C-3POの製作 [R2-D2&C-3PO 製作記]
静岡ホビーショーが近づいてきましたね(^^♪
まだ時間がありますので、スターウォーズの名コンビ、C-3POとR2-D2を製作してみたいと思います。
とはいえ、実は作例も抱えており、製作時間はそんなに取れませんので、ほとんど素組みに電飾を加える程度の製作になると思います(^_^;)
大した内容でもありませんので、ツイッター限定で製作過程をつぶやく程度にしようと思っていたのですが、これから製作する方のヒントになってくれるかも知れないと思い、製作記として公開しようと思います。
まずはC-3POから製作してみます。
仮組みしてみました。
金メッキが眩しいですね(^^♪
ほとんどのパーツがアンダーゲート処理されており、ゲート跡が表面に出てくる部分が極力少なくなる様に成型されています。
パーツ分割も組みやすく、丁寧に製作しても1時間も掛からず組みあがります。
プロポーションとしても、やや気になる部分はあるものの、とても良く再現されていますね(^^)/
ただ、可動範囲は非常に狭く、ほとんど動かないと思っても良いでしょう。
目がクリアーパーツになっていますので、ここは電飾しましょっ!
目のパーツが付く黒い部分には、裏にダボ穴があり、なんと3ミリのLEDがピッタリ入ります(^_^;)
でも、ここにLEDを入れたら両目で2個必要になりますよね。
それに、穴を開けて光を通そうとすると、光点が中央に集まり、全体が均一に光らなくなります。
内部の配線もダボを避けなくてはならないので、工作が面倒になります(ーー;)
と、いうワケで、1608サイズの電球色チップLEDを使いました。
いやらしい話で恐縮ですが、チップLEDのハンダ付けテクニックは、今月22日に発売される「電飾しましょっ!」にて解説されています(^^)/
チップLEDがハンダ付けできる様になると、小さな模型に対して非常に強力な武器になります。
ぜひこの機会にマスターしちゃって下さい(^^♪
そんなチップLEDは、透明パーツの上から光を入れ、パーツの内部で拡散させて全体を均一に光らせます(^^♪
配線は黒いパーツに開けた0.3ミリの穴で後ろ側へ逃がしました。
チップLEDが小さいので、内部のダボに干渉する事も無く、しかも1個で充分に発光してくれました。
画像は3Vのボタン電池で直接光らせたものですが、ちょっと明る過ぎますね(^_^;)
劇中ではぼんやりと光っていますので、後程光量を調整してみたいと思います。
配線を通すのは大変です。
LEDを光らせるのは簡単ですが、配線を通す作業は大変です(+_+)
A 首は可動を残したいので、1のパーツに穴を開けて配線を通しました。
ボールジョイントに干渉しないところに配線を固定する事で、巻き込まれて断線
という事故を防ぎます。
2のジョイントパーツの出口にも穴を開け、配線を固定する事で胴体へのジョイ
ントへの巻き込みを防止しています。
ちなみに、頭の中には、配線に余裕をもたせておきます。
後からバラしても作業をやりやすくするため、配線には余裕が必要です(^_^)b
B 胸・腹・腰と配線を通しましたが、ここはそんなに悩むところはありません。
問題は急に狭くなってくる足になります。
ふとももの部分はまだ余裕がありますので、単純に通すだけで大丈夫です。
ヒザのポリパーツも穴が開いていますので問題無しです。
C 3のヒザのポリパーツは、肉抜きスペースを利用して穴を貫通させて配線を
通しました。
4のヒザの内部は、間接を回りこんで下に開けた穴から抜けています。
5のパーツは、ちょっとだけ可動しますので、ダボ穴部分に2ミリ程度のスキマ
を開口して内部を通しています。
ここを開口する工作が一番面倒でした(^_^;)
D 5のパーツの下にも穴を開けて配線を通し、7の部分に開けた穴からくるぶし
へ通しています。
後は甲に抜けるだけなので、やはり穴を開けて足の裏まで配線を逃がしまし
た。
かなりの長距離になりますが、足部分をどう通すかが一番の難所ですね。
