが、もっと大きく張り出しているので、
プラ板の箱組みで追加しています。
C ヒザの裏に板バネのようなディテールがあって、いかにもマシン!なニュアンスが
カッコイイですよねー
缶コーヒーから切り出した板を曲げて自作したものに置き換えてみました。
プラ材では先端の湾曲した部分がどうしてもダルくなりますので、金属を使って薄く
てカッチリした形を作っています。
D 足元の甲にあるパーツには、プラ板と伸ばしランナーでフックを追加しました。
言われてみないとわかんない様なディテールですけど、ここもマシン!な部分です。
内装が再現されているのは驚愕です(^_^)
しかも、劇中と同様に二人乗りになっているんです
ちょっとディテールが違っている部分があったので、追加工作しました。
A スターウォーズ365Daysの105日目にAT-STの内部写真が掲載されています。
右側には外部の丸いおわん型ディテールに合わせた円モールドがありますので、
ジャンクパーツを貼り付けて再現してみました。
B 左側には角張った三角のディテールがありますのでプラ板で追加しています。
C サフを吹いて仮組みした状態です。
イスのフィギュア用のダボは削り取っています。
正面中央のコンソールは、抜きの関係で両脇のチューブが再現されていません
ので、後程追加してみます。
D これだけ高い再現度の室内ですから、完成後も楽しみたいですよね。
天井になるパーツに磁石を取り付け、ダボを削ってゆるくしておいて、取り外し
可能にしておきました。
ここまでで仮組みした状態です。
プロポーション、カンペキ!(^^)/
今まで見たどのキットより素晴らしいです。
もうね、何もいじるところが無いのね。
塗装して完成!では、作例にならないので、ジオラマにするしかないと決意するどろひげであった(^_^*)
もうちょっと手を入れてみます。
この機体は実物大モデルとして作ってみようと思いますので、天井の手すりを作り変えます。
A アゴのレーザーは、下の丸いエッジを成型して角度を付けました。
小さな六角形の砲身の先を、ピンバイスで開口しています。
B 手すりはキットのパーツが太過ぎるので、真鍮線で作り直します。
キットのパーツを取り付けるダボ穴は、延ばしランナーを詰めて成型する事で
埋めてしまいました。
C 実物大モデルの手すりは、キットの手すりより幅が狭くて前後に長くなります。
支えもテルテル坊主みたいな板になっていますので、プラ板で自作しました。
ちなみに、真鍮線の切れ目を支えの位置に持ってくれば目立たなくなります。
D ハッチは開閉可能にしたいと思います。
内側に取っ手を追加して、ヒンジ部分には開き過ぎてしまわない様にストッパ
ーを付けました。
塗装しますよー
まずはブラックで立ち上げます。
プロップでもブラックから立ち上げていて、奥になった部分にシャドーが出来ています。
つやありのブラックが切れていたので、フラットブラックを吹いています(^_^;)
ここにグレーを吹き付けます。
グレーFS36495を、影が付く感じで、しかもムラムラで吹き付けています。
どのくらい影を作るかは、サジ加減が難しいのですが、プロップではほとんど影が残っていませんので、ワリとおおまかに吹き付けています。
内装を先に仕上げちゃいます
A 今回はコックピットを電飾してみたいと思います。
無理に電飾しなくても充分にカッコイイのですが、内装の出来が素晴らしいので、
もっとカッコ良く見せたいという想いが押さえ切れませんでした(^_^*)
天井を外した時にスイッチが入る加工をします。
マイクロスイッチと金属線、それが外れない様に綿棒の軸を延ばしてパイプを
作って被せ、ストッパーにしています。
B スイッチは後ろの壁の中に仕込みました。
金属の棒が上に飛び出していて、普段は天井のパーツで押されてスイッチが切れ
ている状態になります。
天井を外すと金属棒がスイッチのバネで押し出され、ONになる仕組みを作りました。
C 内装は全面グレーですが、背面の小さな四角はシルバー地にクリアー色で塗装して
います。
キルティング地の部分も白に振って素材の違いも表現しています。
ブラックで強めにスミ入れを加えると、ナカナカ良い感じに仕上がりました(^^♪
D コックピット内部の完成です(^^♪
中央コンソールの両脇にチューブを追加しています。
電飾の加工です。
A 室内を照らす照明を付けました。
目立たない様に、パーツの裏側へチップLEDを取り付けています。
配線は内装と外装の間を通して床下まで通しています。
