3 エンジンと翼端灯 [シルフィード 製作記]
今回はエンジンと翼端灯の電飾です。
エンジンはゲームと同様に、ポリゴンを匂わせる三角の噴射口と直線で構成されています。

噴射口はナナメのストライプまで再現されていて、再現性はバッチリですね。
エンジンもゲームと同様に赤く発光させてみたいと思います。
噴射口を加工します。

A 噴射口パーツの底を開口します。
内側にギザギザが付いているので、穴を開けて成型するのは大変です。
それより、底の部分を切り取ってしまった方が、加工はずっと楽ですよね。
んで、普通にノコギリで切り取ると、断面が平らに仕上がらないので、
1ミリプラ板を敷いて、チゼルを使って溝を彫って切り取り、高さを均一に
しました。
B 底だけを綺麗な平面で切り取れました。
この後、プラ板を貼るので、平面に切り取る事はワリと重要です。
C 切り取った底に合わせて0.3ミリのプラ板を切り出し、そこへストライプの
フィンを貼り付けて元通りに再現します。
0.5ミリのプラ板を細切りにして、MSグレーで塗装した板を、等間隔で
貼り付けています。
D 噴射口もMSグレーで塗装して、底を貼り付ければ完成です。
赤い光を透過して、ストライプの影が出来る噴射口を狙っています。
メタリックのMSグレーで塗装したのも、キラリ感を出すためです。
PLUMさんのHPでも紹介されていた、エンジンの壁を加工しておきます。

A エンジンの噴射口を囲むエッジ部分は、尾翼と一体になっている部分があって
そこだけ隙間で出来ます。
B 組んでみると、なるほど。エッジ部分が尾翼側だけ別のパーツな感じになるん
ですね。
別にそれ程、気になる違和感ではありませんが、今回は電飾しますので、
このままでは尾翼と噴射口の隙間から、光が漏れてくる可能性があります。
つー事で、尾翼側のエッジをエンジン側に付け替える工作をしました。
C 尾翼のパーツにあった壁モールドを削り取りました。
代わりに、エンジンパーツ側に、1ミリプラ板で壁を作ります。
D これでエンジン側に壁が付きました。
尾翼とは分離された感じになって、仕上がりとしても見映えが良いですね。
これで何の心配もなく、噴射口だけを発光させる事ができます(^^♪
エンジンにLEDを仕込みます。

エンジンの内部をブラックで塗装して遮光します。
その後、ホワイトを吹いて、光を反射する色に戻しておきました。
LEDは赤の3ミリ砲弾型で、配線してから熱収縮チューブで後ろ側を塞いでしまい、噴射口側にしか光が出てこない加工をしています。
エンジンパーツの合わせ目に、ちょっと窪んだ段差があるので、合わせ目から光が漏れてくる心配はなさそうです。
発光させてみました。

赤い光がストライプの影を作って発光し、ゲームの雰囲気バリバリです。
後程、ホワンホワンと明減させる計画ですので、更にゲームの中のシルフィードっぽくなってくれるのでないかと、テンションも上がります。
次に、翼端灯を発光させてみたいと思います。
ゲームでは翼端灯は発光していませんが、一般的な航空機の様に右に緑、左に赤の航行灯が光ったらカッコイイですよね。

1608(1.6mm×0.8mm)タイプの極小チップLEDを使用します。
0.18mmのポリウレタン線をハンダ付けしました。
翼端灯になる部分を、ちょっと大きめに切り取り、チップLEDを取り付けました。
配線は、主翼の下側に0.4ミリの溝を彫って埋め込んでいきます。
機体と接着するギリギリの幅まで引き伸ばしましたが、途中で埋めていない部分を作っています。
ここにはチューリップ状のセンサーが付きますが、そこにも電飾を仕込みたいので、この配線を使って発光させるようと企んでいて、その準備です。
翼端灯のレンズは、100均のUVレジンです。

