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ベース3 2階の部屋 [フジミ SPINNER 製作記]

電気屋さんの2階を製作しました。
PICの電源を変更しています。

電気屋さんの2階は、窓のある部屋を作りたいと思います。
プラ板切り出し.jpg
窓を2つ作った壁を切り出しました(^^♪
床も切り出しましたが、建物がベースに対して角度を付けてレイアウトしたので、ちょっと変則的な形になっています。

窓枠や外装をつけました。
2階の壁に窓.jpg
特に劇中のこの建物と決めて製作しているワケではありませんので、装飾などは勝手にデザインしたものです(^_^*)
ここでも、建築資材のモールを使って、複雑な形状を手軽に再現しています。
石造りの建造物を目指していますが、直線的な段差を作るとそれらしくなってくれる気がしたので、手間を惜しまず多様な段差を製作しました(^^♪

ブラックで塗装します。
ブラックで下地.jpg
部屋の内部も製作して、ブラックから立ち上げました。
この部屋には照明も点けたいと思っているので、遮光のためにもブラックの下地は必要です(^_^;)
っていうか、内装もアンダー気味の暗い室内としたいので、ブラックからの立ち上げが必要でした(^^♪

室内に小物を配置しました。
内装.jpg
家具類は、100均のオモチャを流用しています(^_^*)
意外とエレガントなデザインがされていましたので、今回の方向性と合っていて助かりました。
ブレードランナーに出てくる室内って、どこもやたら散らかっていますので、テキトーな小物を乱雑に配置してみましたが、完全に遊んでいます(^_^*)
もうちょっと部屋が広かったらセバスチャンの部屋みたいなビリヤード台や手術照明も置いて見たかったです。

ここでまたイタズラ心が出てしまいました(^_^*)
プリスの製作.jpg
美少女フィギュアを改造して、プリスを作ってみました(^_^*)
うしおととらのキャラみたいですが、こんな人いたっけ?(^_^;)
巨乳をおとなしくさせて腕を付け替え、髪の毛をバッサリカットして、パテで体型を作り直しています。
劇中でのシースルーのセクシーな衣装や、目のまわりだけブラックを吹き付けたメイクなどは、アクリルガッシュの塗装で表現しています。
また、壊れた人形も自作して、戯れている様子に製作してみました(^_^*)
部屋に置いてみた様子です。
内装の完成.jpg
窓は比較的大きく製作したので、プリスが良く見えると思います(^^♪
代わりに、部屋の左奥や床などはブラックを強くしてあり、先が見えない様に塗装してみました。
完成すると窓からしか見えない室内ですので、ゴチャゴチャした雰囲気が感じられればオッケーです(^^)/

室内に照明も点けました。
室内照明.jpg
外装もブラックから立ち上げて、エアクラフトグレー、エナメルのシーブルー+ブラック、こげ茶と加えて、電気屋さんの外装と同じ質感に仕上げています。
照明は天井から、5ミリの電球色を1個だけにしました。
室内はダーク気味にしたかったので、プリスが見える程度の明るさで充分です(^^♪

最後に、柱を追加しました。
柱を製作.jpg
1.5センチのプラパイプに、2ミリのプラ板の台座を付けただけです(^_^*)
もっと複雑な装飾を付けるつもりだったのですが、全体のバランスを見ると、シンプルな感じで統一した方がデザインとしてまとまりそうだったので止めました(-_-;)
ちなみに、プラパイプはちゃんとパイプカッターで切断してあげると、綺麗な垂直が出せます(^_^)b

それから、PIC用の電源を変更しました。
電源の変更.jpg
PIC用の5Vの電源は、12Vから3端子レギュレーターを使って作っていましたが、ほとんどが熱に変換されるので効率が悪いです(+_+)
発熱量はまあまあ大丈夫なのですが、模型の内部に熱の発生源がある状態はあまり好ましくありません。
そこで、ダウンコンバータに変更しました。
A 100均で売られている、車のシガーソケットからUSB電源を取るアダプタです。
  これを使えば、12Vから5Vを取り出す事が出来ます(^^♪
B バラしてみると、DC-DCコンバータMC34063が使われていて、とってもコンパクトです。
  何より、変換効率が良いので、ほとんど熱が発生しません。
C USBコネクタなど、余分なパーツを取り外して、レギュレーターと置き換えました。
  これで発熱の心配をせずPICを動作させ続ける事が出来ます(^^)/
  スピナー本体のレギュレーターも、これに換装しようかと思案中です(^_^*)

それから、LEDの保護抵抗が、白色LEDの時のままになっていましたので、先日の回路の抵抗値を書き換えました。
赤や緑のLEDは電圧が低いので、それに合った抵抗を使用しなければなりませんでした。
330Ω~470Ω程度に変えて頂ければ問題無く動作するはずです。

さて、これでやっと建物の半分が仕上がりました(^^♪
2階のアップ.jpg
素直に建物だけ作っていれば、とっくに完成していたと思いますが、ついアレコレと盛り込んでしまい完成が遅れています(-_-;)
でも作っていて楽しいので、この路線で残り半分も仕上げたいと思っています(^^♪

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ベース4 映画館 [フジミ SPINNER 製作記]

スピナーの電源を変更しました。
ベースは映画館の入り口を製作しています。

スピナーの内部では、PICに5Vが必要なので、9Vから電圧を落として使用しています。
7805というレギュレーターを使っているのですが、コレが結構発熱します(+_+)
別のPIC用に、先日100均の電圧変換機を使ってみたら大変使い勝手が良かったので、スピナーの7805から置き換える事にしました。
コンバータ改造.jpg
100均のコンバータは、車のシガーソケットからUSB端子に変換して、5Vを取り出せるものです。
余分なパーツを取り外し、基盤もカットする事で、かなりコンパクトになりました。
MC34063というチップでスイッチングされているので、発熱はほとんどありません(^^♪
ただ、携帯の充電用に変換しているので、5.5Vの電圧が設定されています。
今回のPIC制御基盤は5.0Vとして設計していますので、電圧を更に落とさなくてはなりません。
データシートから、出力用の抵抗値を計算して、元々のチップ抵抗を2つ交換しました。
これによって5.01Vの安定した電源になりました(^^)/

