封印と支柱 [1/500 ヤマト2199 製作記]
細部の加工、封印の製作、支柱部分の製作です。
尾翼には白色と赤色2つの点灯を作りたいと思います。
前回ファイバーの加工を詳しく説明していなかったので、今回は細かく解説してみますね(^_^*)
ファイバーを通す溝を、2本彫りました。
本当は0.5mmのファイバーを使えば明るい光点が作れるのですが、今回は2本通さなくてはならないので、スペース確保のために0.25mmのファイバーを使います。
金属定規を当て、2本の溝をチゼルで平行に彫りました。
ファイバーは先端をライターの火であぶり、玉を作ってペーパーを掛け、光が周囲に拡散する様に加工してから埋めます。
0.25mmなのに、0.5mmの強い光に近づく様にと、願いを込めた加工です(^_^*)
A ファイバーを置いてみて、浮いてしまう力が掛かる様なら、瞬着でチョン留め
します。
今回は完全に先端まで貫通する溝を彫ったので、浮いてくる力は掛かりませ
んでしたが、大抵はファイバーのテンションで浮いてしまいます。
瞬着を使うと、そこから光が漏れますので、固定する場合は極少量でスポット
的に使い、光が漏れないように固定します。
ファイバーを固定できたらエポキシパテで埋めます。
B 硬化後、ペーパーで成型します。
400番程度のペーパーで充分綺麗に成型できます。
四角のモールドが埋まってしまいましたが、この場合はモールドはあきらめま
るしかありません。
無理に再現しようとするとファイバーをキズ付けてしまうかも知れないからです
C サフを吹きました。
ちゃんと綺麗に成型出来ているか、必ず確認しています。
先端に飛び出しているファイバーは、マスキングテープでサフが付かない様に
しています。
もちろん、塗装の時もマスキングします。
塗装は後から溶剤で拭き取る事も可能ですが、最初からマスキングして置いた
方が綺麗な発光が得られます。
他の部分も地道に加工していきます(^^♪
A ロケットアンカーは先端が塞がっているのでスリットを再現してあげました。
B 艦長室は床をブラウン、内装をダークシーグレー、イスと本棚を307グレーで
塗りワケています。
プライザーの1/500フィギュアにパテで帽子を被せ、沖田艦長に見立てて
置いてみました。
風防を被せても、意外と中がよく見えるので、ココに気付いてくれると嬉しいポイ
ントになりました(^^♪
C エッチングパーツを使って、フェアリーダー内側にある段差を追加しました。
どう折っても階段と壁にスキマが出来るので、プラ板でスキマをふさいでいます
細かいモールドも入っているので、プラ板で自作するよりも精度がアップしてくれ
てムフフのフです(^_^*)
波動砲発射口には、封印をしました。
A 初めに、リング状のパーツに爪楊枝を挿し、持ち手を作ってから100均パテで
おおよその形を作りました。
全部をエポパテで作ると、パテがもったいないので(^_^*)←セコい
波動砲口内部にリップクリームを綿棒で薄く塗り、今度はタミヤのエポキシパテ
を詰め込みました。
封印のディテールもちゃんと作って、完全硬化したら取り外します。
ライフリングの溝がたくさんあるので外れにくいのですが、爪楊枝を付けていた
お陰で裏側から押すことも出来るため、簡単に外すことが出来ました。
B 取り外してから表面を綺麗に仕上げ、更に細かいディテールを追加しています。
波動砲口は残ったリップクリーム成分を溶剤で完全にふき取っておきます。
後で塗装が乗らなくてはがれてしまったら大変です(^_^;)
C 封印を塗装して取り付けた常態です。
劇中では小さな四角のラベルが確認できましたので、適当なデカールを切り抜い
たものを貼り付けました。
船体を支える支柱を加工します。
1/500ヤマトは全長33センチにもなりますので、重量もありますから、しっかりした支柱で支えなくてはなりませぬ(ーー;)
しかも、下から支えるより横から支柱を挿した方が、宙に浮いている感じになりますので、ここは金属製のアングルを使ってガッチリと支えることにしました。
支柱を差し込む位置は、左右どちらからも差し込める様にして、右向き/左向きどちらでもディスプレイ可能にしたいです。
しかも、外観を全く崩さないで支柱の取り外しが出来ないとイヤです(^_^*)
こんなわがままな条件を全てクリアするため、支柱の取り付け部分にはたくさんの工夫が必要になりました。
A 支柱の差込口は、大気圏航行用安定翼を取り付ける際のダボ穴を利用します。
幸い、左右同じ位置にありますので好都合です(^^♪
フタは引き出して取り外しますが、内部に磁石をセットして置きました。
B フタを外す時には、他の磁石で引き付けて取り外します。