今回はポリウレタン線を使ったので、比較的楽に通せましたが、一般的なビ
ニール線では可動を殺さないと難しいと思います。
お腹の配線は塗装してあげると雰囲気が出ます。
キットでも配線は2重に重なって立体感のある造型なのですが、ジャバラ部分にも配線がモールドされており、塗装してあげると雰囲気がグッと良くなります。
下地に白を塗ってから、オレンジやブルーを筆塗りして、パステルでスス汚れを加えています。
後から配線は一切追加していませんが、塗り分けるだけで充分な密度になってくれますね(^^)/
手のひらに塗装ポイントがありました。
手のひらに四角のモールドが並んでいるのですが、ここは金色になっています。
筆ぬりでちょっと塗装してあげるだけで良い感じになりますね(^^♪
細かいので塗装なんて無理!と感じるかも知れませんが、はみ出したら爪楊枝でコリコリすれば剥がれますから是非塗装してあげてください(^^)/
スミ入れして、目の光を調整しました。
スミ入れはエナメルのブラックとレッドブラウンで作った黒に近い茶色にしました。
バンダイのプラ素材はエナメルで簡単に割れてしまうのですが、今回はメッキされた上にラッカー系のクリアーイエローで塗装されていますので、プラを侵食しにくいです。
キラキラなのであんまり効果は出ませんけどね(+_+)
余剰パーツを使ってテスト的に汚し塗装もしてみましたが、トップコートすると金属感がなくなって汚いだけになりました(ーー;)
慎重にじっくりと塗装すれば大丈夫だと思いますが、今回は時間も無いので綺麗な3POで仕上げちゃいます(^_^*)
目の光が強過ぎたので調整してみました。
今回はR2も製作しますが、PICを使おうと思っているので5Vの電源があります。
でも、R2で使うLEDの数が多いので電圧を持っていかれてしまい、安定した光にならない事が予想されます。
そこで、3POは直接電源から引いてくる事にしました。
電源からまずCRDを通します。
ここで一旦電流値を15mAに固定してしまい、電源が12Vでも9Vでも同じ電流値になるようにします。
それから抵抗を入れて電流値を下げてLEDの光を弱くしました。
2~3種類の抵抗値を試してみて、一番劇中の光り方に近かった4.7kΩに決定です(^^♪
完成でーす(^^♪
ほとんど素組みでお恥ずかしいのですが、とりあえず完成です(^^)/
まあ、最近汚し塗装ばっかりしていたので、逆に新鮮かも知れません。
電飾も目だけですけど、やはり光るべきところが光っていると説得力がありますね
誰にでも簡単に最高のモデルが手に入る。良い時代になったものです(^_^;)
次回はR2の製作です(^^)/
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1日1回、応援のワンクリックをぜひお願いしますm(__)m
まだ時間がありますので、スターウォーズの名コンビ、C-3POとR2-D2を製作してみたいと思います。
とはいえ、実は作例も抱えており、製作時間はそんなに取れませんので、ほとんど素組みに電飾を加える程度の製作になると思います(^_^;)
大した内容でもありませんので、ツイッター限定で製作過程をつぶやく程度にしようと思っていたのですが、これから製作する方のヒントになってくれるかも知れないと思い、製作記として公開しようと思います。
まずはC-3POから製作してみます。
仮組みしてみました。
金メッキが眩しいですね(^^♪
ほとんどのパーツがアンダーゲート処理されており、ゲート跡が表面に出てくる部分が極力少なくなる様に成型されています。
パーツ分割も組みやすく、丁寧に製作しても1時間も掛からず組みあがります。
プロポーションとしても、やや気になる部分はあるものの、とても良く再現されていますね(^^)/
ただ、可動範囲は非常に狭く、ほとんど動かないと思っても良いでしょう。
目がクリアーパーツになっていますので、ここは電飾しましょっ!
