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偏向版と塗装 [VM Y-WING 製作記]

偏向版の改修と塗装です。

エンジンの最後尾にある偏向版ですが、キットではなんと、一体成型です。
P1250958.JPG
A キットのパーツです。
  これだけ複雑なパーツが、なんと一体成型です。
  組み立ては超簡単になりますが、代償としてディテールがイマイチです。
B GOLDリーダー、GOLD5の両方には、偏向版の前に、6角のフレームがありま
  す(GOLD2には無い)が、ただの板になっています。
  削り取って、真鍮線に置き換えました。
C リングは2重になっていますが、内側のリングが太過ぎます。
  置き換えるのは大変なので、カンナ掛けでシャープに削り出しました。
D 偏向版の中央に、穴が開いていて中にメカがありますが、埋まっています。
  周辺をデザインナイフでくり貫き、開口しました。
  ちなみに、穴は6角形です。

改修作業が終了しました(^^♪
P1250967.JPG
サフを吹いてみると、工作の成果を確認出来てモチベアップです。
配管類を真鍮線に置き換えると、格段に精度が上がってくれますね。

続いて、塗装に入ります。
電飾のための加工は終了していますので、塗装してからLEDを組み込みます。
まずはブラックで下地を作ります。
P1250975.JPG
この時、エンジンパーツは、中でLEDを発光させながら塗装して、遮光を完璧にしておきます。
噴射口にはブラックを吹かず、光が透過するようにしています。

機体色を吹きました。
P1250982.JPG
ガイアカラーの、ニュートラルグレーⅠを吹きました。
この後のウォッシングで黄色に振りますので、多少青味があってもムラを付けてランダムに吹いています。
スケールが小さいので、影の部分も小さく残しています。

まずはGOLDリーダーの塗装です。
イエローとブルーを塗り分けました。
P1250985.JPG

エンジンには、イエローのラインもあります。
P1250986.JPG
別パーツとなるエッジ部分に、イエローのラインを描きました。
マスキングが面倒だったので、筆塗りです。

機首部分も塗り分けました。
P1250988.JPG
こちらはキットのままですので、イエローはスジ彫りのままマスキングで塗装しています。
ブルーの部分はエンジンポッドの前部分に帯があります。
それと、キャノピーもブルーですが、前から後ろへ微妙なグラデーションを付けてみました。
機首の横に、ブルーのラインがありますので、忘れずに(^^)b

次に、GOLD5ですが、こちらはちょっと面倒です。
P1250992.JPG

エンジン先端はイエローです。
P1250994.JPG
ブルーの帯はありませんが、先端はイエローで、グレーのはがれ痕があります。
はがれは筆で書き込みました。
更に、コーンの先端には、三角のマーキングがあります。
マスキングして、ブラックグレーで塗装しました。
キッチリ中央に描かないと、正面から見た時にカッコ悪いので注意ですね。

機首部分の塗りワケはメンドクセーです。
P1250998.JPG
パネルに色分け部分がありますので、マスキングしてダークシーグレーで塗装しています。
イエローはキットのスジ彫りより少しだけ後ろにズレています。
下面のイエローもズレているのですが、ここでスジ彫りを埋めるのを忘れていた事に気付きました。
今更埋めて塗装をやり直すのはシンドイので、バックレています(^_^*)
なお、両機共、コックピット内部はMr.Colorの305で塗装しています。

配管を塗装します。
P1260004.JPG
GOLD5は、配管が全てブラウンになります。
とりあえずイエローを加えたブラウンで筆塗りしていますが、実際にはこんな派手な色ではありません。
ここへガイアのニューとラルグレーⅠや、イエローをランダムに重ねて、質感のある配管に仕上げています。

スミ入れしました。
P1260008.JPG
スミ入れはエナメルで、フラットアースとニューとラルグレーを混ぜた、明るいコゲ茶で全体に流し、ウォッシングの要領で全体に馴染ませつつふき取りました。
更にエナメルのフラットブラックとフラットアースを混ぜた、濃いコゲ茶で彫りの深い部分や、メカの露出している部分をクッキリとさせています。
汚しは面白くて、加えすぎて真っ黒になってしまいがちです。
元の色が白だった事を意識して、全然足りないなー位でちょうど良いです。
この汚し塗装は、もちろんGOLDリーダー機にも加えています。

仕上げです。
P1260015.JPG
ドロイドは、GOLDリーダーにはシルバー単色で、GOLD5はR2タイプが乗っています。
小さいので塗りワケは大変ですが、何となく程度でも塗装してあげると引き立ちます。
ウェザリングマスターでスス汚れ等も加えて、塗装がほぼ終了しました。
つや消しでトップコートして、いよいよ電飾を仕込みます(^^)/

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コメント(2) 

コメント 2

しばいつん

こんばんは。
SW系は使ってる感が出てる方がリアルだと思うので
配管などリアルな表現がいいですね~。
質問ですがガンプラでデザートカラーリングした時に
ウェザリングマスターを使う場合デカールとか貼る前に
したほうがいいんでしょうか?
汚してデカ貼ってトップコートですかね・・・。
by しばいつん (2016-11-03 19:00) 

どろぼうひげ

しばいつんさん、こんばんは(^^♪
SWのビークルは、みんな小汚いところが魅力ですよね
ウェザリングマスターで汚す場合ですが、デカールの表面はツルツルなので、粉の乗り方が違ってきます。
また、粉を付けた上からデカールを貼るのも、シルバリングが出来やすいのでお勧めできません。
デカールを貼ってからの使用をオススメします。
その際、余白との段差に粉が溜まりやすいので、先を細くカットした消しゴムで消してあげると自然になりますよ(^^)/
by どろぼうひげ (2016-11-08 11:16) 

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