これで左右どちらからも、外観を崩さない差込口がアッサリと実現できました。
C 内部には、缶コーヒーから切り出した鉄片を貼り付けておきます。
フタはエッジを削って簡単に外せるスキマを作りましたが、取り外し用の磁石
がこの鉄片に吸い付いて外れない仕組みになります。
取り外すときには、磁石同士の方が強く引き合いますから外せるワケですね。
D 支柱には厚さ3mmの金属製アングルを使います。
両手で力を入れても簡単には曲がらない程頑丈です(^_^;)
それでも、1本で全重量を支えるので、動かした時には多少フラフラします。
船体内部には、支柱を受け止める部分を作ります。
A プラ板を組み合わせて、両側にスリットを持つボックスを作りました。
取り付け位置にある鉄片を避けるために一部を切り欠いています。
B 支柱を差し込むスリットは、3ミリ角棒に0.3ミリプラ板を貼り付けてスムーズ
に支柱を抜き差しできるようにしてあります。
C 内部に取り付けました。
出来るだけ接着面積が大きくなる様に耳を付け、更に補強もしました。
中央にバーニアパーツが付いていますが、これは抜け落ち防止の丸棒が穴に
誘導されるように付けたガイドです。
D 支柱を差し込んだ後、中央の丸穴にプラ丸棒が差し込まれ、抜け落ち防止に
なります。
たとえ支柱も持ってブラブラ持ち歩いても、ヤマトが落下する事はありません。
抜け落ち防止の棒は、司令塔ユニットに取り付けられています。
A 本来、別売のLED発光ユニットを収めるためのパーツに、プラ丸棒を取り付け
ました。
画像ではわかりにくいのですが、上まで貫通していてブレが起きないようにな
っています。
B 司令塔ユニットに接着しました。
これで司令塔を取り付ければ、支柱の抜け落ち防止穴にプラ棒が刺さって、
ガッチリ固定される仕組みです(^^♪
でも、取り付ける際には位置がシビアになりすぎて、場合によってはプラ棒が
折れてしまうかも知れません。
そこで、シャープペンの中のスプリングでプラ棒をつなぎ、先端が自由に動く
様にしました。
これで100%、抜け落ち防止穴にプラ棒をガイドできます(^^)/
C 司令塔の下には、電源や信号を伝達するためのピンを集めています。
船体に取り付ければ、コネクタを通して電気的に接続されます。
D 船体側にはメスコネクタを付けて、ピンがジャストに刺さるようにしています。
信号線は5本ありますが、1本は予備です(^_^*)
これで確実に支柱に固定できる仕組みが出来ました。
安心して塗装に入れますなぁ(^^♪
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尾翼には白色と赤色2つの点灯を作りたいと思います。
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ファイバーを通す溝を、2本彫りました。
本当は0.5mmのファイバーを使えば明るい光点が作れるのですが、今回は2本通さなくてはならないので、スペース確保のために0.25mmのファイバーを使います。
金属定規を当て、2本の溝をチゼルで平行に彫りました。
ファイバーは先端をライターの火であぶり、玉を作ってペーパーを掛け、光が周囲に拡散する様に加工してから埋めます。
0.25mmなのに、0.5mmの強い光に近づく様にと、願いを込めた加工です(^_^*)
A ファイバーを置いてみて、浮いてしまう力が掛かる様なら、瞬着でチョン留め
します。
今回は完全に先端まで貫通する溝を彫ったので、浮いてくる力は掛かりませ
んでしたが、大抵はファイバーのテンションで浮いてしまいます。
瞬着を使うと、そこから光が漏れますので、固定する場合は極少量でスポット
的に使い、光が漏れないように固定します。
ファイバーを固定できたらエポキシパテで埋めます。
B 硬化後、ペーパーで成型します。
400番程度のペーパーで充分綺麗に成型できます。
四角のモールドが埋まってしまいましたが、この場合はモールドはあきらめま
るしかありません。
無理に再現しようとするとファイバーをキズ付けてしまうかも知れないからです
C サフを吹きました。
ちゃんと綺麗に成型出来ているか、必ず確認しています。
先端に飛び出しているファイバーは、マスキングテープでサフが付かない様に
しています。
もちろん、塗装の時もマスキングします。
塗装は後から溶剤で拭き取る事も可能ですが、最初からマスキングして置いた
方が綺麗な発光が得られます。
他の部分も地道に加工していきます(^^♪
A ロケットアンカーは先端が塞がっているのでスリットを再現してあげました。
B 艦長室は床をブラウン、内装をダークシーグレー、イスと本棚を307グレーで
塗りワケています。