7805を取り外し、コンバータと入れ替えます。
7805と換装.jpg
7805の3本足をカットして取り外し、コンバータと置き換えました。
しばらく点けっぱなしにしてみましたが、サスガに発熱はあります(^_^;)
これは元々、USB用の変換装置ですので500mA程度の出力であるため、フルに近い状態になっていると思われます。
リミッターとして、600mAに設定されている電流制御用の抵抗は変えていませんので、暖かくはなっても落ちないところを見ると、たぶん大丈夫だと思います。
何より、発熱が7805の時よりも断然低くなったので、変換効率がかなり良くなったハズです。
電池の持ちも良くなったと思いますし、12VのACアダプタもダイレクトに接続できます(^^♪
もう少し早くこのコンバータに気付いていたら、2つのPICそれぞれに用意してあげられたのに、残念です(+_+)
でも、今後のPIC回路の製作には、間違いなく重宝する電源回路になると思います(^^)/

ベースの方は、右側の建物の1階を製作しました。
こちらの建物は勝手に映画館に想定しました。
劇中に度々登場する柱を製作してみたいと思ったのが動機です(^_^*)
柱は、渦巻きが入った変なデザインですが、場所を変えてアチコチのシーンで確認できます。
マズは100均で素材を調達してきました。
柱の材料.jpg
奇妙な形を再現するため、色々な材料の一部を組み合わせて製作したいと思います(^^♪
材質がポリプロピレンのものがあって、使い勝手が悪そうですが仕方ありません(-_-;)
必要な部分を切り取り、組み合わせてパテを盛りました。
渦巻き追加.jpg
A 基本的な形状が出来ました。
  本当はもっと太い柱なのですが、スペースの都合から縦に伸びた感じにしています。
  瞬着が効きませんので、接着にはホットボンドを多用しています。
  天井部分は屋根とのスリ合わせがありますので、水平器を使って平面を出しています。
B 特徴的な渦巻き模様は、パテで再現しました。
  大量に使うので、コストパフォーマンスの高い100均のエポパテを使っています(^_^*)

上の飾りもパテで造形して、塗装してみました。
上の飾り.jpg
A 上の部分にも、人の顔みたいなディテールがズラリと並んでいます。
  これをすべて手作業で造形すると、バランスが難しくなるので複製しました。
B 一つだけ製作したものを、おゆまるで型を取って、エポパテを詰めて複製しました。
  100均のエポパテは5分程度で硬化してくれるので助かります(^_^;)
C ブラックから立ち上げ、ミドルストーンを基調に塗装してみました。
  「石なのか、粘土なのか、われわれの科学力ではわからないのだ」的な表現を目指し
  ています(^_^*)

映画館の入り口の壁を製作しました。
入り口の壁.jpg
プラ板で壁を作って、入り口らしいディテールを加えています。
A 壁の中間に飾りを追加しました。
  これまた100均で見つけたハンコとして使う装飾です。
  素材がペラペラしたビニールのようなものでしたが、ちゃんと瞬着で固定できました。
B 入り口のドアを製作したいのですが、キルティングのような凹凸が欲しいです。
  またまた100均で、デコレーションタイルを見つけ、並べて接着しました。
  ドアらしいエッジはプラ板で製作しています。

柱と壁を塗装しました。
塗装と汚し.jpg
こちらの建物はミドルストーンな色にしようと思ったのですが、柱を置いてみるとすんごく違和感があります(-_-;)
やはり建物はブルーグリーンで統一した方が良さそうなので、柱を塗装し直しました(^_^;)
壁もブラックから立ち上げ、電気屋さんのビルと同じ塗装で仕上げています。
ただ、ドアだけはブラウンでシャドーをキツ目に仕上げています。
A ドアの取っ手を追加しました。
  爪楊枝の柄の部分を組み合わせて自作しています(^_^*)
  ドアのエッジと合わせて、シルバー+クリアーイエローでゴージャスに仕上げました。

ベースに置いてみた状態です。
1階パーツ置いてみた.jpg
この上に屋根が付くので、残念ながら壁はほとんど見えなくなると思います(+_+)
ものすごい圧迫感のある柱ですが、映像でもこんな感じだったと思います(^_^;)たぶん…
後は残り1/4の建物を製作すればベースは完成ですけど、こちらの2階にもちょっとしたアイディアを盛り込みたいと考えています。
地面にもテクスチャーを加えたいので、完成はまだ先ですねぇ(;一_一)
今月中には完成させないと、ぐんもさんの展示会に間に合わないので、ちょっと焦っています(^_^;)

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ベース5 広告パネル [フジミ SPINNER 製作記]

映画館の2階を製作しました。
こちらには広告パネルを設置しています。

最近忙しくて製作時間が限られており、ブログの更新も滞ってしまってごめんなさい(>_<)
映画館の2階を製作しようと思いますが、こちらにはデジタルフォトフレームを使って、広告パネルを取り付けてみたいと思います(^^♪
デジタルフォトフレーム.jpg
オークションで運良く1000円で入手した、3.5インチのデジタルフォトフレームです(^_^;)
トイストーリーのキャラ、エイリアンがモチーフとされており、起動すると画面のようなオープニング画面が出ます。
SDカードに記録された画像をスライド表示してくれる他、動画再生にも対応しているので、色々と楽しめそうです(^^♪
起動してメニューから選択しないと再生してくれなかったり、電源が5V1AのACアダプタだったりと、問題はありますが、劇中でも巨大な広告パネルが出てくるシーンがあり、ぜひとも実現させたいギミックです(^^)/

早速、分解してみました。
分解してみた.jpg
内部は見てわかるほど単純な構成です(^_^*)
A メイン基盤です。
  画像処理チップ、SDカードスロット、音量ボリュームなど、主な機能が凝縮されています。
B 3.5インチの液晶パネルです。
  仕様ではTFTとなっていますが、あまり画質は良くありません(-_-;)←ケチったから
  フィルム配線でメイン基盤と接続しますので、取り扱いは要注意ですね。
C スピーカーです。
  ステレオで2つ付いていたのですが、別にモノラルで充分なので1個にしました。
D スイッチング電源、アンプ、バッテリーチャージャーの基盤です。
  電源スイッチや、音声出力も付いていますが、必要ないので建物内部に設置してしまう
  と思います。
E リチウムポリマー電池です。
  電源が無くても2時間程は動作できるみたいですが、やはり必要無いので撤去です。