A マスキングテープで囲いを作って、100均のUVレジンを流しました。
レジンはドロッとしているので、気泡が入りやすいので少しずつ足していくのが
コツです。
思いっ切りはみ出していますが、どうせ後から削り出すので、大量に盛ります。
B UVライトを10分程照射します。
太陽光線の紫外線では、なかなか固まりません。
ライトはタイマー付きでも3000円位で買えますので、時間をお金で買います。
C 表が硬化したら、今度は裏にもレジンを盛ってUV照射です。
テンコ盛りになりますが、どうせ削り出すのでケチケチしません。
D 元の形に戻す要領で削り出します。
ちょっと普通のプラよりも柔らかい感じですが、切削性は良いです。
最後にクリアーを塗ってあげると、素晴らしい透明度になります。
配線は、パテで埋め戻します。

A 配線を埋めた溝に、エポキシパテを詰めて硬化させます。
UVレジンをパテに使えないかと試してみましたが、柔らかくて綺麗に成型
できませんでした。(ちっ)
B ペーパーで表面を元通りに成型します。
パネルラインのスジ彫りも彫りなおし、何事も無かったかのようにバックレます。
塗装してしまえば、配線が埋まっているなんてわからなくなります。
C クリアー化した部分は大きめにしてありますので、必要な発光部分だけを
マスキングして、ブラックで遮光します。
わずかにグリーンの光が漏れていますが、光が完全に見えなくなるまで吹き付けて
カンペキに遮光します。
D 機体色のガイアカラーニュートラルグレーⅠを吹いて、マスキングを外しました。
先端のちょっとした部分だけが発光することになります。
これでも、スケール換算すると45センチの翼端灯になります。
翼端灯の完成です。

光ファイバーでは無く、LEDの光そのままですので、とても明るく発光してくれました。
ちょっと明るすぎるので、後で調整する必要があるかも知れません。

ゲームの設定では光っていない翼端灯ですけど、あった方がカッコイイと思い、取り付けてみました。
自分としては充分に満足しています。
次回はセンサーとサブエンジンの工作をご紹介します。
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エンジンはゲームと同様に、ポリゴンを匂わせる三角の噴射口と直線で構成されています。

噴射口はナナメのストライプまで再現されていて、再現性はバッチリですね。
エンジンもゲームと同様に赤く発光させてみたいと思います。
噴射口を加工します。

A 噴射口パーツの底を開口します。
内側にギザギザが付いているので、穴を開けて成型するのは大変です。
それより、底の部分を切り取ってしまった方が、加工はずっと楽ですよね。
んで、普通にノコギリで切り取ると、断面が平らに仕上がらないので、
1ミリプラ板を敷いて、チゼルを使って溝を彫って切り取り、高さを均一に
しました。
B 底だけを綺麗な平面で切り取れました。
この後、プラ板を貼るので、平面に切り取る事はワリと重要です。
C 切り取った底に合わせて0.3ミリのプラ板を切り出し、そこへストライプの
フィンを貼り付けて元通りに再現します。
0.5ミリのプラ板を細切りにして、MSグレーで塗装した板を、等間隔で
貼り付けています。
D 噴射口もMSグレーで塗装して、底を貼り付ければ完成です。
赤い光を透過して、ストライプの影が出来る噴射口を狙っています。
メタリックのMSグレーで塗装したのも、キラリ感を出すためです。
PLUMさんのHPでも紹介されていた、エンジンの壁を加工しておきます。

A エンジンの噴射口を囲むエッジ部分は、尾翼と一体になっている部分があって
そこだけ隙間で出来ます。
B 組んでみると、なるほど。エッジ部分が尾翼側だけ別のパーツな感じになるん
ですね。
別にそれ程、気になる違和感ではありませんが、今回は電飾しますので、
このままでは尾翼と噴射口の隙間から、光が漏れてくる可能性があります。
つー事で、尾翼側のエッジをエンジン側に付け替える工作をしました。
C 尾翼のパーツにあった壁モールドを削り取りました。
代わりに、エンジンパーツ側に、1ミリプラ板で壁を作ります。
D これでエンジン側に壁が付きました。
尾翼とは分離された感じになって、仕上がりとしても見映えが良いですね。
これで何の心配もなく、噴射口だけを発光させる事ができます(^^♪
エンジンにLEDを仕込みます。