プライザーの1/500フィギュアにパテで帽子を被せ、沖田艦長に見立てて
置いてみました。
風防を被せても、意外と中がよく見えるので、ココに気付いてくれると嬉しいポイ
ントになりました(^^♪
C エッチングパーツを使って、フェアリーダー内側にある段差を追加しました。
どう折っても階段と壁にスキマが出来るので、プラ板でスキマをふさいでいます
細かいモールドも入っているので、プラ板で自作するよりも精度がアップしてくれ
てムフフのフです(^_^*)
波動砲発射口には、封印をしました。
A 初めに、リング状のパーツに爪楊枝を挿し、持ち手を作ってから100均パテで
おおよその形を作りました。
全部をエポパテで作ると、パテがもったいないので(^_^*)←セコい
波動砲口内部にリップクリームを綿棒で薄く塗り、今度はタミヤのエポキシパテ
を詰め込みました。
封印のディテールもちゃんと作って、完全硬化したら取り外します。
ライフリングの溝がたくさんあるので外れにくいのですが、爪楊枝を付けていた
お陰で裏側から押すことも出来るため、簡単に外すことが出来ました。
B 取り外してから表面を綺麗に仕上げ、更に細かいディテールを追加しています。
波動砲口は残ったリップクリーム成分を溶剤で完全にふき取っておきます。
後で塗装が乗らなくてはがれてしまったら大変です(^_^;)
C 封印を塗装して取り付けた常態です。
劇中では小さな四角のラベルが確認できましたので、適当なデカールを切り抜い
たものを貼り付けました。
船体を支える支柱を加工します。
1/500ヤマトは全長33センチにもなりますので、重量もありますから、しっかりした支柱で支えなくてはなりませぬ(ーー;)
しかも、下から支えるより横から支柱を挿した方が、宙に浮いている感じになりますので、ここは金属製のアングルを使ってガッチリと支えることにしました。
支柱を差し込む位置は、左右どちらからも差し込める様にして、右向き/左向きどちらでもディスプレイ可能にしたいです。
しかも、外観を全く崩さないで支柱の取り外しが出来ないとイヤです(^_^*)
こんなわがままな条件を全てクリアするため、支柱の取り付け部分にはたくさんの工夫が必要になりました。
A 支柱の差込口は、大気圏航行用安定翼を取り付ける際のダボ穴を利用します。
幸い、左右同じ位置にありますので好都合です(^^♪
フタは引き出して取り外しますが、内部に磁石をセットして置きました。
B フタを外す時には、他の磁石で引き付けて取り外します。
これで左右どちらからも、外観を崩さない差込口がアッサリと実現できました。
C 内部には、缶コーヒーから切り出した鉄片を貼り付けておきます。
フタはエッジを削って簡単に外せるスキマを作りましたが、取り外し用の磁石
がこの鉄片に吸い付いて外れない仕組みになります。
取り外すときには、磁石同士の方が強く引き合いますから外せるワケですね。
D 支柱には厚さ3mmの金属製アングルを使います。
両手で力を入れても簡単には曲がらない程頑丈です(^_^;)
それでも、1本で全重量を支えるので、動かした時には多少フラフラします。
船体内部には、支柱を受け止める部分を作ります。
A プラ板を組み合わせて、両側にスリットを持つボックスを作りました。
取り付け位置にある鉄片を避けるために一部を切り欠いています。
B 支柱を差し込むスリットは、3ミリ角棒に0.3ミリプラ板を貼り付けてスムーズ
に支柱を抜き差しできるようにしてあります。
C 内部に取り付けました。
出来るだけ接着面積が大きくなる様に耳を付け、更に補強もしました。
中央にバーニアパーツが付いていますが、これは抜け落ち防止の丸棒が穴に
誘導されるように付けたガイドです。
D 支柱を差し込んだ後、中央の丸穴にプラ丸棒が差し込まれ、抜け落ち防止に
なります。
たとえ支柱も持ってブラブラ持ち歩いても、ヤマトが落下する事はありません。
抜け落ち防止の棒は、司令塔ユニットに取り付けられています。
A 本来、別売のLED発光ユニットを収めるためのパーツに、プラ丸棒を取り付け
ました。
画像ではわかりにくいのですが、上まで貫通していてブレが起きないようにな
っています。
B 司令塔ユニットに接着しました。
これで司令塔を取り付ければ、支柱の抜け落ち防止穴にプラ棒が刺さって、
ガッチリ固定される仕組みです(^^♪
でも、取り付ける際には位置がシビアになりすぎて、場合によってはプラ棒が
折れてしまうかも知れません。
そこで、シャープペンの中のスプリングでプラ棒をつなぎ、先端が自由に動く
様にしました。
これで100%、抜け落ち防止穴にプラ棒をガイドできます(^^)/
C 司令塔の下には、電源や信号を伝達するためのピンを集めています。