もうちょっと大きな液晶にすれば良かったのですが、7インチになるとデカ過ぎて高価だし、ちょうど良いサイズが見付からず、このモニターにしました(+_+)
でも、動画も再生できますので、インパクトは充分だと思います(^_^;)

液晶パネルにフレームを付けました。
フレームを追加.jpg
液晶が鉄枠のままではカッコ悪いので、フレームを付けてシブくしました(^_^*)
A 0.3ミリのプラ板を箱組みして、スッポリ入るボックスを作りました。
  液晶画面もうっかりキズを付けてしまわない様に、透明プラ板を挟んでいます。

フレームはつや消しブラックで塗装しましたが、むき出しのままよりカッコ良くなってくれたと思います(^^♪

2階の建物を製作しました。
2階の製作.jpg
やはりプラ板での箱組みで製作しています(^_^;)
パネルを挟み込む形で形状を出しました。
A 液晶のフィルムケーブルやアース線を通すための穴を開口しています。
B SDカードスロットのための穴も開口して置きました。
  交換できないのは困りますので(^_^;)
C 今回も建物は自分流にデザインしたものです。
  建築資材を流用して、複雑な面取りの立体を楽に仕上げています(^_^*)
このままでは建物として寂しいので、更にディテールを加えて行きました。
ディテール追加.jpg
A モニターの横に、メカ類を追加しました。
  劇中の壁にもメカは張り付いていますので真似っ子です(^_^*)
  よく見ると直線と四角の組み合わせのデザインが多いので、ジャンクパーツからそれらしい
  ディテールを選んででっち上げました(^^)/
B 屋根の裏には、同じ形の四角をズラリと並べたいので、100均の洗濯ばさみをカットして
  並べてみました。

塗装して仕上がった2階部分です。
2階の塗装.jpg
こちらもブラックから立ち上げ、エアクラフトグレーで下地を作って、エナメルのシーブルー+ブラックでフィルタリング。最後にコゲ茶を差した仕上がりです(^^♪
建物全てがこの色調になりましたので、統一感は出ましたが単調になったかも知れません。
でも、劇中でも建物の色が判別できない感じなので、ダークに統一した仕上げは正解なのかも(^_^*)
モニターの裏側にスピーカーの穴を開けました。
この位置の方が映像から音が聞こえて自然だと思います(^_^;)

基盤を収めて、パネル取り付けのアングルを作りました。
基盤を固定.jpg
A パネルは、せっかく薄い液晶なので壁から浮かせて取り付けたいと思います。
  0.75ミリのエバグリ角棒でトラス構造のフレームを作りました。
  どうせほとんど見えないので、伸ばしランナーでスジカイを追加しています(^_^;)
  軽い素材で作ると思いますので、塗装はアルミに仕上げています。
B 起動した時にスイッチでモードを切り替える必要があるので、幾つかのスイッチを引き出し
  ています。
  GNDに落ちるとスイッチングされる構造みたいです。
C ボリュームも調整したくなると思いましたので、リード線で引き伸ばしました。
長時間動作させると基盤が結構発熱します(-_-;)
問題になる程ではありませんが、対策は取っておいた方が良いのかな(;一_一)

パネルを取り付けた様子です。
液晶の取り付け.jpg
液晶の下にフィルムケーブルが見えてしまうので、これまたジャンクパーツで隠しました(^_^*)
トラスフレームで浮かせたので、真横から見るとバレバレなのですが、レイアウトはイメージ通りに出来ました(^^)/
動画も再生させてみましたが、こんなに小さな画面で見ると不思議な感じです(^_^*)

ベースに置いてみたイメージです。
建物全景.jpg
建物全体を同じ色調、同じデザインで統一したので、違和感無くまとまったと自分では思っています(^_^*)
やっとベースの全体像が見えてきました。
もうあまり時間が無いので、かなり焦っています。

最後に、スピナーを置いてみた画像です。
スピナーを置いてみた.jpg
ベースとしては小さ過ぎたかも知れません(-_-;)
でも、これ以上大きくしていたら、今月中の完成は無理だったでしょうねー(^_^*)
アレコレ盛り込み過ぎたのが悪いのですが、スピナー本体に時間を取られ過ぎたのが要因ですな(;一_一)

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完成しました(^^)/ [フジミ SPINNER 製作記]

電源や支柱を製作して、ベースが完成しました(^^♪

各種の電飾を操作する、コントロールパネルを製作しました。
コントロールパネル.jpg
ほとんどの電子機器が右上の部屋に集中するので、コントロールパネルはそこに取り付けています(^^♪
A メインスイッチです。
  贅沢にも、LEDパイロットランプ付きのスイッチを採用しました(^_^*)
B スピナーの電源スイッチです。
  走行モードにするには、支柱から取り外す必要がありますが、無用のトラブルを回避する
  意味で、12Vの電源を切るスイッチを付けました。
C 液晶モニターのスイッチです。
  SDカードの交換などの際、一度電源を切る必要があるので追加しました。
D 液晶モニターは、電源を入れても自動で再生はしてくれません。
  スイッチの操作が必要なので、自動的にPICにやらせようと思っています。
  一連の操作が完了するまで、点滅させるLEDを設置してみました。
E ボリュームです。
  一応、音声も出ますので、ボリュームの操作も可能にしています。

これらのスイッチは、裏側につけてしまうと操作がやりにくいので、一目で状態がわかるこの位置に設置しました(^^♪
とても目立つ位置になったので、ちゃんとレタリングしてカッコ良く仕上げています(^_^*)

ベースの道路は、濡れた状態にしてみました。
濡れた道路.jpg
劇中では、一年中酸性雨が降る未来として描写されています(^_^;)イヤな未来だなー
路面はいつも濡れていると思いますので、クリアーを吹いてみました。
暗い色調にして、更に光沢を持たせたので、スピナー下面のパトランプも、良く反射してくれると期待しています(^^♪
ヘンな柱はポリ製でしたので、接着剤が効きません。
ベースに角棒を接着して、動かないように押さえてみました。
こんなでも、柱の上はABS樹脂なので接着可能ですし、2階の荷重も掛かるのでしっかり固定出来ています(^_^;)

