灯火類の電飾 [デロリアン製作記]
今回はボディー外回りの灯火類を電飾します^^
キットには、リアのサイドウィンカーが無いので追加します。
ちなみに、フロントにもウインカーがあるのですが、ドクが追加したメカで隠れてしまうので工作しません。
リアのサイドウインカーがある部分を幅1mmで開口しました。
ちょうどサイドモールの高い部分と同じ高さですが、意外と幅があります。
発光部分を製作しました。
幅が広いので、LEDの光点を見せずに全体を均一な光りにするためには、LEDと発光面に距離を取りたいところです。
でも、このすぐ裏に電池があるので、LEDの位置を奥に配置できません。
1mm透明塩ビ板を深さ3mm程度に切り出し、LEDは塩ビ板の上に付けて、光を塩ビ板内部で拡散させ、全て反射光だけで発光させます。
ウインカーの表面は、#320で曇らせ、更に光を分散させました。
アルミシールで包んで取り付けます。
裏側に飛び出した部分は3mm程度なので、電池に干渉することもありません。
LEDはエポキシ接着剤でハンダ付けした部分までコーティングしてありますが、念のためビニールテープを貼って絶縁してから、アルミテープで遮光します。
アルミテープは、アルミのクセに電気を通しますので、LEDの端子がちゃんと絶縁できていないとショートして発熱します。
しかも、少しずつ熱を持って来ますので、点灯させていたらいつの間にかアッチッチになっている、とても危険な状態になりますから、できればしばらく点灯させて異常が無いか確認しましょう。
発光させた状態です。
狙い通り、全体が均一に発光してくれました。
実車の画像から、LEDはオレンジ色を使いましたが、もしかしたら黄色なのかも知れません。
フロントのウインカーも電飾します。
ウインカーじゃなくて、車幅灯だと思いますが、方向指示器の役割もあるのかも知れません。
表面に格子状のモールドがありますので、この形のまま電飾したいです。
そこで、おゆまるで型を取り、UVレジンで複製しました。
LED取り付け部分を自作します。
複製したウインカーのレンズを、2mmの透明塩ビ板にUVレジンで接着して成型します。
リアのサイドウインカーと同じ方法で、光の光点が見えない位置にLEDを取り付けます。
LEDを取り付ける際は、プラ板等にマステで固定してから作業すると、結果的に時短になります。
同様に、アルミテープで遮光して、コンパクトな発光パーツを作りました。
LEDは黄色の1608チップLEDを使いましたが、外観的にクリアーイエローで塗装しています。
発光させてみた状態です。
画像ではよくわかりませんけど、格子模様が入った元の状態と同じ形状で電飾できました。
完成するとほとんど見えないんですけどね。
テールランプも電飾します。
まずは発光部分を開口しました。
一番内側のバックランプは点灯させなくても良いので、ブレーキランプとウインカー部分を開口しました。
ここは発光面積が大きいので、光点を見せない工夫がキモとなります。
しかも、すぐ裏に電池があるので、出来るだけ薄く作らなければなりません。
2mmの透明塩ビ板を、ブレーキランプ部分とウインカー部分に分けて切り出し、片面を#320で曇らせました。
今度はLEDの光を断面から入れます。
LEDの光を断面から入れると、光が内部に広がって、キズがある部分が発光します。
表面側だけ細かいキズをつけているので、面全体が発光してくれる効果を狙います。
アルミテープで遮光して、2つを合体させます。
裏側や断面にもアルミテープを貼って、発光面だけを露出させました。
ブレーキランプとウインカーの境界には、0.3mmのプラ板で仕切りを付けて、光がとなりに影響しない対策をしています。
ブレーキランプのみ、発光させた状態です。
ブレーキは赤、ウインカーは黄色のLEDを取り付けています。
赤い光りが面で発光してくれて、しかもとなりのウインカー部分には全く影響していない、理想的な発光状態になりました。
キットには、ナナメに取り付けます。
内部のスペースの都合で加工が難しく、飛び出したLED部分が収まらないため、開口部分にナナメに取り付ける事になります。
レンズは、裏からクリアイエロー、クリアレッド、アルミシールで色分けして、格子部分はつや消しブラックの筆塗りです。
筆ムラも出ず、綺麗に発光してくれました。