船体に取り付ければ、コネクタを通して電気的に接続されます。
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2015-02-07 18:43
コメント(2)
配線と制御 [1/500 ヤマト2199 製作記]
波動砲を配線します(^^♪
今回の波動砲は、1/1000の様な最大発光専用に白色LEDを設置せず、フルカラーLED1個にしました。
綺麗に納めるためには内部が複雑になりますし、専用のLEDを付けても光量は期待していた程では無かったからです(^_^;)
A 5mmのフルカラーLEDです。
配線の色はR.G.Bの発光色そのままで、黒がマイナスになります。
それぞれの色をPWMで強さを調整してあげれば、どんな色でも作れる
優れものです。
B 熱収縮チューブで先端だけ露出した状態に遮光しました。
船体は5ミリちょっとの穴を開けるだけで納まってくれます(^^♪
ちょうど透明なシャッターパーツの後ろに来る位置に固定しました。
LEDがまる見えになるかなーと思ったら、意外と見えなくて助かっています。
C 点灯させてみました。
一番透過しやすい赤色で最大発光させていますが、光漏れは無いです。
一応、透明パーツがハマっている部分にはスキマが出来ますので、
アルミテープを貼っておきました。
D LEDの配線は、内部の補強パーツに穴を開けて通しています。
司令塔の下にメインコントロール用マイコンを置いて、波動砲を制御させます。
後部のエンジンや航行灯の配線は、第二格納庫の内部を通しています。
エンジンコントロールマイコンへの電源と信号線、それから安定翼の航行灯ファイバーは、第二格納庫の中心を通っている波動エンジンの中を通しています。
配線はまだ良いのですが、光ファイバーをパーツに挟んでしまったら致命的になります(^_^;)
ストレス無く司令塔の下までファイバーを通すため、ながーいドリルで開口しました。
全ての配線とファイバーが船体中央に集まります。
ここにはメインコントロール用のPICや戦闘モードコントロールPIC、電源コンバータなど、多くのパーツが納まっています。
更に配線が集中してグチャグチャですが、そこは1/500スケール。普通のリード線を使っていても余裕で船内に納める事ができました(^^♪
これらの制御や信号を処理するマイコンを追加しました。
ベースのスイッチから、戦闘モードや波動砲モードに切り替えたり、航行灯をシンクロさせながら交互に点滅させるメインコントロールのマイコンを追加しています。
また、戦闘モードの時は2基の主砲の動きやパルスレーザーを一括してコントロールしてくれる戦闘モード専用のPICマイコンを追加しました。
結局、様々なギミックを実現するためにPICマイコンを7個使って、互いに信号をやりとりしながら連携プレーしています。
システムは過去最高に複雑化してしまい、自分でもこんがらがってしまいました(^_^*)
もうプラモデルではなくて、ロボットですよね(^_^*)
おかげで誤動作する事件が発生してしまい、HJの編集者さまには大変なご迷惑をお掛けしてしまいました。
問題は解決しましたが、あまりにも複雑なシステムは危ないですね。
今後はもうちょっと慎重に設計したいと思います(^_^*)←反省してないのかね
また、ベースには音声を再現するMP3プレーヤーも内蔵しています。
A 以前500円で購入したMP3プレーヤーです。
とうとう在庫が無くなってしまったので、また秋葉で見つけてこなくちゃ(^_^*)
安物なので、電源を切る度に最初の曲から再生するのですが、返って好都合
だったりします。
B 再生・ストップ・次トラック・前トラックのボタンをトランジスタスイッチでPICから
コントロールします。
音声は劇中からキャプチャーしたものを繋ぎ合わせたため、著作の関係から
紙面からアクセスできるAR動画や、このブログで公開する時も音声は出せま
せん。
ちょっと残念ですが、一人でこっそり楽しみます(^_^*)
C ベースにはスイッチを付けて、いつでも戦闘/波動砲モードを起動できます。
ちょっとカッコ付けて、グリーンのライト付きのスイッチを奮発しました(^_^*)
モード移行中は点滅させています。
D ベースに取り付けた支柱は、ビスでガッチリと固定しています。
ベース自体も2ミリのプラ板と補強で頑丈に作りました。
ルックスがイマイチですけど、安全性の方が優先です(^_^;)
すみません。この頃は納期が迫っていて写真をほとんど撮っていませんでした。
次回は塗装の様子をご紹介したいと思いますが、そこで製作記を中断して、作品が戻ってきてから続きを書きたいと思います。
よろしくお願いしますm(__)m