ベースのそで部分を塗装しました。
ネービーブルー.jpg
側面や裏面、手前部分をネービーブルーで塗装しました(^^♪
いつもブラックばかりですので、今回は建物の色調に合わせた色で統一感を出しています。
手前の面だけは目立ちますので、60番の布ヤスリを水平に使って、細かいキズを無数に付けるヘアライン仕上げにしています(^^)/

液晶モニターですが、電源を入れても自動的に動画を再生してくれるワケではありません(+_+)
スライド写真モードやFMラジオモード、アラームなど、機能がたくさんあるので、カーソルキーと決定キーを操作してやっと動画が再生されます。
SDカードの交換など、電源を入れる度に操作するのは面倒なので、PICに自動的に操作してもらう事にしました。
液晶モード変更回路図.jpg
操作するスイッチは、左方向キー、右方向キー、決定キーの3つで済みそうです(^^♪
状態を表示するLEDを付けても4ピンあれば間に合うので、8ピンの12F675を使いました。
操作キーはマイナスに落とす事でスイッチングされますが、電圧がちょっと違っていたのでトランジスタでスイッチングする回路を組みました。
スイッチはリード線で引き出してありましたので、トランジスタに直結です(^_^*)
自動再生PIC.jpg
液晶モニターに電源が入ると、そこから電源を取っているPICもプログラムスタートとなります(^^♪
・LEDを点滅させる状態にする。
・10秒待ってオープニング画面が消えるのを待つ。
・右カーソルを2回押して動画再生モードを選択。
・決定キーを押して、動画メニューを表示。
・決定キーを押して再生スタート。
・5秒待って再生が始まったら、左カーソルを押して全画面表示モードを選択。
・決定キーを押して最大化表示。
・LEDは点灯したままにして、自分自身は永久ループに入る。
これでわずらわしい操作を自動的にやってくれる様になり、気軽にSDカードの交換が出来ます(^^♪

電源ですが、このモニターは5V1AのACアダプタで使用するみたいです。
実際には、内部のスイッチング電源回路で3.7V程度にコンバートしているみたいですが、回路を解析している時間が無いので、電源としては素直に5Vを用意してあげるのが良さそうです(^_^;)
スイッチング電源.jpg
秋月電子さんから、4~21V可変型 3Aスイッチング電源キットを購入しました(^^♪
巨大なコンデンサが付いていますが、5Vで使うにはオーバースペックです(^_^;)
でも、さすがは3A出力、液晶モニターを動かしてもほとんど発熱がありません。
模型の内部に密閉してしまうので、発熱は大変困りますから、わざわざ取り寄せて正解でした(^^♪
ついでにモード自動変更PICや、ネオン点滅PICへも、この電源から供給してあげました。

2階の内部には、たくさんの電子機器が詰め込まれました。
空冷ファン.jpg
余裕を持って製作した2階の内部空間でしたが、色々と詰め込んでしまい、窮屈になってしまいました(+_+)
狭い上に、液晶モニターの画像処理チップから発熱がありますし、スイッチング電源だって全く発熱しないワケではありません。
A 安心のため、小さな排気ファンを取り付けました(150円のだけど)。
  風切り音がうるさくなってしまいますが、これで強制排気させる事で発熱はほぼゼロまで
  抑えられます(^^♪
  もうほとんどパソコンの内部みたいになっていますが、これで38℃の猛暑日でも安心して
  展示する事が出来ます(^^)/
B 裏フタはプラ板ですけど、しっかり閉まってくれないとエアーフローが上手く行かなくなるの
  で磁石を使ってしっかり閉まる様にしました。

裏フタには吸気と排気のスリットを付けています。
給排気口.jpg
ジャンクパーツから、戦車のグリル部分を切り取ってメッシュ部分を作りました(^_^*)
内部で一番効率よく空気が流れてくれる位置に取り付けています。
ちょっと風切り音がうるさくなってしまいましたが、展示会では人のざわめきが意外に大きいので、何とか誤魔化せるレベルだと思います(^_^;)
何より、発熱の心配をしなくても良いメリットは大きいです(^^♪

最後に、ベースを補強して、支柱を取り付けました。
補強と支柱.jpg
ベースの裏は2ミリのプラ板1枚ですので、強度が心配です(+_+)
地面と接地する高さの板を立横に配置して、出来るだけ補強をしました。
支柱ですが、当初は建物の間から金属の棒を出し、横から支えて浮いている感じにディスプレィしようと考えていました(^_^*)
でも、スピナーは、9V電池を内蔵させたり、内部にもギッシリ詰め込んでしまったため、かなり重量のある作品になってしまいました。
支柱を金属で作れば重さには耐えられるものが出来ますが、それを固定するベース自体がプラ板なので、そちらが耐えられない事が考えられます。
完成直後は良いのですが、段々と重さで変形してしまうかも知れません。
初めから金属を使う想定でベースを設計しておけばよかったのですが、今となっては後の祭りです(+_+)
カッコ悪いのですが、ここはリスクを負うよりも素直に下から棒で支える方法としました(-_-;)

支柱はアルミパイプにDCジャックを取り付け、ベースにもDCジャック用のコネクタを取り付けて、そこに差す方法で固定します。
DCジャックのネジはM8の細切りネジだったので、このためにわざわざタップを買いました(+_+)←とんだ散財である
支柱そのものを取り外す事が出来るので、地面にスピナーを置いて、走行モードも再現できるベースとなりました。

さて、これでやっとフジミスピナーが完成となりました(^^)/
うれしかったので、いくつか完成写真を撮影してみました。
1280ピクセルで掲載しておりますので、是非お楽しみ下さいね(^^♪
完成画像 5.jpg
完成画像 8.jpg
完成画像 15.jpg
完成画像 17.jpg
完成画像は、ぐんもさんの展示会が終わった後で、ちゃんと撮り直したいと思っています(^_^;)
とりあえず完成が間に合ったので、でめたしでめたし(^_^*)

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すんごいフィギュア [フジミ SPINNER 製作記]