B 後ろの壁面に赤い点が発光しているので、ファイバーを植えました。
ダボに干渉しないように、こちらも床下まで通してあります。
C 正面のコンソールにも赤い発光点を作り、床下へ通しました。
内部はパーツが複雑に組み合わさるので、通り道はじっくり検討する必要が
あります。
D 床下のダボ等を切り取り、ボタン電池CR2032を取り付けています。
ボタン電池ホルダーは、両脇のフックを切り取って交換がスムーズに行える
ようにユルめてあります。
ファイバー用に赤LEDを設置しましたが、そのまま並列に繋ぐと白色チップ
LEDに電力の大半を持っていかれてしまい、赤LEDが発光しません。
この様な場合は、白色LEDへの配線の間に抵抗を入れてあげます。
使用するLEDの順電圧によって抵抗値は変わるのですが、だいたい100
~300Ωの抵抗で両方とも光ってくれます(^^♪
電飾を点灯させたコックピットです。
照明は片側だけなのですが、室内はせまいので意外とよく照らしてくれました(^^♪
赤い点も良いアクセントになってくれたと思います。
オマケみたいな電飾なんですけどね(^_^*)
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2015-04-06 16:51
コメント(8)
やっぱり電飾しちゃうんだなー、さすが!と、どろぼうひげさんの意地を見ました(笑)
あと、いじいじポイントも前にMPCの作った時にイヤってほどプロップの写真見たので「ですよねですよね」って感じで嬉しかったです!
とは言え、まんま組んで塗るだけでも全く問題ナッシングぅなキットだし、考え抜かれた設計ってのはこういう事なんだろなーと、ちょっとした感動を覚えるようなこんなキットが、しかも今出るなんてねえ、ホント夢みたいな話ですね!?
当時の僕らに聞かせてやりたいですが、たぶん信じないでしょうね、バカ言ってんじゃねーよ!って(笑)
by たつまる (2015-04-06 17:41)
かっちょ良いす
なるほど~マイクロSWをB接点で使ったんですネ
ナイス!
誌面で見ましたが(ちゃんと購入して(^^)、塗装の仕上げ具合も引き続きお願いします。
by ぴろんちょ (2015-04-07 01:17)
作成日記きたー!!!
AT-STはせっかくの電飾もほとんど隠れちゃうのが残念ですねw
by ろっく (2015-04-07 13:31)
たつまるさん、こんばんは(^^♪
確かに、電飾は意地だったかも知れませんね(^_^*)
室内までしっかり再現されているので、ココをもっとカッコ良く見せるには電飾するしかないなーって感じです。
こちらのAT-STも、プロップの再現度はスゴイですね。
当時の自分に、やがてバンダイからカンペキなキットが出るんだよと言っても、だーれも信じないでしょうね(^_^;)
次はどんなオドロキが待っているのか、楽しみです(^^♪
by どろぼうひげ (2015-04-07 21:30)
ぴろんちょ さん、こんばんは(^^♪
おぉっ!B接点をご存知とは、おぬしやりますな(☆_-)
ちゃんと購入、ありがとうございます(^^)/
塗装はあんまり凝った事はしていませんけど、後程ご紹介しますね(^_^;)
by どろぼうひげ (2015-04-07 21:38)
ろっくさん、こんばんは(^^♪
そうですね。
電飾しても、展示する時は森の中ですから、単体でお見せできるギミックではないです(+_+)
まぁ、見たいという方がいれば、いつでもお見せ出来ますけどね(^_^*)
by どろぼうひげ (2015-04-07 21:40)
私とたつまるさんがATーSTを作った時に「どろぼうひげさんならどこを改修するかな~♪やっぱりコックピットは光らせるんだろ~な~♪」って会話して勝手に妄想してました♪
(*^^*)
しかしまさかジオラマにするとは!
最近SW意外の単品作品が多かったので、久しぶりのSW作品、しかもジオラマを見て興奮しました♪
どろぼうひげさんの作るSW作品のファンですから次々発売されるラインナップを製作される今後も楽しみです
by SOL (2015-04-08 08:13)
SOLさん、こんばんは(^^♪
あらら。電飾するのがバレていましたか(^_^*)
すごく出来の良いキットなので、手を入れる部分が無くて、ジオラマに走りました。
久し振りのジオラマで、出来はさておき楽しかったです(^^♪
ファンだなんてー♪嬉しいッス(^_^*)
今後ともよろしくお願いします(^^)/
by どろぼうひげ (2015-04-08 22:30)