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今回の波動砲は、1/1000の様な最大発光専用に白色LEDを設置せず、フルカラーLED1個にしました。
綺麗に納めるためには内部が複雑になりますし、専用のLEDを付けても光量は期待していた程では無かったからです(^_^;)
A 5mmのフルカラーLEDです。
配線の色はR.G.Bの発光色そのままで、黒がマイナスになります。
それぞれの色をPWMで強さを調整してあげれば、どんな色でも作れる
優れものです。
B 熱収縮チューブで先端だけ露出した状態に遮光しました。
船体は5ミリちょっとの穴を開けるだけで納まってくれます(^^♪
ちょうど透明なシャッターパーツの後ろに来る位置に固定しました。
LEDがまる見えになるかなーと思ったら、意外と見えなくて助かっています。
C 点灯させてみました。
一番透過しやすい赤色で最大発光させていますが、光漏れは無いです。
一応、透明パーツがハマっている部分にはスキマが出来ますので、
アルミテープを貼っておきました。
D LEDの配線は、内部の補強パーツに穴を開けて通しています。
司令塔の下にメインコントロール用マイコンを置いて、波動砲を制御させます。
後部のエンジンや航行灯の配線は、第二格納庫の内部を通しています。
エンジンコントロールマイコンへの電源と信号線、それから安定翼の航行灯ファイバーは、第二格納庫の中心を通っている波動エンジンの中を通しています。
配線はまだ良いのですが、光ファイバーをパーツに挟んでしまったら致命的になります(^_^;)
ストレス無く司令塔の下までファイバーを通すため、ながーいドリルで開口しました。
全ての配線とファイバーが船体中央に集まります。
ここにはメインコントロール用のPICや戦闘モードコントロールPIC、電源コンバータなど、多くのパーツが納まっています。
更に配線が集中してグチャグチャですが、そこは1/500スケール。普通のリード線を使っていても余裕で船内に納める事ができました(^^♪
これらの制御や信号を処理するマイコンを追加しました。
ベースのスイッチから、戦闘モードや波動砲モードに切り替えたり、航行灯をシンクロさせながら交互に点滅させるメインコントロールのマイコンを追加しています。
また、戦闘モードの時は2基の主砲の動きやパルスレーザーを一括してコントロールしてくれる戦闘モード専用のPICマイコンを追加しました。
結局、様々なギミックを実現するためにPICマイコンを7個使って、互いに信号をやりとりしながら連携プレーしています。
システムは過去最高に複雑化してしまい、自分でもこんがらがってしまいました(^_^*)
もうプラモデルではなくて、ロボットですよね(^_^*)
おかげで誤動作する事件が発生してしまい、HJの編集者さまには大変なご迷惑をお掛けしてしまいました。
問題は解決しましたが、あまりにも複雑なシステムは危ないですね。
今後はもうちょっと慎重に設計したいと思います(^_^*)←反省してないのかね
また、ベースには音声を再現するMP3プレーヤーも内蔵しています。
A 以前500円で購入したMP3プレーヤーです。
とうとう在庫が無くなってしまったので、また秋葉で見つけてこなくちゃ(^_^*)
安物なので、電源を切る度に最初の曲から再生するのですが、返って好都合
だったりします。
B 再生・ストップ・次トラック・前トラックのボタンをトランジスタスイッチでPICから
コントロールします。
音声は劇中からキャプチャーしたものを繋ぎ合わせたため、著作の関係から
紙面からアクセスできるAR動画や、このブログで公開する時も音声は出せま
せん。
ちょっと残念ですが、一人でこっそり楽しみます(^_^*)
C ベースにはスイッチを付けて、いつでも戦闘/波動砲モードを起動できます。
ちょっとカッコ付けて、グリーンのライト付きのスイッチを奮発しました(^_^*)
モード移行中は点滅させています。
D ベースに取り付けた支柱は、ビスでガッチリと固定しています。
ベース自体も2ミリのプラ板と補強で頑丈に作りました。
ルックスがイマイチですけど、安全性の方が優先です(^_^;)
すみません。この頃は納期が迫っていて写真をほとんど撮っていませんでした。
次回は塗装の様子をご紹介したいと思いますが、そこで製作記を中断して、作品が戻ってきてから続きを書きたいと思います。
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2015-02-09 00:01
コメント(6)
塗装 [1/500 ヤマト2199 製作記]
塗装と仕上げです。