すんごいフィギュアをご紹介します(^^♪

先日、とある会合でお会いした、マキノさん製作のすんごいフィギュアをご紹介します(^^)/
氏は元々絵描きさんですが、立体物の造形も素晴らしい方です。
お会いするのは初めてでは無く、実は「サツキとメイの家」も、氏の作品を見て感化されて製作していたりします(^_^*)
ボクは勝手に、彼こそ本物のアーティストだと思っています(^_^*)
そんな氏の作品、デッカードです。
デッカード1.jpg
もう、コレ。ワンフェスで売ったら即完売じゃね?って位の仕上がりですよね(^_^;)
恐れ多くて感想なんて書けませんので、画像をじっくりご覧下さい(^^♪
ガフも製作されています。
ガフ.jpg
ちょっと気泡がありますが、パーティングラインも含めて、あえて全く修正を加えずに掲載しています。
2体とも、前後にしか合わせ目が無いので、一体どうやって複製したのか謎であります(^_^*)
後姿もバッチリです。
二人で.jpg
こんなに素晴らしいフィギュアを、なんと2体も頂いてしまいました(^^)/
サフ状態ですが、DORO☆OFF展示会にも持参したいと思っています。
会場で実物をじっくりとご覧下さいね(^^♪←自分の作品じゃないけど

氏のブログでは、他に製作したブレラン関係のフィギュアを公開されておりますので、是非ご覧下さい。

マキノモケイ -makino models-
http://nbagi.blog94.fc2.com/blog-category-14.html

すみません。スピナーの完成画像は、もうちょっとお待ち下さいm(__)m

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SPINNER 完成画像 スピナー編 [フジミ SPINNER 製作記]

フジミ スピナーの完成画像です(^^♪

思いっきり電飾がしてみたくて手を付けたフジミさんのSPINNERですが、あまり詳しく無いためにプロップとの違いはそんなに気に掛けていませんでした。
しかし、製作してみると、プロップとはあまりに違うディテールに驚きです(^_^*)
特に内装は、車として機能しない状態になっており、製作時間のほとんどを改修作業に持って行かれました(-_-;)
そんなスピナーですけど、今までプラモデルとして入手出来なかったため、完成品を改造して自作するしか無かった事を考えれば、フジミさんには感謝です(^^♪
多少の手間は掛かりましたが、おかげで思いっきり電飾を楽しむ事が出来ました。
今回はPICマイコンの導入、新しい電飾方法、広告パネルの再現など、初めて挑戦する工作がたくさんありました。
初めてなので色々と反省点もありましたが、自分のスキルアップに大きな一歩を踏み出せたと思っています(^^♪
完成画像は、とてもひとつの記事では紹介し切れないボリュームになりそうなので、本体編とベース編に分けて掲載したいと思います。
画像は1280ピクセル、ある程度の補正を加えています。
動画も交えてご紹介しておりますので、お楽しみ頂ければ幸いですm(__)m

マズは本体の全体像です。
本体 2.jpg
完成してみると、劇中のイメージよりも車高が低く、平べったい印象です(^_^*)
画像は走行モードですが、前輪のタイヤカバーが上に開いた状態となります。
カバーのすぐうしろのラインが揃っていなかったり、球体のディテールが違っている部分も修正しています(^_^;)
ボディーカラーは、自分のイメージよりも明るく仕上がってしまいました(-_-;)
もし、もう一度製作する機会があれば、もう少し青を強く仕上げたいですねぇ(+_+)

後ろから見たの図
本体 5.jpg
今回やりたかった工作に、ドアのガルウィング化がありました(^_^*)
劇中の電動でウィーンと開く様子がカッコ良かったので(^^♪
ドアの内張りを自作して電飾も仕込み、開いた状態を保持できる様に磁石を仕込んであります。
ヒップはボリュームが足りないと感じたので、プラ板でカサ上げしてグラマーにしました(^_^*)
ボディーはクリアー研ぎ出しでピカピカにしましたが、あまりヌラヌラしているのもおかしいので程々に仕上げています。

デカールはキットのものは使いませんでした。
本体 8.jpg
デカールは、まっきーさんから購入した、こだわりの一品を使用しています。
色々なタイプのスピナーに対応できる優れモノで、キットに付属のデカールとは段違いのクォリティに仕上げられます(^^)/
ちょっと貼り位置を間違えてしまったところがあるのですが、見なかった事にして下さい(^_^*)

フィギュアも用意しました。
本体 内装 4.jpg
やはりスピナーには、デッカードとガフが乗っていないと気分が盛り上がりません(^_^*)
manaさんから購入した、二人のフィギュアを乗せてみました。
そのままでは乗らないので、一度バラバラにしてしからシートに合わせて組みなおし、パテで修正を加えています(^_^;)
余ったパテで、ガフの帽子も作ってルーフのスキマに置いてあります。
デッカードには、うどんと箸を持たせて、劇中の拉致された様子を再現してみました(^^)/
それから、フィギュアは、今回初めてアクリルガッシュで塗装してみました。
一般のプラモデル用の塗料よりも表現の幅が広く、絵を描いている感覚になります。
生物や草木などの有機物の塗装にはピッタリな表現が出来る塗料ですね(^^♪
まだヘタクソですけど、これからフィギュアの塗装は、アクリルガッシュでキマリって感じ(^_^*)

コンソールは大改造となりました。
本体 内装 2.jpg
ガルウィングに改造した事で、内装もキッチリ仕上げなくてはならなくなりました(+_+)
足が入る空間を作り、足元のガラス部分がちゃんと機能するように改修しています。
ガルウィングの内張りと内装のスリ合わせもありますので、色々な部分のツジツマを合わせながらの製作となりました(+_+)
バックパネルも、キットのものは使わず、プラ板で自作したものに置き換えています。

パトランプは、ほとんどスクラッチに近いです。
パトランプ.jpg
キットのステーでは実物と全く違っていますし、今回は電飾を加えたいため、配線をいかに目立たなく通すかがカギとなっています(^_^;)
ルーフ部分だけで14個のパトランプが点滅しますので、ステーそのものを配線材料に使ったり、裏側の目立たないところを通したりして、配線が極力見えないための工夫をしています。
パトランプ自体はキットのクリアーパーツですが、内部にチップLEDを仕込んでいるので、かなりの難所となりました(-_-;)