目のパーツが付く黒い部分には、裏にダボ穴があり、なんと3ミリのLEDがピッタリ入ります(^_^;)
でも、ここにLEDを入れたら両目で2個必要になりますよね。
それに、穴を開けて光を通そうとすると、光点が中央に集まり、全体が均一に光らなくなります。
内部の配線もダボを避けなくてはならないので、工作が面倒になります(ーー;)
と、いうワケで、1608サイズの電球色チップLEDを使いました。
いやらしい話で恐縮ですが、チップLEDのハンダ付けテクニックは、今月22日に発売される「電飾しましょっ!」にて解説されています(^^)/
チップLEDがハンダ付けできる様になると、小さな模型に対して非常に強力な武器になります。
ぜひこの機会にマスターしちゃって下さい(^^♪
そんなチップLEDは、透明パーツの上から光を入れ、パーツの内部で拡散させて全体を均一に光らせます(^^♪
配線は黒いパーツに開けた0.3ミリの穴で後ろ側へ逃がしました。
チップLEDが小さいので、内部のダボに干渉する事も無く、しかも1個で充分に発光してくれました。
画像は3Vのボタン電池で直接光らせたものですが、ちょっと明る過ぎますね(^_^;)
劇中ではぼんやりと光っていますので、後程光量を調整してみたいと思います。
配線を通すのは大変です。
LEDを光らせるのは簡単ですが、配線を通す作業は大変です(+_+)
A 首は可動を残したいので、1のパーツに穴を開けて配線を通しました。
ボールジョイントに干渉しないところに配線を固定する事で、巻き込まれて断線
という事故を防ぎます。
2のジョイントパーツの出口にも穴を開け、配線を固定する事で胴体へのジョイ
ントへの巻き込みを防止しています。
ちなみに、頭の中には、配線に余裕をもたせておきます。
後からバラしても作業をやりやすくするため、配線には余裕が必要です(^_^)b
B 胸・腹・腰と配線を通しましたが、ここはそんなに悩むところはありません。
問題は急に狭くなってくる足になります。
ふとももの部分はまだ余裕がありますので、単純に通すだけで大丈夫です。
ヒザのポリパーツも穴が開いていますので問題無しです。
C 3のヒザのポリパーツは、肉抜きスペースを利用して穴を貫通させて配線を
通しました。
4のヒザの内部は、間接を回りこんで下に開けた穴から抜けています。
5のパーツは、ちょっとだけ可動しますので、ダボ穴部分に2ミリ程度のスキマ
を開口して内部を通しています。
ここを開口する工作が一番面倒でした(^_^;)
D 5のパーツの下にも穴を開けて配線を通し、7の部分に開けた穴からくるぶし
へ通しています。
後は甲に抜けるだけなので、やはり穴を開けて足の裏まで配線を逃がしまし
た。
かなりの長距離になりますが、足部分をどう通すかが一番の難所ですね。
今回はポリウレタン線を使ったので、比較的楽に通せましたが、一般的なビ
ニール線では可動を殺さないと難しいと思います。
お腹の配線は塗装してあげると雰囲気が出ます。
キットでも配線は2重に重なって立体感のある造型なのですが、ジャバラ部分にも配線がモールドされており、塗装してあげると雰囲気がグッと良くなります。
下地に白を塗ってから、オレンジやブルーを筆塗りして、パステルでスス汚れを加えています。
後から配線は一切追加していませんが、塗り分けるだけで充分な密度になってくれますね(^^)/
手のひらに塗装ポイントがありました。
手のひらに四角のモールドが並んでいるのですが、ここは金色になっています。
筆ぬりでちょっと塗装してあげるだけで良い感じになりますね(^^♪
細かいので塗装なんて無理!と感じるかも知れませんが、はみ出したら爪楊枝でコリコリすれば剥がれますから是非塗装してあげてください(^^)/
スミ入れして、目の光を調整しました。
スミ入れはエナメルのブラックとレッドブラウンで作った黒に近い茶色にしました。
バンダイのプラ素材はエナメルで簡単に割れてしまうのですが、今回はメッキされた上にラッカー系のクリアーイエローで塗装されていますので、プラを侵食しにくいです。
キラキラなのであんまり効果は出ませんけどね(+_+)
余剰パーツを使ってテスト的に汚し塗装もしてみましたが、トップコートすると金属感がなくなって汚いだけになりました(ーー;)
慎重にじっくりと塗装すれば大丈夫だと思いますが、今回は時間も無いので綺麗な3POで仕上げちゃいます(^_^*)
目の光が強過ぎたので調整してみました。
今回はR2も製作しますが、PICを使おうと思っているので5Vの電源があります。
でも、R2で使うLEDの数が多いので電圧を持っていかれてしまい、安定した光にならない事が予想されます。
そこで、3POは直接電源から引いてくる事にしました。
電源からまずCRDを通します。
ここで一旦電流値を15mAに固定してしまい、電源が12Vでも9Vでも同じ電流値になるようにします。
それから抵抗を入れて電流値を下げてLEDの光を弱くしました。
2~3種類の抵抗値を試してみて、一番劇中の光り方に近かった4.7kΩに決定です(^^♪
完成でーす(^^♪
ほとんど素組みでお恥ずかしいのですが、とりあえず完成です(^^)/
まあ、最近汚し塗装ばっかりしていたので、逆に新鮮かも知れません。
電飾も目だけですけど、やはり光るべきところが光っていると説得力がありますね
誰にでも簡単に最高のモデルが手に入る。良い時代になったものです(^_^;)
次回はR2の製作です(^^)/
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2015-05-03 14:47
コメント(12)
MG1月号見て、1608チップLEDに手を出してしまいました。これ、不器用な私は半田付けでヒーヒー言ってますが、狭いスペースに仕込める点は病みつきになりますね。教えていただいて感謝です。 電飾しましょっ!待ち遠しいです。R2-D2の電飾、期待してます!