まず、ミッドナイトブルーで下地を作りました。
これにグレーが重なると、青の強い紫色の成分が入ったグレーになります(^^♪
どれだけ重ねるかにもよりますが、今回はコントラストを強くしてアニメやCGのような仕上がりを目指してみようと思います(^_^*)
ここに、Mr.Colorの307、306を重ねます。
紙面では307を重ねるとだけありますが、306の方が多かったかも知れません(^_^*)
戦闘機のイメージに近い発色になったと思います。
更に、今回はコントラストを強くしたかったので、ガイアカラーのニュートラルグレーⅠを、光が当たる部分に吹きました。
ほとんど白からグレーになって、影は青紫って感じで仕上げています。
スミ入れしました。
ディテールがカッチリして、とたんにメカっぽくなりますね(^^♪
1/1000と違ってディールが細かいので、無機質に塗装すると巨大感も出てくれますね。
面の部分には自然なグラデーションが入ります。
司令塔は戦艦の見所だと思います(^^♪
出来るだけゴチャゴチャしている様に見えるとカッコイイと思いましたので、スミ入れはブラックを使用してメリハリを付けてみました。
艦長室のマスキングを外してみます。
フレームのマスキングも上手く行ったみたいで良かったです(^_^*)
とても良く見える艦長室なので、インテリアまで作って良かったと思います。
艦橋周辺はほとんどキットのままですが、ここだけの情報量だけでもスゴイですよね(^^♪
煙突両脇の探索灯は、筆塗りです。
ここは常時光っているのはおかしいので、切り離して再接着したのみで電飾しませんでした。
シルバーで下地を作って、クリアーグリーンでレンズを塗っただけです(^_^*)
ここがクリアーパーツだと良かったのになぁ(ーー;)
船体も艦橋と同様の塗装をしています。
A やはりミッドナイトブルーで下地を作りました。
下地の時点で縦方向にスジを軽く入れています。
B 307と306でグレーにしました。
この後でスミ入れとフィルター塗装を加えるので明るめです。
甲板はダークシーグレーで塗装しました。
C ブラックにフラットアースを少量加えたエナメルで汚しを加えました。
縦方向にスジを付けてふき取っています。
第一格納庫のシャッターなど、動く部分やモールドの深い部分には、ブラックを
直接流してメリハリを付けています。
赤部分も塗装して、デカールを貼りました。
A 赤の部分は、発色を良くするために一度サフを吹いて白の下地を作り、
ミディアムブルーでシャドーを加えました。
赤は透過性が良いので、シャドー吹きは薄く加える程度に抑えています。
B 赤はあずき色です(^_^;)
パネルラインのシャドー効果がイマイチでしたので、ブラックグレーでシャドー
を追加しました。
あずき色の発色が強くて、船体色とバランスが極端になってしまったので、
ガイアカラーNグレーⅠを薄く重ねてなじませてみました(^_^*)
そんな微調整でもがいた後、エナメルのブラックでスミ入れです。
C デカールを貼りました。
1/500なので、劇中に描かれたコーションマークを貼っても浮いた感じも
無く仕上がってくれたと思います。
もうちょっと線が細いと良かったのですが(^_^*)
D 甲板上のライン系のデカールは、キットのままでは太過ぎると感じたので
カットしてから貼り付けています。
コンマ何ミリの世界ですけど、スケール的に効果はあると思います(^_^*)
この時点ではラインがハッキリし過ぎていて、不自然ですね。
フィルター塗装を加えました。
普通ならこれで完成なのですが、更に質感を加えるため、フィルター塗装を加えました。
100均の台所用生ゴミに使う、袋状になったフィルターを使っています。
ヤタさん考案のフィルター塗装は、宇宙戦艦に実に良く似合いますね(^^♪
ボクの場合は下地からたくさんの色を重ねて行く方法ではなく、最後に隠し味程度に加えている「なんちゃって」だけですが、それでも充分に効果が出てくれます。
フィルター塗装に使う色は、フラットブラックとガイアカラーのN-グレーⅠの2色だけです(^_^*)
かなり薄めて軽く吹きつけているだけですが、フィルターの目を利用して縦スジになる様に加えています。
デカールも、フィルター塗装によってなじんでくれました。
既にコントラストを強く塗装していたので、明るい部分にはブラックが、暗い部分にはNグレーが効果的に働いてくれました(^^♪
デカールも単一の色では無くなるので、しっくりとなじんでくれています。
明るい部分は明るく、くらい部分は暗く、それだけなのですが、艦を巨大にみせてくれる効果があったみたいです(^^♪
へこんだ部分は青紫に、膨らんだ部分はブルーグレーに発色するように、初めから意識して塗装を進めています。