タイヤはゴム製のものに置き換えています。
ゴムタイヤ.jpg
キットではプラ製のタイヤになっていて、トレッドパターンすら入っていませんでした(+_+)
初めは溝を彫って誤魔化していましたが、アオシマさんのインターセプターのタイヤはピッタリ合うという情報を頂き、取り寄せ品に置き換えています。
ホイールは自作する必要がありますが、やはり車のタイヤはゴム製の方が断然似合いますね(^_^;)
これだけでも、足元がキュッと引き締まって、かなり良い雰囲気になりました(^^♪

パトランプの電飾には、PICマイコンを導入しました。
マイコン搭載.jpg
上のルーフ部分にあるパトランプが14個、下にも10個のパトランプがあるので、24個のLEDを点滅させなくてはなりません。
しかも、全ての点滅周期を違うものにして、タイミングをズラす必要もあります。
更に、パトランプらしさを表現するためには、普通に点滅しているだけでは無く、ホワッと光ってスッと消える動作も欲しいところです。
こうなると、一般に入手できるアナログのデバイスでは不可能となります(-_-;)
そこで、今回はPICマイコンを導入しました(^^♪
これはプログラムでデジタル出力を制御できるワンチップマイコンで、どんな点滅でもプラグラミングで再現可能となります(^^)/
そんな便利なPICですが、それなりの知識と経験が必要になりますので、予備知識の無い方が手を出すと痛い目に合います(>_<)
いつもは応用できる回路をご紹介していますが、今回ばかりは特殊とも言えるPICを使用せざるを得ませんでした。
PICは上と下用に16F88を2個使用しています。
9V電池を内蔵させる事で、スピナー単体でも光のダンスを楽しめる仕様にしました(^^)/

電飾点灯の様子です。
本体 電飾 パトランプ.jpg
スピナーは、とにかく光る部分がたくさんあるので、電飾を楽しむにはもってこいの車です(^_^;)
パトランプ以外も、ざっと書き出しますと、タイヤカバー、ヘッドライト、内装の各種スイッチ、バックパネル、ヘッド部分、後部スラスター、そしてサイドのバーが点灯します。
特にサイドバーは、キットではクリアー化されていませんでしたので、切り取って透明塩ビ板で自作したものに置き換えています。
面での発光になるので、ちょっとひと工夫していますが、詳しくは本文の製作記を参照して下さいね(^^♪

パトランプ発光の様子は、動画でお伝えするのが一番だと思いますので、簡単ではありますがYoutubeに動画をアップしました(^^)/

※音声はありません

以前にも本体が完成した時に動画をアップしていますので、こちらも貼り付けて置きますね(^_^*)

※こちらには音声があります。

内装にもたくさん光る部分があります。
本体 電飾 内装.jpg
スイッチがたくさんあって、それらが色とりどりに光ります(^_^*)
透明プラ板の上に、スイッチの形に切った透明ブラ板を重ね、塗装してから突起部分の塗装を落とすという工程で光る部分を作っています。
本体 電飾 内装 3.jpg
ドアにあるスイッチは箱組みによる照明ですが、頭上のモニターアームやメーターパネル付け根のオレンジの階層、中央モニターの中心など、透明プラ板を活用して、小さな中にたくさんの光点を作り出しました(^^♪
モニター画面も、内部に仕込んだLEDによって妖しい光を放ちます(^_^;)

バックパネルにも、たくさんの光点があります。
本体 電飾 内装 8.jpg
スイッチも多少ありますが、点線の様に繋がった光点がたくさんありますので、こちらはファイバーを使って電飾しています。
この光を受けて、頭上の小さなモニターも光を反射する仕組みにしました(^^♪

後ろから見た様子です。
本体 電飾 後ろから.jpg
後部のスラスターも発光しますが、LEDの消費電力を抑えるために本数を減らし、2本のLEDで5つの光点を作っています。
トップのアイロン型の部分は、キットではクリアー化されていませんので、自作した発光可能なパーツに置き換えています(^^)/

やや上から見た全体像です。
本体 電飾 上から.jpg
たくさんの電飾が光っていますので、見ていて楽しい作品に仕上がったと思います(^^♪
LEDがキラキラと点滅しているだけでも楽しいのですが、欲張りなどろぼうひげは、ヘッドライトにセンサー機能を付けました。
明るいところでは消えていますが、暗くなると自動でヘッドライトが点灯します(^^)/
実際の動作の様子は、これまた動画でお伝えした方がわかり易いと思いますので、こちらもYoutubeにアップしてみました。

※音声はありません
こちらはとても短い動画ですけど、実際動作してる様子がおわかり頂けると思います(^^♪
てをかざすとパッと点灯するので、自分がジェダイになったような気分を味わえます(^_^*)
展示会で見かけたら、是非遊んでみて下さいね(^^)/

と、言うワケで、スピナー本体だけでかなりのボリュームになってしまいました。
次回はベースも含めた完成画像をご紹介したいと思います(^^)/

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SPINNER 完成画像 ベース編 [フジミ SPINNER 製作記]

フジミ スピナーの完成画像、ベース編です(^^♪

ブレードランナーの世界は、酸性雨が降る暗く重い街並みが描写されています。
立ち並ぶ高層ビルも、国籍不明なデザインが多くて、時代も建築形式もごちゃ混ぜですね(^_^;)
そんな風景を再現してみようと、プラ板工作で背景を製作してみました。
ベース 全体.jpg
グリーンとブルーを基調とした、形式も時代もよくわからない街並みを製作してみました(^_^;)
劇中のこの建物を再現しよういうワケではなく、雰囲気だけを元に自分でデザインした建物となっています。
今回は時間が無かったので、ベースをコンパクトにする事で工数を減らしていますが、出来ればもう少し大きくしてもっと建物を増やしたかったです(-_-;)

建物は、大きく4つのブロックに分けてあります。
一つは電気屋さんを作りました。
電気屋さん.jpg
デッカードがうどん屋の順番待ちをしていた電気屋さんの軒先です(^^♪
ショーウィンドウの中に、たくさんのテレビが並んでいる様子を再現してみました。

その隣は、映画館の入り口にしました。
映画館.jpg
劇中で度々登場する、ねじれが入った柱を作ってみたくて、無理やり映画館を作りました(^_^*)

電気屋さんの2階は、アパートにしました。
アパート.jpg
大きな窓と柱が印象的なデザインにする事で、ここでも建築形式を不明なものにしています(^_^*)