実車ではもう少し格子が太いのですが、模型としてのインパクトは十分でしょう。
ブレーキをかけた時の明るさを表現する予定はありませんので、光量も十分です。
最後に、ヘッドライトの電飾です。
ヘッドライト部分は、くぼみが作られていますので、チップLEDをそのまま取り付けるだけで済みました。
少し彫って埋め込んだ方が良いのですが、くぼんだ底の肉厚が薄いのでオススメしません。
ハイビームも点灯させるか悩ましいところですが、劇中でハイビームにしているシーンが見当たらないので、とりあえず片方だけにしています。
発光させてみました。
レンズをセロテープで仮止めして、発光させてみました。
チップLEDは光りが出る角度(照射角)が、150度と広い(砲弾型は30度~60度)ので、ヘッドライトなら光点が見えても然程気になりません。
LEDは白色を使いましたが、映画公開当時はハロゲンランプなんて無かったので、電球色の方がリアルになります。
でも、電球色ほど黄色でもないので、ここは白色にしようかと思っています。
しかし何ていうか、カーモデルはヘッドライトが点くと一気にリアルになりますね。
キットには、リアのサイドウィンカーが無いので追加します。
ちなみに、フロントにもウインカーがあるのですが、ドクが追加したメカで隠れてしまうので工作しません。
リアのサイドウインカーがある部分を幅1mmで開口しました。
ちょうどサイドモールの高い部分と同じ高さですが、意外と幅があります。
発光部分を製作しました。
幅が広いので、LEDの光点を見せずに全体を均一な光りにするためには、LEDと発光面に距離を取りたいところです。
でも、このすぐ裏に電池があるので、LEDの位置を奥に配置できません。
1mm透明塩ビ板を深さ3mm程度に切り出し、LEDは塩ビ板の上に付けて、光を塩ビ板内部で拡散させ、全て反射光だけで発光させます。
ウインカーの表面は、#320で曇らせ、更に光を分散させました。
アルミシールで包んで取り付けます。
裏側に飛び出した部分は3mm程度なので、電池に干渉することもありません。
LEDはエポキシ接着剤でハンダ付けした部分までコーティングしてありますが、念のためビニールテープを貼って絶縁してから、アルミテープで遮光します。
アルミテープは、アルミのクセに電気を通しますので、LEDの端子がちゃんと絶縁できていないとショートして発熱します。
しかも、少しずつ熱を持って来ますので、点灯させていたらいつの間にかアッチッチになっている、とても危険な状態になりますから、できればしばらく点灯させて異常が無いか確認しましょう。
発光させた状態です。
狙い通り、全体が均一に発光してくれました。
実車の画像から、LEDはオレンジ色を使いましたが、もしかしたら黄色なのかも知れません。
フロントのウインカーも電飾します。
ウインカーじゃなくて、車幅灯だと思いますが、方向指示器の役割もあるのかも知れません。
表面に格子状のモールドがありますので、この形のまま電飾したいです。
そこで、おゆまるで型を取り、UVレジンで複製しました。
LED取り付け部分を自作します。
複製したウインカーのレンズを、2mmの透明塩ビ板にUVレジンで接着して成型します。
リアのサイドウインカーと同じ方法で、光の光点が見えない位置にLEDを取り付けます。
LEDを取り付ける際は、プラ板等にマステで固定してから作業すると、結果的に時短になります。
同様に、アルミテープで遮光して、コンパクトな発光パーツを作りました。
LEDは黄色の1608チップLEDを使いましたが、外観的にクリアーイエローで塗装しています。
発光させてみた状態です。
画像ではよくわかりませんけど、格子模様が入った元の状態と同じ形状で電飾できました。
完成するとほとんど見えないんですけどね。
テールランプも電飾します。
まずは発光部分を開口しました。
一番内側のバックランプは点灯させなくても良いので、ブレーキランプとウインカー部分を開口しました。
ここは発光面積が大きいので、光点を見せない工夫がキモとなります。
しかも、すぐ裏に電池があるので、出来るだけ薄く作らなければなりません。
2mmの透明塩ビ板を、ブレーキランプ部分とウインカー部分に分けて切り出し、片面を#320で曇らせました。
今度はLEDの光を断面から入れます。
LEDの光を断面から入れると、光が内部に広がって、キズがある部分が発光します。
