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次元転移装置 [デロリアン製作記]

今回は、次元転移装置の製作です。

次元転移装置は、タイムトラベルの心臓部で、Y字型の光電管に光が流れ込んでおり、次元転移する時は眩く光り輝きます。
PDVD_086.JPG
キットでもパーツ化されていますが、Y字のモールドが入っているだけですし、ちょっと小さく感じます。
また、取り付ける位置も実物よりも上にあり過ぎて、余程覗き込まないと見えないため、全部自作して取り付け位置も下に移動させる事にしました。

まずは、光が流れる光電管を作ります。
次元変換装置 1.jpg
プラ板に5mmにカットした、1mmのプラ丸棒を貼り付けて、おゆまるで型を取ります。

LEDを配線します。
次元変換装置 2.jpg
1608(1.6×0.8mm)電球色チップLEDにポリウレタン線をハンダ付けして、配線を横に向けておきます。
もっと小さな1005(1.0×0.5mm)タイプのLEDにすれば、更に小さく出来るのですが、やってみたら光が弱くてイマイチでしたので、1608タイプを使いました。

UVレジンで封入します。
次元変換装置 3.jpg
おゆまるの型にチップLED2個を入れて、UVレジンで封入します。
5mmしか長さがないので、1.6mm2個で3.2mm使ってしまうため、LED同士を接触させない様に埋める位置の調整がシビアです。

型から外して成型します。
次元変換装置 4.jpg
余分なバリを落として、表面に#400で細かいキズを付けました。
光を拡散させるのとLEDの位置をボカすのが目的でしたが、LED丸見えですね。
これと同じものを3本製作します。

次元転移装置は、キットのパーツを使わず自作します。
次元変換装置 5.jpg
キットのBOXでは小さ過ぎるので、映像から採寸して1/24にスケールダウンしました。
縦12.5mm、横9.5mmと、電飾を仕込むにはキビシイ大きさです。
0.5mmのプラ板で箱組みして、窓があるフタを付けます。
ガラスは0.2mmの透明プラ板です。
真ん中に3mmの穴を開けて、裏から白色LEDを差し込める様にしました。

塗装して、組み立ての準備です。
次元変換装置 6.jpg
BOXは一度全体をブラックで塗装して、遮光を完璧にしてからニュートラルグレーで塗装しました。
底だけファントムグレーで塗装しています。
窓のフチはゴムのパッキンが入っていますので、ブラックで筆塗りしました。
内部には、2mmのプラ丸棒で電極が付く端子を3個取り付けて、0.8mmの穴を開けてあります。
この穴からLEDの配線を裏へ逃がします。

LEDを取り付けました。
次元変換装置 7.jpg
中央の3mmの穴に、削って平らにした白色LEDを差込み、先端に1608電球色LED1個を取り付けます。
Y字に配置した端子から光電管を渡して、エポキシ接着剤で固定しました。
5mmの光電管がギリギリのサイズですが、何とか収まりました。
次元変換装置 8.jpg
裏側は中央のLEDのおしりをエポパテで埋め、ブラックで遮光しました。
光電管からは2個のLEDのプラスとマイナスで4本づつ配線が引き出されています。

回路図です。
次元変換装置 回路図.jpg
今回は、出来るだけ小さくしたかったので、SOPパッケージのPICを使います。
しかも、ちょっとクセのあるPIC16F676(=PIC16F630)を採用しました。
I/O端子は通常8本ありますが、こちらはRA6本、RC6本で、RA3は入力専用という変わったPICです。
レジスタも変わっていて、普通のCONFIGでは動かないジャジャ馬です。
その代わり、I/Oが12本なので、1822(5本)では足りないけど、1827(16本)では多すぎる、今回の様な場合にバッチリ合います。
RC0~5を光電管に、RA0を中央の電球色に、RA1を裏の白色LEDに割り当てました。
保護抵抗は4.7kΩと値を大きくして、通常時の光量を抑えて自然な発光にしています。
中央裏の白色LEDだけは明るく発光して欲しいので、330Ωの抵抗を使いました。
RA3は、次元転移モードになった時、他のPICから信号を受ける端子です。
この信号で次元転移モードのデモ発光へ移行する様にプログラミングしました。

実際に製作した回路です。
次元変換装置 9.jpg
保護抵抗もチップを使ったので、かなりコンパクトです。
回路図を見て頂くと判りますが、LEDのマイナスは全て繋がっていますので、全部マイナスとしてまとめてしまえば残りの配線は8本で済みます。
それでも、結構グチャグチャになってしまいました。
回路はまとめられて、電源のプラスとマイナス、それに次元転移モードの信号を受ける配線の3本が出てきます。
動作確認後、エポキシ接着剤で固めてしまって、不用意に触ってしまってもダメージを受けない様に封印しました。

この回路は、背面パネルの裏側に付いています。
次元変換装置 A.jpg
背面パネルに付くリアのメカモールドの空間を利用して、うまく潜り込ませています。
あまり内部に空間がありませんので、ちょっとしたスキマも活用しなくてはなりません。

完成した次元転移装置です。
次元変換装置 B.jpg
表から見ると、裏のゴチャゴチャは全く見えません。
光電管の付く端子には、黄色のコードを付け、赤いキャップをエポパテで追加しました。
ガラスの表面とカバー上部には赤いレタリングも追加しています。
何しろ小さいので、デティールが実物に及ばないところはご容赦下さい。

動作の様子は、YouTubeに上げていますので、動画でご覧頂くのが一番かと思います。

完成したらあまり目立たないかも知れませんが、とりあえず出来上がってよかったです。

次は俗称「クリスマスツリー」と呼ばれるインジケーターですね。
この記事の最初に貼った画像の、緑・黄・赤のバーインジケータの部分です。
これまたミクロな製作になりそうで、どこまで再現出来るか不安ですけど、何とか頑張ってみたいと思っています。
よろしくお付き合い下さい。

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