その隣の2階部分には、大きな広告パネルを設置しました。
広告パネル.jpg
こちらには、実際にデジタルフォトフレームを分解した液晶パネルを取り付けています(^^♪
古臭いデザインにメカが張り付いた、劇中の建物を表現しています。

道路は、イメージ優先で製作しました。
石畳の道路.jpg
自動車模型の場合、コンクリートよりも石畳の道路が良く似合います(^_^*)
劇中では平らな路面なのですが、あえて石のブロックを敷き詰めた道路を製作してみました。
石は、ヘコミを付けたり角を削ったりしたボール紙を使用しています(^_^;)
暗い色調に塗装しましたが、クリアーでコートする事で、濡れた路面を表現してみました。

広告パネルはデジタルフォトフレームを分解したものですが、その制御基盤や自作した回路などは、映画館の2階に集中させています。
電子機器.jpg
発熱を極力抑えるため、巨大な電源、強制空冷ファンを装備して、長時間の展示にも余裕で耐えられる仕様としました(^^♪
自作した回路も納め、あらゆる制御機器がここに集中しています。
操作パネルも、この上に製作しました。
コントロールパネル.jpg
電源スイッチや液晶パネルのコントロールなど、必要最低限のスイッチ類をまとめてあります(^^♪
今回は電子装置が満載となった作品なので、コントロールパネルもしっかりと製作しました。

スピナーを置いてみた作品全体の様子です。
スピナーを置いた状態.jpg
ベースの建物もあちこちにギミックを盛り込んでおり、とても煌びやかなベースとなりました(^_^*)
劇中の雰囲気を再現しつつ、電子的なギミックを盛り込もうとしているので、バランスの調整が難しかったです。
電飾ばかりに目が行ってしまうと、造形がおろそかになってしまいがちですので、電飾が点灯していなくてもベースとして成り立ってくれる造形を一応は目指しています(^^)/

マキノさんのガフと一緒に記念撮影の図。
マキノさんのフィギュアと.jpg
エンディングでこんな風景があったような?(^_^*)
雨が降っていればなお良かったですね。

ここからひとつひとつのギミックを詳しく紹介させて頂きます(^^)/
まずは電気屋さんのネオンサイン。
ネオンサイン.jpg
透明プラ板の断面にLEDの光を当てると、プラ板の中を光が直進し、キズを付けた部分だけ屈折率の違いで発光する現象を利用しています(^^♪
赤・緑・青の専用の透明プラ板を3枚重ねてありますが、意外と他の色に干渉する事も無く、綺麗に発光してくれました。
透明プラ板は、奥の丸いネオンに3枚、手前のネオンに3枚、ガラス窓に1枚と、合計7枚の透明プラ板を重ねた事になります。
そのため、透明度が落ちてしまい、奥に並んでいるテレビが良く見えない状態になってしまいました(+_+)
これは次回の反省点となりましたが、このギミックは他にも応用できそうなので、是非みなさんも試してみて下さい(^^)/
また、手前のネオンは、PICマイコンでレトロな点滅を加えています。
実際の様子を動画にしてみましたので、是非お楽しみ下さい(^^♪

※音声はありません

電気屋さんの2階には、プリスを置いてみました。
プリスの部屋.jpg
劇中で目の周りを黒くエアブラシしたプリスを製作してみました(^_^*)
壊れた人形と戯れている様子にしています。
部屋の内部もガラクタを適当に配置して、電球色の照明も点けました(^_^;)
プリスは美少女フィギュアを改造して製作したので、あんまり似ていませんけど、無理やり劇中の登場人物を置いてみました(^_^*)

映画館の2階には、広告パネルに動画が流れています。
動画を再生.jpg
劇中でも巨大な広告パネルに、芸者さんが写っています(^^♪
今回の製作で、液晶パネルを本当に設置して、動画を再生させる工作をやってみました。
3.5インチしか無いので画像は小さいのですが、雰囲気は充分に盛り上げてくれると思います(^^♪
ただ、このモニターは多機能で、動画を再生するには幾つかのスイッチ操作が必要です。
電源を入れたり、SDカードの交換の度に操作するのは面倒なので、ここもPICマイコンで自動的に動画再生モードにするようにしました(^^)/
実際に操作されている様子も動画にしてみましたので、是非ご覧下さい(^^♪

※音声はありません

スピナーは空を飛ぶ未来の車なので、ベースに支柱を立て、浮いた状態でもディスプレイできる様にしました。
完成 全体 5.jpg
本当は横から支えて、宙に浮いている感じにしたかったのですが、スピナー本体に色々と盛り込み過ぎて重量がアップしてしまい、横からでは支え切れなくなってしまいました(+_+)
ちょっとカッコ悪いのですが、アルミパイプで下から支える構造にした事で、しっかりと保持できる様にしています。

幾つかの完成画像を掲載してみます。
画像は全て1280ピクセルとなっていますので、是非大きくしてお楽しみ下さいね(^^)/
完成 アップ 2.jpg
完成 下から2.jpg
完成 アップ 8.jpg
完成 全体 3.jpg
完成 上から 2.jpg
完成 全体 7.jpg

最後に、ベースも含めた完成動画を作成しました(^^)/
色々なギミックが実際に動作している様子をお伝えできると思います。

※音声があります

これから色々な展示会でご披露すると思いますが、現物を見れない方も多くいらっしゃると思いますので、この動画でお楽しみ頂きたいと思います(^^♪

ボクはブレードランナーは好きな映画ではありますが、それ程詳しくは無いため、スピナーについてもほとんど無知な状態でした(^_^*)
どこを改修すれば良いのかもわからずに製作していましたが、自分でも気になった部分は手を入れたつもりです。
電飾がしたくて製作したスピナーでしたが、今回は新しい試みにたくさん挑戦した作品でもありました。
上手く行かない時もありましたが、ひとつひとつの問題を解決して、ついに完成までたどり着けたのは、大きな喜びです(^^)/
これからも、現状に満足せずに、色々な事に挑戦していく気持ちを持ち続けたいと思いました(^^♪

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祝!キット化ヽ(^。^)ノ [フジミ SPINNER 製作記]