エンジンの内部をブラックで塗装して遮光します。
その後、ホワイトを吹いて、光を反射する色に戻しておきました。
LEDは赤の3ミリ砲弾型で、配線してから熱収縮チューブで後ろ側を塞いでしまい、噴射口側にしか光が出てこない加工をしています。
エンジンパーツの合わせ目に、ちょっと窪んだ段差があるので、合わせ目から光が漏れてくる心配はなさそうです。
発光させてみました。

赤い光がストライプの影を作って発光し、ゲームの雰囲気バリバリです。
後程、ホワンホワンと明減させる計画ですので、更にゲームの中のシルフィードっぽくなってくれるのでないかと、テンションも上がります。
次に、翼端灯を発光させてみたいと思います。
ゲームでは翼端灯は発光していませんが、一般的な航空機の様に右に緑、左に赤の航行灯が光ったらカッコイイですよね。

1608(1.6mm×0.8mm)タイプの極小チップLEDを使用します。
0.18mmのポリウレタン線をハンダ付けしました。
翼端灯になる部分を、ちょっと大きめに切り取り、チップLEDを取り付けました。
配線は、主翼の下側に0.4ミリの溝を彫って埋め込んでいきます。
機体と接着するギリギリの幅まで引き伸ばしましたが、途中で埋めていない部分を作っています。
ここにはチューリップ状のセンサーが付きますが、そこにも電飾を仕込みたいので、この配線を使って発光させるようと企んでいて、その準備です。
翼端灯のレンズは、100均のUVレジンです。

A マスキングテープで囲いを作って、100均のUVレジンを流しました。
レジンはドロッとしているので、気泡が入りやすいので少しずつ足していくのが
コツです。
思いっ切りはみ出していますが、どうせ後から削り出すので、大量に盛ります。
B UVライトを10分程照射します。
太陽光線の紫外線では、なかなか固まりません。
ライトはタイマー付きでも3000円位で買えますので、時間をお金で買います。
C 表が硬化したら、今度は裏にもレジンを盛ってUV照射です。
テンコ盛りになりますが、どうせ削り出すのでケチケチしません。
D 元の形に戻す要領で削り出します。
ちょっと普通のプラよりも柔らかい感じですが、切削性は良いです。
最後にクリアーを塗ってあげると、素晴らしい透明度になります。
配線は、パテで埋め戻します。

A 配線を埋めた溝に、エポキシパテを詰めて硬化させます。
UVレジンをパテに使えないかと試してみましたが、柔らかくて綺麗に成型
できませんでした。(ちっ)
B ペーパーで表面を元通りに成型します。
パネルラインのスジ彫りも彫りなおし、何事も無かったかのようにバックレます。
塗装してしまえば、配線が埋まっているなんてわからなくなります。
C クリアー化した部分は大きめにしてありますので、必要な発光部分だけを
マスキングして、ブラックで遮光します。
わずかにグリーンの光が漏れていますが、光が完全に見えなくなるまで吹き付けて
カンペキに遮光します。
D 機体色のガイアカラーニュートラルグレーⅠを吹いて、マスキングを外しました。
先端のちょっとした部分だけが発光することになります。
これでも、スケール換算すると45センチの翼端灯になります。
翼端灯の完成です。

光ファイバーでは無く、LEDの光そのままですので、とても明るく発光してくれました。
ちょっと明るすぎるので、後で調整する必要があるかも知れません。

ゲームの設定では光っていない翼端灯ですけど、あった方がカッコイイと思い、取り付けてみました。
自分としては充分に満足しています。
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2016-09-18 15:24
コメント(2)
翼端灯の赤と緑がいいですね(*^-^*)
我が家の上空を飛ぶ飛行機もこういう灯りが見えるので
やはり光っていると本物っぽくてかっこいいです!
UVレジンが削れることをこの記事で知りました。
今度試してみよ~っと(^^♪
by ぴあにしも (2016-09-19 20:04)
ぴあにしもさん、こんばんは(^^♪
ありがとうございます!
ゲーム中では光っていなかったのですが、自分ではカッコ良くなったと思っています
UVレジンは、ちょっとしたクリアーパーツを作るのに便利ですね。
透明レジンみたいに大掛かりにならなくて済みます。
by どろぼうひげ (2016-09-19 21:19)