by なお (2015-05-03 21:34)
もうね、どろぼうひげさんがSW作ってくれるだけで幸せです♪
どこを改修するか?を見るのが楽しみなんです♪
(*^O^*)
by SOL (2015-05-04 00:15)
いつも衝撃、感動の連続です!(*≧∀≦*) C-3PO欲しくなりました!w
by ひろりん@ (2015-05-04 09:55)
なお さん、こんにちは(^^♪
チップLEDのハンダ付けは、初心者にとってはかなりスキルの高い工作になると思います。
でも、本で紹介した方法でハンダ付けすれば、一番最速で馴れることができると思います(^^)/
ハンダ付け済みのチップLEDの価格を見て驚いたのですが、それに見合うだけの努力も必要だという事ですね(^_^*)
ぜひマスターして、みんなを驚かせて下さい(^^)/
by どろぼうひげ (2015-05-04 16:33)
SOLさん、こんにちは(^^♪
ありがとうございます(^^)/
バンダイのSWキットって、難しく構えずに、サクッと作って楽しむのが似合っている様に感じます。
いじるところがないんだもん(^_^;)
by どろぼうひげ (2015-05-04 16:35)
ひろりんさん、こんにちは(^^♪
恐縮です(^_^;)
ほとんどのパーツがメッキ処理されていて、この価格はお買い得だと思います(^^)/
ぜひ製作してみてくださいね(^^♪
by どろぼうひげ (2015-05-04 16:37)
お目目が光ると命が吹き込まれますね~(#^.^#)
配線を通すのが大変そうですが・・・
それと、チップLEDも。
あんな小さなものを半田付けするには
やっぱり修行が必要!?
R2も大好きなので、また制作記楽しみにしていま~す♪
by ぴあにしも (2015-05-04 22:05)
きのうSW展いってまいりました!
もうすばらしい電飾の数々まさかの展示におどろきもしましたが
なんだか自分のことのようにうれしくてはしゃいでしまいました。
ヤマト展でもそうでしたが、もはや展示会のメインの展示に
なっているような気がして簡単にお話しするのも
恐れ多い気さえします。
ことしもあたらしい作品群にお目にかかられるのを
今から楽しみにしております。
まずは展覧会の大成功をお祈りしつつ
May the force be with you...
by tezno (2015-05-04 22:49)
ぴあにしもさん、こんにちは(^^♪
ただ目が光るだけなんですけどね(^_^*)
劇中のイメージとシンクロするのか、光量を調整したのが良かったのか、すごく親近感が湧きます(^^)/
チップLEDのハンダ付けは、やっぱり難しいとは思いますが模型にとっては効果絶大です
ぜひみなさんにマスターして欲しいと思います(^^♪
by どろぼうひげ (2015-05-05 15:42)
tezno さん、こんにちは(^^♪
SW展は、ものすごい混雑みたいですね。
たくさんの人々に見てもらえる機会を頂き、光栄に感じています(^^♪
ツイッターでも、デススターやデストロイヤーが良かったと言ってくれる方がおられて、出来ればその場で解説したいくらいです(^_^*)
でも、今回はタマタマお声が掛かっただけで、別に偉くも何ともありません。
ただのSW好きのオヤジですので、特別扱いしないでね(^_^*)
5月 the 4日 be with you (^^)/
by どろぼうひげ (2015-05-05 15:49)
いつも楽しみに見ています
この記事を見て思わず3POとR2D2
を買ってしまいました
今後のバンダイ スターウォーズ記事
楽しみにしています
by mitachi39 (2015-05-07 01:13)
mitachi39 さん、こんばんは(^^♪
いつもブログを見て頂き、ありがとうございます(^^)/
おぉっ買いましたか!
ぜひ楽しんで製作してください(^^♪
これからリリースされるSWシリーズも楽しみです。
今後とも、よろしくお願いします(^^)/
by どろぼうひげ (2015-05-07 03:05)