このブログでもご紹介した、牧野卓さん原型のフィギュアがキット化されました(^^)/
祝キット化.jpg
4体セットで14800円!
これだけの造形でこの値段は安いと思います(^^♪
DORO☆OFF展示会でも実物を展示させて頂いたので、目にした方も多かったのでは?
詳しい購入方法は、まっきーさんのブログ
「まっきーのブレランとかをボチボチ」にて
http://macky2019.exblog.jp/

すでに申し込みも多数ある様子ですので、このチャンスをお見逃し無く(^^)/

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Scale World Vol.2 [フジミ SPINNER 製作記]

以前製作したフジミのスピナーを、Scale World Vol.2 に掲載して頂きました(^^)/
scaleworld表紙.jpg
スピナーは作例として製作したものではありませんでしたが、DORO☆OFF展示会で仲田師匠(オリオンモデルズの店長さんです)が気に入って下さり、掲載して頂く事になりました(^^♪
Scale World誌は、ジャンルに拘らず楽しい模型を集めた面白い模型誌です。
DVDが付いているのが特徴で、スピナーの様な動画じゃないと実物の様子が伝わりにくい作例にはピッタリです(^_^*)
小さいけど、今回初めて作品を表紙に掲載して頂きました(^^)/わーい

写真のクォリティも高くて、見られたく無い手抜きの部分まで掲載されています(^_^;)
scaleworld 内容.jpg
※画像にはモザイク処理をさせていただきました。

DVD付きなので1,980円とちょっと高価ですが、是非買って頂きたいと思います(^^)/
ボクの住んでいる超ド級のイナカでも、普通に本屋さんにありましたが、もしお近くの本屋さんに無い場合はamazonさんが送料無料で便利です(^^♪
amazonさんの商品ページへGO
高橋清二さんのデッカードセダンの作例や、王少華さんの警視庁スピナーの作例も掲載されております(^^)/
売り切れる前に、是非ご覧下さいね!
よろしくお願いしまーす(^^♪

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デッカード・フェイス [フジミ SPINNER 製作記]

デッカードの頭部を置き換えました。

フジミのスピナーが完成してからだいぶ経つのですが、デッカードの頭部を交換しました(^^♪
いつもお世話になっている、地元の模型クラブ「ぐんも」には、ねここねこさんというプロの原型師さんがおります。
ポリススピナーをお見せした際、デッカードの顔を作って頂きたいとお願いしましたところ、お忙しい中製作して下さいました(^^)/
デッカード原型.jpg
約1/22という小さい頭なのに、素晴らしい造形です(^^♪
ハリソン・フォードって、特に特徴の無い顔なので、作るのは相当難しいと思うのですが、さすがプロですね(^_^;)
もう誰が見てもデッカードだと思います(^^)/
ねここねこさん、最高の造形をありがとうございますm(__)m

早速、スピナーに乗っているデッカードの頭と置き換えたいところですが、原型をそのまま使うのはリスクが大き過ぎるので、複製する事にしました。
まずはシリコンで型取りです(^^♪
シリコン型取り.jpg
A 割り箸に挟んで、更にテープで固定しました。
  シリコンに沈めても、顔の向きがわかるようにマーキングしています。
B 容器には紙コップを使いました。
  顔はあごの部分に気泡が出来るかもしれないので、ちょっと上を向いた姿勢で固定して
  います。
  シリコンは気泡が出来ない様に、原型に綿棒を使って塗り込んでから沈めます。
C 硬化後、紙コップを引き裂いて取り出します。
  レジンを流す時には、新しい紙コップを使えば、シリコンがピッタリ密着しますのでバリが
  ほとんど出ません。
  もしこぼれても紙コップの中ですし(^^♪
D シリコン型を、正面のマークを目印にデザインナイフで分割しました。
  ちょうど耳の辺りに断面が来るようにしています。
  頭の先からコップの底を通って表面に続く、レジンを流す道をカットして型の完成です。

この紙コップを使う方法は、こちらのサイトさまを参考にさせて頂きました。
http://www113.sakura.ne.jp/~kotatsuga/mokei/fukuseis/
他にも沢山のテクが詳しく説明されていますので、とても勉強になります(^^)/

シリコンはどうせ100g単位で使うので、今回の様な頭部だけの複製には紙コップサイズで充分です。
シリコン型を紙コップにハメて使うので、型がズレる事が無く密着しますから、合わせ目からのレジンの漏れがほとんどありません。
素晴らしいアイディアですね(^^♪
早速、レジンを流して複製してみました。
レジンで複製.jpg
持ち手になっている棒の部分で出来た穴からでは、レジンに気泡が入ってしまうので、別に湯口を付けました。
多少レジンを無駄使いしますが、気泡が出来ちゃうよりマシです(^_^*)
シリコン型はバッチリ原型を再現してくれていますし、レジンも綺麗に流れてくれたようです(^^)/
あ、もちろんシリコンバリアーは塗っていますよ(^_^*)

とても少ない量でバンバン複製出来るので、調子コイて8個複製しました。
8個複製.jpg
手前からデッカード、ハン・ソロ、インディ、ルーカス大佐…と続きます(^_^*)
この中から、良く出来たものを選んで使おうと思ったのですが、どれも良く出来ていて困りました(^_^*)

成型して塗装します(^^♪
アクリルガッシュ.jpg
頭頂に湯口のゲートが付いていますので、カットして成型します。
首も身体にあわせてカットして、合いを調整しました。
クレンザーでシリコンバリアーを落として、アクリルガッシュで塗装しています(^^)/
思い起こせば、元のデッカードは初めてアクリルガッシュで塗装したものでした。
あれから何度か使ってきたので、少しは上達したような気がします(^_^*)
まだまだ上手な方達にはかないませんけど、自分の中では充分な仕上がりです(^^♪

身体に取り付けて、スピナーに座らせてみました(^^♪
取り付けてみた.jpg
何だか一気にリアルになったような気がします(^^)/
塗装はヘタクソですけど、原型が良いので存在感が出ましたね(^_^*)
ガラスごし.jpg
こんなに素晴らしい原型を作ってくれたねここねこさんに大感謝です(^^)/
静岡ホビーショーでも、安心してたくさんの方に見てもらえそうです。

えー、予めお断りして置きますが、これはボクが作ったものではありませんので、今回複製したデッカード・ヘッドを販売する予定はありません(^_^;)

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