極端過ぎて、変な仕上がりになったらやり直すしか無いと思っていましたが、コレはコレでよかったかも知れません(^_^*)
流石はバンダイのフラッグモデル。1/500ヤマトは細かいディテールが加えられたおかげで、特にディテールを追加しなくても巨大に見えてくれますね(^^♪
1/1000では味わえない密度感があります。
今回はPICを7個も使ってギミックを組み込んでみましたが、実はギミックは二の次であり、スケールモデルとして充分楽しめるキットだと感じました。
作っていてこんなに楽しいキットは久し振りです(^^♪
みなさんもぜひ作ってみてください(^^)/
すみません。実は、完成写真をまだ撮っていません。
急いで作ってしまったので、ベースの画像もあんまり撮影していなかったりします(^_^*)
すみませんが、完成画像は作品が戻ってきてからアップさせて頂きますね。
それまでは 宇宙戦艦ヤマト2199艦艇作例集 “星巡る方舟” 編 でお楽しみ頂ければ幸いです。
AR動画で戦闘モードや波動砲発射のシーケンスもご覧になれますので、ぜひお楽しみ下さい(^^)/
とりあえず、1/500ヤマトの製作記は、ここで一時中断とさせて頂きますm(__)m
ありがとうございました!
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まず、ミッドナイトブルーで下地を作りました。
これにグレーが重なると、青の強い紫色の成分が入ったグレーになります(^^♪
どれだけ重ねるかにもよりますが、今回はコントラストを強くしてアニメやCGのような仕上がりを目指してみようと思います(^_^*)
ここに、Mr.Colorの307、306を重ねます。
紙面では307を重ねるとだけありますが、306の方が多かったかも知れません(^_^*)
戦闘機のイメージに近い発色になったと思います。
更に、今回はコントラストを強くしたかったので、ガイアカラーのニュートラルグレーⅠを、光が当たる部分に吹きました。
ほとんど白からグレーになって、影は青紫って感じで仕上げています。
スミ入れしました。
ディテールがカッチリして、とたんにメカっぽくなりますね(^^♪
1/1000と違ってディールが細かいので、無機質に塗装すると巨大感も出てくれますね。
面の部分には自然なグラデーションが入ります。
司令塔は戦艦の見所だと思います(^^♪
出来るだけゴチャゴチャしている様に見えるとカッコイイと思いましたので、スミ入れはブラックを使用してメリハリを付けてみました。
艦長室のマスキングを外してみます。
フレームのマスキングも上手く行ったみたいで良かったです(^_^*)
とても良く見える艦長室なので、インテリアまで作って良かったと思います。
艦橋周辺はほとんどキットのままですが、ここだけの情報量だけでもスゴイですよね(^^♪
煙突両脇の探索灯は、筆塗りです。
ここは常時光っているのはおかしいので、切り離して再接着したのみで電飾しませんでした。
シルバーで下地を作って、クリアーグリーンでレンズを塗っただけです(^_^*)
ここがクリアーパーツだと良かったのになぁ(ーー;)
船体も艦橋と同様の塗装をしています。
A やはりミッドナイトブルーで下地を作りました。
下地の時点で縦方向にスジを軽く入れています。
B 307と306でグレーにしました。
この後でスミ入れとフィルター塗装を加えるので明るめです。
甲板はダークシーグレーで塗装しました。
C ブラックにフラットアースを少量加えたエナメルで汚しを加えました。
縦方向にスジを付けてふき取っています。
第一格納庫のシャッターなど、動く部分やモールドの深い部分には、ブラックを
直接流してメリハリを付けています。
赤部分も塗装して、デカールを貼りました。
A 赤の部分は、発色を良くするために一度サフを吹いて白の下地を作り、
ミディアムブルーでシャドーを加えました。
赤は透過性が良いので、シャドー吹きは薄く加える程度に抑えています。
B 赤はあずき色です(^_^;)
パネルラインのシャドー効果がイマイチでしたので、ブラックグレーでシャドー
を追加しました。
あずき色の発色が強くて、船体色とバランスが極端になってしまったので、
ガイアカラーNグレーⅠを薄く重ねてなじませてみました(^_^*)
そんな微調整でもがいた後、エナメルのブラックでスミ入れです。
C デカールを貼りました。
1/500なので、劇中に描かれたコーションマークを貼っても浮いた感じも
無く仕上がってくれたと思います。
もうちょっと線が細いと良かったのですが(^_^*)
D 甲板上のライン系のデカールは、キットのままでは太過ぎると感じたので