表面側だけ細かいキズをつけているので、面全体が発光してくれる効果を狙います。
アルミテープで遮光して、2つを合体させます。
裏側や断面にもアルミテープを貼って、発光面だけを露出させました。
ブレーキランプとウインカーの境界には、0.3mmのプラ板で仕切りを付けて、光がとなりに影響しない対策をしています。
ブレーキランプのみ、発光させた状態です。
ブレーキは赤、ウインカーは黄色のLEDを取り付けています。
赤い光りが面で発光してくれて、しかもとなりのウインカー部分には全く影響していない、理想的な発光状態になりました。
キットには、ナナメに取り付けます。
内部のスペースの都合で加工が難しく、飛び出したLED部分が収まらないため、開口部分にナナメに取り付ける事になります。
レンズは、裏からクリアイエロー、クリアレッド、アルミシールで色分けして、格子部分はつや消しブラックの筆塗りです。
筆ムラも出ず、綺麗に発光してくれました。
実車ではもう少し格子が太いのですが、模型としてのインパクトは十分でしょう。
ブレーキをかけた時の明るさを表現する予定はありませんので、光量も十分です。
最後に、ヘッドライトの電飾です。
ヘッドライト部分は、くぼみが作られていますので、チップLEDをそのまま取り付けるだけで済みました。
少し彫って埋め込んだ方が良いのですが、くぼんだ底の肉厚が薄いのでオススメしません。
ハイビームも点灯させるか悩ましいところですが、劇中でハイビームにしているシーンが見当たらないので、とりあえず片方だけにしています。
発光させてみました。
レンズをセロテープで仮止めして、発光させてみました。
チップLEDは光りが出る角度(照射角)が、150度と広い(砲弾型は30度~60度)ので、ヘッドライトなら光点が見えても然程気になりません。
LEDは白色を使いましたが、映画公開当時はハロゲンランプなんて無かったので、電球色の方がリアルになります。
でも、電球色ほど黄色でもないので、ここは白色にしようかと思っています。
しかし何ていうか、カーモデルはヘッドライトが点くと一気にリアルになりますね。
2021-05-04 18:12
コメント(8)
どろぼうひげさん、こんばんは。
ボデーの電飾も順調の様ですね。
私も製作中ですが、車体後部側面のウインカーは導光材で対処しました。
PICも使いますが、Arduinoも使ってコントロールする予定ですが、上手く内蔵できるか。。。
いろいろ参考にさせていただきますので、宜しくお願いします。
ttps://blog.goo.ne.jp/ganpon26/e/6306a2335d45820c729d0f92bfcfccac
by Ganpon (2021-05-05 21:52)
Ganpon さん、こんばんは^^
おぉ、デロリアンを製作中という方は、結構いらっしゃるのですねー
ツイッターでも、お声掛け頂いています
電飾も色々と仕込みたいけど、1/24はスペースとの戦いですね
頑張りましょう(^^)/
by どろぼうひげ (2021-05-08 00:16)
横から光源入れて反射光で見せるテクニックは色々活用できそうですね。
アクリル板でなくあえて塩ビ板使うあたりが流石です。
by gyo (2021-05-10 10:00)
gyoさん、こんばんは^^
小さい模型で実物の様に発光させたい場面はよくありますので、断面から光を入れる方法はよく使います
塩ビ板は加工が楽ですので、これまた良く使います(^_^*)
アクリルは硬いし、すぐ割れるからイヤ
by どろぼうひげ (2021-05-10 23:54)
こんにちは。
やはり丁寧な加工で綺麗な光ですね。
ちなみにヘッドライトのハイビームはPARTⅡのジョージの墓のシーンなどがありますよ。
by はねまる (2021-05-16 11:13)
はねまる さん、こんばんは^^
恐れ入ります
ハイビームのシーン、あったんですね!
全然気付きませんでした(^_^*)
by どろぼうひげ (2021-05-17 23:55)
リア、サイドの横長のウインカーの色は赤ですよ〜
間違いないです。
by デロハチ (2024-06-28 00:36)
デロハチさん、こんばんは^^
ご指摘ありがとうございます
その様ですね^^
次に作る機会があれば修正しなくちゃですねー
by どろぼうひげ (2024-08-25 00:18)