カットしてから貼り付けています。
コンマ何ミリの世界ですけど、スケール的に効果はあると思います(^_^*)
この時点ではラインがハッキリし過ぎていて、不自然ですね。
フィルター塗装を加えました。
普通ならこれで完成なのですが、更に質感を加えるため、フィルター塗装を加えました。
100均の台所用生ゴミに使う、袋状になったフィルターを使っています。
ヤタさん考案のフィルター塗装は、宇宙戦艦に実に良く似合いますね(^^♪
ボクの場合は下地からたくさんの色を重ねて行く方法ではなく、最後に隠し味程度に加えている「なんちゃって」だけですが、それでも充分に効果が出てくれます。
フィルター塗装に使う色は、フラットブラックとガイアカラーのN-グレーⅠの2色だけです(^_^*)
かなり薄めて軽く吹きつけているだけですが、フィルターの目を利用して縦スジになる様に加えています。
デカールも、フィルター塗装によってなじんでくれました。
既にコントラストを強く塗装していたので、明るい部分にはブラックが、暗い部分にはNグレーが効果的に働いてくれました(^^♪
デカールも単一の色では無くなるので、しっくりとなじんでくれています。
明るい部分は明るく、くらい部分は暗く、それだけなのですが、艦を巨大にみせてくれる効果があったみたいです(^^♪
へこんだ部分は青紫に、膨らんだ部分はブルーグレーに発色するように、初めから意識して塗装を進めています。
極端過ぎて、変な仕上がりになったらやり直すしか無いと思っていましたが、コレはコレでよかったかも知れません(^_^*)
流石はバンダイのフラッグモデル。1/500ヤマトは細かいディテールが加えられたおかげで、特にディテールを追加しなくても巨大に見えてくれますね(^^♪
1/1000では味わえない密度感があります。
今回はPICを7個も使ってギミックを組み込んでみましたが、実はギミックは二の次であり、スケールモデルとして充分楽しめるキットだと感じました。
作っていてこんなに楽しいキットは久し振りです(^^♪
みなさんもぜひ作ってみてください(^^)/
すみません。実は、完成写真をまだ撮っていません。
急いで作ってしまったので、ベースの画像もあんまり撮影していなかったりします(^_^*)
すみませんが、完成画像は作品が戻ってきてからアップさせて頂きますね。
それまでは 宇宙戦艦ヤマト2199艦艇作例集 “星巡る方舟” 編 でお楽しみ頂ければ幸いです。
AR動画で戦闘モードや波動砲発射のシーケンスもご覧になれますので、ぜひお楽しみ下さい(^^)/
とりあえず、1/500ヤマトの製作記は、ここで一時中断とさせて頂きますm(__)m
ありがとうございました!
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2015-02-10 02:10
コメント(4)
動画を公開しました(^^)/ [1/500 ヤマト2199 製作記]
絶賛発売中であるHobbyJapanMook 宇宙戦艦ヤマト2199 艦艇作例集 ”星巡る方舟”編では、AR動画としてヤマトの紹介動画がリンクされていました(^^)/
発売から3ヶ月が経過して、動画の公開期間が終了します。
動画は紙面からは見れなくなってしまうのですが、編集部のご好意により、引き続きYouTubeでお楽しみ頂ける事になりました(^^♪
※BGMがあります
直接リンク
https://www.youtube.com/watch?v=8WVLIMjYyPg&list=UUbObe5Mput8X_AwLotNYaPQ
残念ながら、ギミックに同期する一切の音声は、著作の関係で公開する事はできません。
また、今後音声付の動画を配信する予定もございません。
ご了承下さいm(__)m
でも、これでギミックの動作の様子を、今度はパソコンの大画面で見る事が出来ます。
ぜひお楽しみ下さいね(^^)/
最後になりますが、動画公開を快く許可した頂いた、太っ腹HJ編集部さんに心よりお礼申し上げますm(__)m
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残念ながら、ギミックに同期する一切の音声は、著作の関係で公開する事はできません。
また、今後音声付の動画を配信する予定もございません。
ご了承下さいm(__)m
でも、これでギミックの動作の様子を、今度はパソコンの大画面で見る事が出来ます。
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2015-04-01 23:29
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